ブログをご覧の皆様こんにちは、エバンス オンラインショップ担当の大貫です。そろそろ発表されるであろう新作モデル。特にロレックスの新作は最注目ではありますが、今回は新作発表に伴い生産終了となるモデルを予想したいと思います。
毎年、スイスでは高級腕時計ブランドの新作発表を行う国際見本市が開催されます。見本市は大きく分けて2つあり、リシュモングループを中心とした「Watches & Wonders Geneve(旧ジュネーブサロン/SIHH)」と、ロレックスやパテックフィリップなどが出展する「バーゼルワールド」がメインです。
今年はいずれの見本市も4月下旬から5月にかけて開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止・延期となっています。Watches & Wonders Geneveが中止、バーゼルワールドが延期となりました。バーゼルワールドの次回開催予定は2021年1月28日ですので、延期というよりは、事実上の見送りですね。
おそらく2020年の新作は各公式サイトや、SNSなどからの情報発信があるかと思いますで、要チェックです。
2020年のロレックス生産終了モデル予想
数あるブランドの中でも例年話題なるのは、やはりロレックス。どんな新作が発表されるか気になるところですが、それに伴い生産終了となるモデルも要注目です。
ロレックスに限っては生産終了モデルが確認されると、あっという間に市場から在庫がなくなり、相場も上昇することがありますので、注意するところです。ウワサもちらほら聞きますので、そのあたりもご案内したいと思います。
なお、昨年2019年もディスコン予想をしましたが、正直予想は外れる可能性大ですので、予めご了承ください。
ロレックス生産終了モデル予想 サブマリーナ デイト [Ref.116610/116613/116618/116619]
まず第一候補としては、サブマリーナ・デイトを予想しています。昨年、金無垢モデル(116618/116619)の予想し見事に外れましたが、今年もノミネートです。ムーブメントが次世代型へ変更することで、サブマリーナ・デイトのモデルチェンジが予想されます。

既にデイト付き3針の次世代型ムーブメント「Cal.3235」は、シードゥエラー(Ref.126600)やディープシー(Ref.126660)、ヨットマスター(Ref.126622)などのスポーツ系だけでなく、デイトジャスト36、デイトジャスト41といったスタンダードモデルにも採用されていますので、この辺りはムーブメント刷新の流れになっていますね。
未だ従来のムーブメント「Cal.3135」を搭載するモデルは、「サブマリーナ・デイト」と「デイトジャスト34」くらいですので、ようやく他モデル同様に、リファレンスは「11661*」から「12661*」に変わると思われます。

ただヨットマスターが2019年にムーブメントを変更しモデルチェンジを行った際、デザインはほとんど変わりませんでした。ディープシーも同様です。サブマリーナ・デイトでは外装の変更があるのかどうかが気になるところです。
もしかしたら、金無垢モデルだけなど、一部だけをモデルチェンジする可能性もありますね。

ロレックス生産終了モデル予想 デイトナ・コンビ [Ref.116503]
ウワサがあるものの一つが、デイトナのコンビモデル(Ref.116503)。セラクロムベゼルが採用されるという情報を聞きます。そうなるとモデルチェンジにより、金属ベゼルタイプが生産終了となるのではないでしょうか。
既にステンレス(Ref.116500LN)、金無垢の一部(Ref.116515LN、116518LN、116519LN)にはセラクロムベゼル化されていますで、順当だと思います。

特にゴールド素材のベゼルは特性上、傷が付きやすいのでセラクロム化は実用的ですし、見た目も良さそうですね。
ロレックス生産終了モデル予想 エクスプローラーⅡ [Ref.216570]
エクスプローラーⅡは、ここ2~3年くらい毎年モデルチェンジのウワサが流れます。ベゼルのセラクロム化や、GMTマスターⅡと同じ次世代ムーブメント「Cal.3285」の採用など、Ref.216570が生産終了となる要素はありますね。
現在のエクスプローラーⅡ(Ref.216570)は2011年発表で、生産期間は今年で9年。まだ比較的「短い」と言えます。変えるとすると、ちょうど10年になる2021年と思いますが、最近では生産期間が短いモデルもありますので可能性は捨てきれません。

モデルチェンジの場合、ベゼル部分もそうですが、個人としては42mmのケースサイズがどうなるのか、できれば40mmにサイズダウンしても面白いと思います。
ロレックス生産終了モデル予想 エクスプローラーⅠ [Ref.214270]
私個人としては、可能性は薄いと思いますが、今年に入ってから結構この噂を耳にします。現在のエクスプローラーⅠ(Ref.214270)は、2010年に発表され、2020年で10周年。タイミングは良いのですが、2016年に文字盤のマイナーチェンジがされたりと、変化はあるモデルですので、敢えてフルモデルチェンジを行う必要はないと思います。

ですが、これまでも意外なモデルが、「そう来たか」となることがありますので、正直わかりません。
2020年のロレックス新作モデルを予想
既存モデルの仕様変更に関しては、何かしらあると思いますが、新たなシリーズが誕生するかも注目です。昨年2019年に出たシードゥエラー初のコンビモデル「Ref.126603」は全くの想定外で驚きました。こういったところが楽しみです。
新作予想としてまず考えるのが、誕生〇周年というところでしょうか。調べると、1970年発表モデルがありました。2020年で誕生50周年と非常にキリが良いですね。
2020年に誕生50周年となるモデルがある
それは、ロレックス初のクォーツモデルである「クォーツ・デイト(Ref.5100)」。 当時のスイス電子時計センター(CEH)が開発した「Cal.ベータ21」を使用し1970年にデビュー。通称“ベータクォーツ”が、2020年で50周年となります。
「クォーツ・デイト」は、当時ロレックスらしくない特異な外観と、ムーブメント・クオリティの問題で、すぐに生産終了。その後、自社生産のクォーツムーブメントを搭載した「オイスター・クォーツ」が、1977年から 生産されることとなります。
『ロレックス初』というところがポイントとなっていますし、50周年記念というと、グリーンサブやプラチナ・デイトナ、赤シードなどがその節目に登場していますので、ピッタリではないでしょうか。

しかし、ちょっとビミョーですかね。現状クォーツでの新作は考えられそうもありませんので、予想しておきながら期待薄です。
『ロレックス初のスマートウォッチ』
あり得るでしょうか???
あくまでも個人的な予想ですので、悪しからずご了承くださいませ。
2020年のバーゼルワールドは、本来なら【4月30日~5月5日】が開催期間でしたので、各社ホームページでの発表はこの辺りになるのではないでしょうか。新作発表も来年まで延期ってことにはならないと思いますが、気になるところです。