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SBGR001 グランドセイコー機械式復興の証

2026-02-10 10:00

ブログをご覧の皆様こんにちは、銀座エバンスの福永です。

今回ご紹介する時計はグランドセイコー SBGR001です。

SBGR001はグランドセイコーにおける機械式時計復興の初代モデルとして1998年に発売され、現代における機械式グランドセイコーの基準を確立したモデルと言えます。

ケース・ブレスレットから見るSBGR001

1967年に確立したデザイン文法である「セイコースタイル」に則ったケース造形を持ち、現在では一般的となった金属製のブレスレットが機械式としては初めて採用されたモデルでもあります。

ケースの直径は37mmと比較的コンパクトなサイズを持ちますが、厚みは約13mmあり、そのコロンとしたケース造形から見た目にはボリューム感を受けますが、実際に手首に乗せてみると特徴的なラグの長さと形状が手首にしっかりとフィットし、想像以上に快適な装着感を得ることが出来る設計となっています。

ダイアルから見るSBGR001

ダイアルはグランドセイコーならではの放射仕上が施されたシルバーカラー、そこへ配された多面カットのインデックスの煌めきが、静かに存在感を放ちます。

また、力強く鋭い造形のドルフィンハンドもまたグランドセイコーならではの意匠であり、インデックス共に夜光が塗布されていませんが、多少の暗がりであれば時刻を判別できる視認性の高さを有しています。

極めてシンプルでありながら、上質な雰囲気と高い実用性を備えたお手本のようなダイアルをSBGR001に見ることが出来ます。

ムーブメントから見るSBGR001

搭載されるムーブメントCal.9S55は、スイスのCOSC認定を超える基準で制定された「新GS規格」に準拠した初の自動巻きムーブメントです。

Cal.9S55は2010年に、改良版であるCal.9S65(自動巻きをマジックレバーからリバーサーに変更+パワーリザーブ72時間 )へ、その座を譲りますが基本設計は引き継がれており、Cal.9S55の設計思想は今なお機械式グランドセイコーの根幹をなす存在であると言えます。

SBGR001においては裏蓋からCal.9S55の姿を見ることは出来ませんが、実用性を重んじる故に華美な面はなく、仕上げに関しても丁寧かつ力強い印象と言えます。

全体に施されたストライプ仕上げは多くのスイスメーカーが施す、いわゆる「コート・ド・ジュネーブ」よりも深くメリハリのある仕上であり、それもまたグランドセイコーのムーブメントを表現するらしさと言えます。

最高の普通を実現する時計

グランドセイコーが求めてきたものは「世界に挑戦する国産最高峰の高級腕時計」であり、今やグランドセイコーは世界が求める高級時計として認識される存在ともなりました。

SBGR001は誕生から30年近くの時が経ちましたが、当時生み出されたそれは今の基準に照らし合わせても決して古びて見えず、普遍的とも言えるデザインは今でこそ手にしてみたい衝動にかられます。

時代を超えて支持されるグランドセイコー、そして機械式復興の証としてのSBGR001、まさに最高の普通を体現するに相応しいモデルと言えるのではないでしょうか。

グランドセイコーSBGR001の在庫状況は、こちらからご確認いただけます。

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