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オメガの2022年新作モデルが発表!注目ポイントを解説

2022-03-21 11:30

エバンスオンラインショップの大貫です。

最近は温かい日が多くなってきましたね。桜の開花が待ち遠しい気持ちもありますが、時計業界では、桜よりも、団子よりも、新作発表が気になる時期なのです。

3月30日には、スイスのジュネーブで開催される時計展示会「ウォッチズ&ワンダーズ」でロレックスを含む多くのブランドが発表となります。最近では開催と同時に各社ホームページでも発表となりますので、現地に行かずとも新作の確認ができます。ありがたいことです。

その時計展示会に先だって、3月8日にオメガの2022年新作がホームページ上で発表されていますので、今回発表となった新作の注目ポイントを解説したいと思います。

2022年新作【シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ】

オメガ公式サイトより
https://www.omegawatches.jp/omegadays/seamaster-planet-ocean-ultra-deep
  • 素材: O-MEGAスティール、またはチタン
  • ケース径:45.5mm
  • 動力:自動巻き(Cal. 8912)
  • 定価 :1,430,000円~1,573,000円

まず、最も注目するモデルはこちら。先だってオメガのハイスペック・ダイバーズ「プロプロフ」が生産終了となり、それに代わって今年2022に発表された「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」。

もともとは、2019年にマリアナ海溝最深部へ到達し、10,935mの世界記録を更新した「ファイブ・ディープス探査」のプロジェクトに耐えられるように設計された唯一無二のダイバーズウォッチ 「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ プロフェッショナル」があり、これをベースとした市販モデルとなります。

2019年作のオリジナルの厚さは28mm(!)でしたが、今回発表されたウルトラディープは、直径45.5mm、厚さは18.12mmと性能に比べてかなり薄いのも特徴になっています。

注目ポイント「6000m防水」

6000mという超ハイスペックの防水性能をもつ「ウルトラディープ」ですが、何といってもヘリウムエスケープバルブが無いということ。もちろん飽和潜水対応です。オメガはクリスタル風防、クリスタルガスケット、リューズ、ツーピースケースバックに関する4つの特許を新たに申請しているそうです。

昨年までのハイスペック・ダイバーズウォッチとして「シーマスター・プロプロフ」シリーズがありました。こちらの防水性能は1200m防水で、十分な防水性能ですが、今作はプロプロフを遥に凌駕したダイバーズ・ウォッチとなっています。

特徴的なケース造形のプロプロフは生産終了

注目ポイント「O-MEGAスティール」

ヘリウムエスケープバルブが不要で、飽和潜水対応、高い防水性能を可能にしているのが、新素材である「O-MEGAスティール(オーメガ スティール)」。ステンレス系の新素材は珍しく、通常のステンレスに必須だった“ニッケル”をほとんど含まない素材となっています。 弾力性が従来に比べ3倍以上高く、そのため高い気密性が確保できるそうです。

更に、一般的なステンレスに比べて色合いがより明るく、硬度も40%~50%向上、非磁性で耐食性に優れるなど、最強ステンレスじゃないでしょうか。また、ニッケルは金属アレルギーの原因となる素材ですので、抗アレルギー素材とも言えます。

注目ポイント「マンタラグ」

カラーバリエーションなど、7モデルがラインナップ。6モデルがステンレス素材ですが、1モデルのみチタン仕様が存在します。

このチタンモデルが、ファイブ・ディープス探査用に制作された「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ プロフェッショナル」の遺伝子を受け継いでおり、サンドブラスト仕上げのグレード5チタンのケースや、チタン製のダイアル、ケースに固定された特徴的な“マンタラグ”など、特徴的な仕様になっています。

ブレスタイプは無く、ナイロンストラップ仕様のみと潔いモデルです。

2022年新作【スピードマスター ムーンウォッチ ムーンシャインゴールド】

  • 素材: ムーンシャインゴールド
  • ケース径: 42mm
  • 動力: 手巻き(Cal.3861)
  • 定価 : 3,135,000円~4,653,000円

オメガの定番モデルである「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」に、イエローゴールド系のムーンシャインゴールド仕様がラインナップされました。もちろん、ムーブメントはCal.3861。マスターコーアクシャ化した 伝統的な861系で、 ムーンウォッチの系譜となっています。

