エバンス オンラインショップ担当の大貫です。今年は見送るのでは?と言われていたロレックスの新作が9月1日に発表されました。
発表前のロレックス公式サイトでの予告画像では、サブマリーナー・ノンデイト(Ref.114060)がモデルチェンジする雰囲気がありましたが、実際どうなったのか気になるところです。
- 1 ロレックス 2020年の新作
- 2 2020年新作のサプライズモデルは?
- 3 2020年に生産終了となるモデル
- 3.1 サブマリーナー・ノンデイト ブラック Ref. 114060
- 3.2 サブマリーナー・デイト ブラック Ref. 116610LN
- 3.3 サブマリーナー・デイト グリーン Ref. 116610LV
- 3.4 サブマリーナー・デイト コンビ ブルー Ref. 116613LB
- 3.5 サブマリーナー・デイト コンビ ブラック Ref. 116613LN
- 3.6 サブマリーナー・デイト イエローゴールド ブルー Ref. 116618LB
- 3.7 サブマリーナー・デイト イエローゴールド ブラック Ref. 116618LN
- 3.8 サブマリーナー・デイト ホワイトゴールド ブルー Ref. 116619LB
- 3.9 デイトジャスト31mm(Ref.178240、178274、178271、178273等)
- 3.10 オイスターパーペチュアル( Ref. 114300、116000、 177200、179160等)
- 3.11 スカイドィエラー レザーストラップ(Ref.326135、326138、326139)
- 4 これまでの新作予想はこちら
- 5 ディスコンモデルの今後の相場は?
- 6 ブティックや正規店での新作モデル発売日は?
- 7 9月7日新作入荷しました
ロレックス 2020年の新作
早速ロレックスの新作を見ていこうと思います。比較的予想通りの流れではありましたが、意外なものもちらほらありますね。
①新サブマリーナー
これまでの予想通りサブマリーナーのモデルチェンジがりましたね。サイズが41mmと予想外の展開となっています。ラグの幅は細くなっている様子で、むしろ若干スマートな印象かもしれません。実際に比べてみたいところです。
ムーブメントに関しては次世代機のCal.3235へ変更。文字盤6時位置の「SWISS」と「MADE」の間に王冠マークが付くようになしました。
またデイト付きに加え、ノンデイトもモデルチェンジ。サブマリーナ系が一新となっています。ノンデイトモデルは前モデルに引き続き、1型のみで、ステンレスのブラック文字盤のみのラインナップは変わりません。
なお、“グリーンサブ”がこれまでのグリーンベゼル×グリーン文字盤から、グリーン×ブラックへ変更され、初期グリーンサブ(Ref.16610LV)の配色に原点回帰しました。さらにホワイトゴールドモデルの“青サブ”の文字盤もこれまでのブルー×ブルーから、ブルー×ブラックになっています。
②新オイスターパーペチュアル
サブマリーナーのノンデイトモデルが新型へ切り替わったことで、こちらもムーブメントが刷新されモデルチェンジしています。
特に目を引くのはビビットなカラーの文字盤が追加されている点ですね。また39mmサイズが姿を消し、41mmにサイズアップ。サイズ展開が28mm、34mm、36mm、41mmとなりました。サイズ展開は豊富ですが、36mmと41mmの差が大きいところが気になります。
日付のないシンプルなダイアルのため41mmサイズでは、想像以上に大きく感じるのではないでしょうか。
③新デイトジャスト31
ボーイズサイズのデイトジャストがようやくモデルチェンジです。レディース(28mm)、メンズ(36mm、41mm)は既に次世代ムーブメントに切り替わったいましたので、順当の流れです。
また、「ミントグリーン」といった新色も登場しています。売れそうなカラーですが、今のところ新に発表されたデイトジャスト31mmのみの新カラーの様です。他のサイズであれば非常に人気が出そうですね。
④新スカイドゥエラー
ゴールドモデルのスカイドゥエラーのストラップが、レザーベルトから、オイスターフレックスブレスレットに切り替わり、よりスポーティな印象になりました。デイトナ、ヨットマスターに続いて3例目のオイスターフレックス採用モデルとなります。
サスティナブルな流れから、レザー素材を使用しなくなってきている雰囲気を数年前から感じています。これでクラシカルなチェリーニ以外、レザーストラップ使用のモデルはなくなりました。
2020年新作のサプライズモデルは?
もっとも驚きだったのが、サブマリーナーのサイズアップと、グリーンサブの文字盤です。大きさに関しては、これまでの流れから時計のサイズは変わらず、ムーブメントの刷新のみに止まると予想していました。わずか1mmのサイズ変更ですが腕につけた印象は大きく変わることでしょう。
2020年に生産終了となるモデル
2020年の新作モデルが発表されたことで、生産が終了したモデルも出てきています。確認したところ、新作となったモデル関連の前モデルのみで、それ以外にディスコンとなったモデルはなさそうです。
サブマリーナー・ノンデイト ブラック Ref. 114060
サブマリーナー・デイト ブラック Ref. 116610LN
サブマリーナー・デイト グリーン Ref. 116610LV
サブマリーナー・デイト コンビ ブルー Ref. 116613LB
サブマリーナー・デイト コンビ ブラック Ref. 116613LN
サブマリーナー・デイト イエローゴールド ブルー Ref. 116618LB
サブマリーナー・デイト イエローゴールド ブラック Ref. 116618LN
サブマリーナー・デイト ホワイトゴールド ブルー Ref. 116619LB
デイトジャスト31mm(Ref.178240、178274、178271、178273等)
オイスターパーペチュアル( Ref. 114300、116000、 177200、179160等)
スカイドィエラー レザーストラップ(Ref.326135、326138、326139)
これまでの新作予想はこちら
今年に入り予想はしてきましたが、サブマリーナー系の予想は遠からず、といったところです。今回の流れからすると、2021年ではエクスプローラー系の刷新が考えられますね。
ディスコンモデルの今後の相場は?
例年同様ですが、生産終了となったスポーツモデルの「新品」は、急速に市場から姿を消していきます。また在庫がある場合も基本的に価格が下がることありません。
生産終了となったサブマリーナー系はしばらく注目されると思います。サイズが大きくなったことで、旧型の需要は高まると予想されますが、41mmの存在感に慣れてくると、40mmでは物足りなさが出てくるのかもしれませんね。
ただ、10年近く生産されてきた定番モデルのため、中古品の相場は一時的に上昇しますが、球数が多いモデルということもあり、それほど大きな変動はない予想しますが、新型で文字盤のカラーが変わった『グリーンササブ Ref.116610LV』に関しては、じわじわと人気が高まるのではないでしょうか。
ブティックや正規店での新作モデル発売日は?
例年では新作発表後、2~4カ月で店頭に並び始めるロレックスのニューモデル。今年はこれまでと事情が異なり、発表と同じタイミングの9月1日から店頭に並んでいるとのこと。 サブマリーナーなど人気の高いモデルに関しては、やはり入荷数はごく僅かで、入荷する店舗も限られているということでした。