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買うならどっち!?機械式かクォーツ式か。

2020-09-15 11:00

皆様は時計を選ぶ際、どの様な点に着目し、自分自身の購入意欲を高めていきますか。それはケースデザインなのか?はたまた文字盤のカラー?ダイヤ付きかそうでないか?またはブレスレットタイプなのか革ベルトなのか?ここでは書ききれないほどの様々なポイントがありますよね。

その中でも、時計購入の検討をする上で最初のポイントとなるのは「機械式~Mechanical」にするか「クォーツ式(電池)~Quartz」にするかというポイントだと思います。

普段、我々が目にする腕時計の多くは、スマートウォッチやソーラーウォッチを除けば大半はこのどちらかとなります。皆様も購入前にどちらにするか一度は迷われた事があるのではないでしょうか。そんな誰でも迷う可能性のある問題をメリット・デメリットを踏まえて記事にしてみましたのでご一読いただければ幸いです。

機械式腕時計とは

まずは腕時計の動力源についてのお話をさせていただきます。機械式腕時計やクォーツ式腕時計と言われても、時計をあまりご存知のない方にとってはあまり馴染みのない言葉かも知れません。

まずは機械式腕時計の仕組みを簡単に説明しますと、ゼンマイを動力源として伝達輪列(歯車の集まり)を通じて針を動かすという仕組みです。ゼンマイが解ける速度はヒゲゼンマイを備えた機械式腕時計の心臓部であるテンプというパーツによって調整されます。

つまり「機械式腕時計」とはゼンマイを動力としており、子供の頃に遊んだことのあるプルバック式(チョロQなど)のミニカーがイメージしやすく、後ろに引いてタイヤを滑らせると中のゼンマイが巻かれ、それが解けることにより前に進みます。こちらの原理が同様と考えると分かりやすいのではないでしょうか。 

時計の場合は1~4番車があり、ガンギ車、アンクル、テンプ、ヒゲゼンマイというパーツで構成されていて、これらがしっかりと連動することにより動く仕組みになっています。

クォーツ式腕時計とは

クォーツ式腕時計とは電池の時計です。機械式の動力がゼンマイに対して、クォーツ式は電池を動力としています。

クォーツとは「水晶」という意味で、時計の中に小さな水晶を埋め込み、これに電流を与えることにより細かく震えます。その振動がIC(電子回路)により一秒毎の電気信号に変えられます。

その信号が針を動かす機構のステップモーターから歯車を通じて時計の針を動かしています。

時針や分針などの針を用いて表示をするものをアナログクォーツと呼び、液晶画面に数字で表示するタイプをデジタルククォーツと呼びます。

クォーツ式腕時計は時間のズレが機械式に比べると圧倒的に少なく、精度が安定しています。また、置いておいても止まらない為、実用性が高いですね。

クォーツ式は精度を高め、時間を正確に表示することを目的とした時計なのですね。

機械式のメリット・デメリット

機械式のメリットは、当たり前ですが電池交換の必要がありません。ゼンマイを巻き上げることにより針を動かすので、電池交換に行く手間が省けます。

しかし、細かなパーツの組み合わせにより構成されておりますので、数年に一度、オーバーホールというメンテナンスが必要になります。オーバーホールでは磨耗した部品を交換することにより何十年単位で愛用することが可能です。

これにより、子や孫など次世代へ受け継ぐことが出来るというメリットがあり、まさに世代を超えて愛用が出来ますね。

時計の性質上、時刻の確認という点において、クォーツ式腕時計の方が正確な時刻を表示しますので軍配が上がると思いますが、機械式では日々の使用においてしっかりとメンテナンスをして頂ければ、人生を共に過ごしていくパートナーとなると思います。

デメリットとしては、前述した定期的におこなうオーバーホール時に発生する費用がクォーツ式腕時計に比べ高額になることが挙げられます。一回のオーバーホール代としてはブランドやモデルによって異なりますが、数万円から数十万円かかり、納期も一般的には3~6週間、機構の複雑度合いにより約6ヶ月~1年位かかるものもあります。