これまでは、ローズゴールド系「セドナゴールド」、ホワイトゴールド系「カノープスゴールド」がありましたが、「ムーンシャインゴールド」が新たに加わった形です。

ムーンシャインゴールドは、2019年に誕生したオメガは独自の18Kイエローゴールド合金。従来の18Kイエローゴールドよりも淡い色合いで、経年変化しにくい素材です。なお、ムーンシャインゴールド製のスピードマスターは下記の限定モデルで生産はありましたが、レギュラーモデルとしては初となります。

Ref.310.60.42.50.99.001
オメガ公式サイトより

注目ポイント「グリーンダイアル」

最近の流行であるグリーンカラーの文字盤を採用してます。文字盤はPVD加工で色付けされている様で、実際に見てみたいところですが、グリーン文字盤の発色は非常に綺麗な感じがします。

ゴールドケース×グリーンダイアルは特に人気ですね。ロレックスでも価格が高騰しているモデルの1つです。

同様にプレミア化するかは疑問ではあるものの、今作も生産数はそれほど多くは無いでしょうから、こちらも入手困難になることが予想されますね。

ロレックス デイトナ Ref.116508 グリーン文字盤

注目ポイント「月面ラバー」

いずれもブレスレット・タイプに加え、ストラップ仕様がラインナップしますが、グリーンダイアルにはレザーストラップ、ゴールドダイアルにはラバーストラップのバリエーションが存在します。

そしてこのラバーストラップは特別仕様で、なんと裏面が月面デザインという、オシャレなものです。おそらく他のムーンウォッチにも装着可能かと思いますので、ストラップだけ(バックルも)欲しがる方が多いのではないでしょうか。個人的にも欲しいです。

2022年新作【スピードマスター ‘57】

  • 素材: ステンレス スティール
  • ケース径: 40.5cm
  • 動力: 手巻き(Cal.9906)
  • 定価 : 1,056,000円~1,100,000円

2013年から生産されている「スピードマスター ‘57」がマイナーチェンジ。ムーブメントがマスタークロノメーターへアップグレードしました。また、 40.5mmのケース径へスリム化し、 自動巻きから手巻きへとシフト。よりクラシックな雰囲気が感じられると思います。

注目ポイント「ダイアルの種類」

また定番のブラックだけでなく、ブルーやグリーン、バーガンディといったカラーなリエーションが増えていることも特徴。ブラックダイアルのみサンドイッチダイアルにするなど、文字盤によってもディテールが異なることも注目です。

旧モデルに比べ、サイズやムーブメント、ヴィンテージライクなブレスレットなど、初代スピードマスター を彷彿するデザインへ変化していますが、スピマス好きの私としては、日付アリは残念なポイントです。

2022年新作【シーマスター ダイバー300M グリーン】

深みのあるグリーンカラーが特徴 のシーマスターがコレクションに加わりました。これまでラインアップしてきたシーマスターダイバー300Mのカラーバリエーション違いです。

艶やかなセラミック製ベゼルとダイアルで人気が出そうです。メタルブレスレットも使い勝手がいいですが、グリーンのラバーストラップ仕様もあり、こちらもオシャレな印象。

注目ポイント「定価設定」

ロレックスのグリーンダイアル。116610LVでは、黒文字盤よりも高めの価格帯となっていましたが、オメガでは他のカラーと同額のようです。グリーンカラーも定番化してきましたね。選ぶ楽しみがあります。

オメガ公式サイトより
2022年3月21日現在の価格


他にもある2022年新作オメガの注目ポイント

他にも新作モデルの発表がありますので、簡単にご紹介したいと思います。文字盤に注目です。

シーマスター アクアテラ

カラフルなダイアルが特徴の新型アクアテラ。ケース径34mmと38mmがラインナップ。ブレスレットも刷新されています。シンプルなデザインながら、パステルトーン のカラーダイアルが個性的ですね。最近ではロレックスのオイスターパーペチャルシリーズもパステルカラーのダイアルバリエーションが出ましたので、こちらも人気が出るのか気になるところです。

オメガ公式サイトより

コンステレーション

他にも天然石「アヴェンチュリン」を使用した29mmのレディース・コンステレーション。41mmのコンステレーションの新ダイアルなど、多数のモデルが登場しています。

オメガ公式サイトより

レッド・グリーン・ブルーの3色はいずれも美しい発色で、ひとつひとつ違ったパターンの模様が特徴的。近年では天然石を使用した時計は珍しいです。

最近、オメガは文字盤に力を入れている感じがしますね。特にグリーンカラーの文字盤は今後も他モデルでも展開してくる予感がします。今後も楽しみなオメガでした。


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