皆さま、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、ロレックスのヨットマスターの中から“ヨットマスター 37”についてご案内したいと思います。
ヨットマスターのコンセプト
ヨットマスターというモデルについてご存知の方も多いと思いますが、改めてご紹介いたします。
1992年に発表されたヨットマスターは、「ヨットでバカンスを楽しむ人」向けをコンセプトとして開発されたラグジュアリースポーツウォッチ です。
そんなコンセプトのもと、当初はイエローゴールドの金無垢のみのラインナップで「メンズ・ボーイズ・レディース」の3サイズ展開。ロレックスのスポーツモデルとしては初めて、ペアで楽しむことの出来るモデルとなりました。
その後、イエローゴールド&ステンレスコンビの“イエローゴルドロレゾール”やプラチナ&ステンレスコンビの”ロレジウム”など様々なタイプが発表され、2019年にはホワイトゴールドモデルが新たに加わりましたが、現在でもオールステンレスモデルは出されておりません。
また、モデル名に“ヨット”と入っておりますが、防水機能は100Mと陸地用モデルと変わらない仕様です。こちらもヨットの船上で過ごす際に使用されることを目的としているための設定です。
ヨットマスターのサイズ展開
先ほどご案内したとおり、以前のヨットマスターはケース径 29mmのレディースサイズ、35mmのボーイズサイズ、40mmのメンズでの展開で、ムーブメント変更など細かなモデルチェンジをしながら長く続いていました。
しかし、2014年にはレディースモデルが生産終了し、2016年にヨットマスター40のエバーローズゴールド&ステンレスの登場とともにメンズ・ボーイズサイズも生産終了となりました。
その後、メンズ・ボーイズ・レディース に代わり、ヨットマスター37・40・42という3サイズ展開へと変化しています。
ケース径はそれぞれのモデル名に入る数字の通りで、わかりやすいですよね。
今回ご紹介する“ ヨットマスター 37 ” は以前のサイズ展開でいうところのボーイズサイズにあたります。手首まわりが華奢な方や、女性も着けられる絶妙な大きさです。
ヨットマスター 37のラインナップ
ヨットマスター 37 の素材とそれらに対応する文字盤の種類がこちら。
ちなみに、ステンレス&プラチナはヨットマスターのみの特別な素材の組み合わせです。また、ヨットマスター 40 の同素材では「ブルーダイアル」がありますが、ヨットマスター 37 では採用されていない文字盤となっています。
また、昨年加わったヨットマスター 42 は、まだホワイトゴールド×ブラックダイアル×オイスターフレックス ブレスレットの1タイプのみ。今後、バリエーションが増えるのかも楽しみのひとつです。
これらの素材に対応するのが、コンビモデルにはブレスレット、金無垢モデルにはオイスターフレックス ブレスレットとなっています。
ヨットマスターのベゼル
ヨットマスターのベゼルは、見た目はサブマリーナと似たデザインですが、サブマリーナは逆回転防止ベゼル、ヨットマスターは両方向回転ベゼルが採用されています。これは、想定の用途やコンセプトの違いからくるものですが、それ以外にも異なる部分が見られます。
サブマリーナの他、GMTマスターⅡのベゼルもそうですが、セラミック製の光沢感のあるベゼルに対して数字や目盛りが凹んだ仕様になっていますが、ヨットマスターのベゼルはその逆。数字や目盛りが立体的になっており、その出ている部分の表面に鏡面仕上げが施され、その他はサンドブラスト仕上げを施し艶を消すことで、立体感が際立っています。この仕上げはゴールド製のベゼルだけではなく、金無垢モデルに採用されているブラックセラミック製のベゼルにも同様の仕上げが施されていて、全体的に華美になりすぎることなく、ラグジュアリーとスポーティさのバランスが抜群です。
ペアで楽しめる唯一のロレックス スポーツモデル
現在、ヨットマスターのレディースモデルは無くなってしまいましたが、ひとつのモデルで複数のサイズ展開があるロレックスのスポーツモデルはヨットマスターだけ。
スポーティすぎないヨットマスターは女性にもオススメです。これからペアウォッチをご検討される方がいらっしゃいましたら、候補のひとつにいかがでしょうか。
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