「PANERAI~素材の強み~:ルミノール マリーナ PAM00177」2018年11月20日
2018-11-20 15:34
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こんにちは。銀座エバンスの飯田です。
11月に入り、少しずつ寒くなってまいりました。皆様そろそろ冬のご予定を立てるところでしょうか。温泉旅行など行かれる方も多そうですね。美味しい物を食べ、温泉に浸かり、のんびりして仕事の疲れを癒したいですね。
さて、今回ご紹介させていただく商品はパネライのルミノール マリーナです。
USED Ref:PAM00177
軍用時計から発展したブランドとして有名な同ブランドから、皆様ご存知のルミノールです。パネライといえば真っ先に思い浮かぶ程有名なモデルですね。
とは言いつつも、パネライには大きく分けてルミノールとラジオミールに分かれていますので、思い浮かんでしまうと言った方が良いくらいです。
今回はパネライの歴史などではなく、こちらのルミノールに使用されている素材の「チタン」に焦点を当てて見ていこうと思います。
皆様チタンといえばどんな物を思いつくでしょうか?
特性としては強い、軽い、錆びにくいという条件が挙げらます。
多彩な魅力を持つ金属となっており、様々な分野で扱われている素材です。金属の中でも代表的なものが、銅、鉄、アルミニウムですが、この三点と比べてもはっきりと分かるくらいの違いがございます。
まず軽さはというと、アルミニウムには及ばないものの、鉄の2/3程度で銅と比べた場合は半分程になるといいます。時計はステンレスを使用しているものが多いですが、チタン素材のメリットはこの軽さにあります。
ステンレスはどっしりとした重みを感じるものが多いですが、チタンですと軽やかに着けることができ、人気です。長く着けていても疲れないのも嬉しい特徴で、パネライ以外にも採用しているブランドは多いです。
また、夏場には汗をかくことも多いと思いますが、塩分による錆びも防いでくれます。
ステンレスの場合であれば、純鉄よりも錆びにくいですが、次第に汚れ長い時間をかけ錆が発生していきます。
その錆びが時計には非常に厄介なものとなっており、外装部分のみならず、内部のムーブメントにさえダメージを与えてしまった場合は、高額な修理費用など発生する場合もございますので、気をつけたい部分です。
そして強さ、強度の面においては鉄の二倍、さらにはアルミの三倍にも及ぶ強度を誇っています。このチタンにはバネの様な「しなりやすさ」があり、衝撃による割れや折れが少ないため、より高い硬度が要求される製品の材料としても使われている優れものなのです。
(1)強い
(2)軽い
(3)錆びにくい
このような三種類の特徴を持つチタンですが、まだまだ歴史が浅く、発見されてから50年程の金属です。
金属の銅を人間が使い始めたのは6000年以上も前からと言われており、鉄は4000年前と非常に歴史が長いです。
この二点の金属と比べると、まだまだ生まれたばかりですね。
しかし、歴史が浅いからこそ今後の発展も期待できる金属と言えます。
そんなチタン素材を使用しているこちらのパネライを見ていきます。
こちらが試着イメージです。
44mmのケースサイズが迫力があります。スーツにも見事に映えますね。
やはりチタン素材のケースに革ベルトの相性は着け心地よく、非常に軽やかです。
マットのブラウンアリゲーターのベルトが渋いですね。
革ベルトを変更し、また違った印象でお使いいただけるのも楽しいです。
現在デカ厚ブームはやや落ち着きを見せていますが、そんな時期だからこそ、価格もお求めやすくなっています。
軍用時計の歴史と、近代的なチタン素材の組み合わせを楽しんではいかがでしょうか。
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