決して安くないメンテナンス代ですが、自らの愛用している時計を綺麗にするのですから愛着がわくというものです。

クォーツ式のメリット・デメリット

クォーツ式のメリットとして先ず初めに挙げるべきは圧倒的な精度の良さです。機械式腕時計では日差で精度を表すのに対し、クォーツでは月差で表します。

機械式では日差で±数秒から数十秒ほどの差が出るのに対し、クォーツでは月差で±数秒程度というのですからこの差は歴然です。

仮に機械式で日差-10秒とした場合に一ヶ月で5分程度の遅れになりますが、これがクォーツの場合では月で数秒の誤差で収まるので高精度ですね。

そしてこの高精度を可能にしているのがクォーツ式時計に入っている水晶です。電圧を加えることにより高周波で振動します。時計は調速機構がハイビートのものほど精度が安定しやすい特徴があります。

機械式がハイビートのもので、8~10ビート/秒なのに対してクォーツはその数千倍というのですから圧倒的です。

また、クォーツ式腕時計は機械的な構造が少ない為「低コスト」「大量生産」が可能です。その為、機械式腕時計よりも低価格で手に入れることが可能であり機能も充実している物が多い為、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

デメリットとしては、時計自体の平均寿命が短い事です。電池を交換して使用していくクォーツ式腕時計ですが、内部の電子回路が寿命を迎えてしまうと中身の交換になります。

これが安価なクォーツ式の場合は時計の本体価格より交換費用(修理代)の方が高く付いてしまう為、買い換えた方が安い場合もあるのです。つまり一生物という観点から見ると、機械式に軍配が上がります。

また資産性においては上記で述べた「低価格」「大量生産」「平均寿命の短さ」の点があることから、機械式よりも低いといえるでしょう。

機械式おすすめの理由

おすすめの理由として、まずは末永く愛用が出来る事が言えます。これは、数年に一度のオーバーホールのように手間暇を惜しまないことで機械式は永く使用することが出来ます。何年何十年と大切に使用して頂くことで時計への愛着も沸くことでしょう。

人は生きていく上で時間と共に過ごしていかなければなりません。お気に入りの機械式腕時計と時を刻んでいくというのは、人生をより豊かなものにしてくれることと思います。

また、資産性という点も外せません。パーツを交換していくことにより末永く使用のできる機械式腕時計は永続性があると言えます。その為中古市場でも人気がありリセールバリューが良いのです。

現在の時計市場では代表的なブランドではロレックスやパテックフィリップ、オーデマピゲなどが高値で取り引きをされています。

こういったネームバリューのあるブランドの人気モデルを使用していれば、使っているだけで値上がりなんてことも期待できるかもしれません。

ロレックスやオメガ、タグホイヤーなど有名ブランドも安定した精度を誇り、丈夫な作りの為人気が高い理由も頷けます。

クォーツ式おすすめの理由

クォーツ式腕時計のおすすめは機械式に比べると精度が非常に良いことですね。多くのビジネスマンにとって時間管理は非常に重要なものとなります。一分一秒の戦いにはクォーツ式腕時計が良い相棒になるのではないでしょうか。

そしてとにかく便利な事もポイントです。機械式のようにリューズを巻いてゼンマイを巻き上げたり、毎日の少しのズレが気になる方は時刻合わせをしなくてすみます。

ムーブメントも薄くする事が出来るのでドレスウォッチのような薄型フォルムを選べばスーツによく合います。デザイン性の面でも高いパフォーマンスを発揮するでしょう。

まとめ

腕時計と言っても機械式からクォーツまで幅広くございます。時計選びをする上で、この二つのポイントは切っても切り離せません。

近年ではスマートウォッチの普及もあり街中で見かけることも多くなりました。様々なデザイン、機能の時計が登場してくる中でお気に入りの一本を見つける事が日々の生活の刺激になる事でしょう。

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