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「100年の技術の結晶をその腕に ”ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアスアワー” W1556224」2019年2月5日

2019-02-05 11:00

(※本文中のリンクは、サイトリニューアルのためリンク切れになっていることがございます。予めご了承ください。)

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
寒い日が続きますね。みなさま、風邪などひかれてないですか?
インフルエンザも流行っていますので、予防なさって下さいね。

さて、本日はカルティエからとても不思議で神秘的な腕時計、”ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアスアワー” W1556224のご紹介です。


カルティエは1912年、最初のミステリークロックとしてまるで針が宙に浮いているかのような先駆的な置時計を製作しました。(下写真左 CHPより引用)
創始者であるルイ・カルティエは、時計職人のモーリス・クーエと一緒に、同じ時計師で手品師でもあるジャン・ウジェーヌ・ローベル=ウーダンという人物の作品に着想を得て、ミステリークロックという歴史的作品を生み出しました。

この人物は近代奇術の父という異名を持ち、40歳の時に時計師から手品師へ転身、その手先の器用さから独特のオリジナルマジックを次々と考案した当時絶大な人気を誇る有名マジシャンでした。
また、当時黒魔術的な暗いイメージを持たれていた手品は、彼の革命的な演出で世間の見る目が変わり、現代のマジシャンのスタイルを確立した程で、我々の「マジシャンといえば燕尾服にシルクハット」というイメージがそれです。


同グループのヴァン・クリーフ・アーペルもウーダン氏の作品にインスパイアされたミステリークロックを製作しており、1928年の大きなくまがクロックを抱えている作品がとりわけ有名です。(上写真右 VHPより引用)

最初のミステリークロック誕生から100年経った今、ゾウや馬、幸運の神様であるビリケン像を採用した作品など多くのバリエーションが存在します。これらの置時計は著名なカルティエの上顧客達の特別オーダーによって製作されたもので、SIHHなどの特別展示でしかお目にかかれない大変稀少な歴史的作品なのです。


2013年に発表された、今回ご紹介するロトンドケースに入ったミステリアスアワー。(”ロトンド”については、昨年の私のブログ「世界限定200本 ” ロトンド ドゥ カルティエ パワーリザーブ ”」で詳しくお話しておりますので、是非合わせてお読みくださいね。)

このモデルは前述の大きなミステリークロックの複雑な機構をそのまま、カルティエの有能な技術陣たちがなんと、小さくて薄い「腕時計」で再現するという偉業を成し遂げた奇跡のタイムピースです。


裏から覗くムーブメントは三日月状に輪列が配置されており、極めて透明なサファイアクリスタルが半分以上を占めています。全く同じ厚みで同じ直径の二枚のサファイアクリスタル用意し、一枚一枚に長短針を乗せて真ん中で留めて寸分違わず重ね合わせる。口で言うのは簡単ですが、この巧妙で繊細なモジュールを製作するのにどれだけの根気と時間を要するのか計り知れません。

そして通常の文字盤より強度が低いと実用性に欠けるため、この小さなガラスに500以上もの様々なテストを行い、耐久性と耐衝撃性を示しました。この見事な技術により、まるで針が宙に浮いているかのように見え、且つ実用面にも優れている。ミステリアスアワーは、100年以上培ったカルティエ社の素晴らしい技術の結晶で芸術作品なのです。


現在国内では、新品はここエバンスにしか在庫がありません。
このブログを見て気になられた方は是非、私までご連絡ください。
どの部分をどの角度から見ても飽きることのないこの美しい作品を、実際に一度実物をご覧になっていただきたいです。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

”ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアスアワー”

銀座エバンス


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