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「パシャへのこだわり:カルティエ パシャ38mmグリッド」2019年8月13日

2019-08-13 11:00

こんにちは銀座エバンスの福田でございます。
相変わらず厳しい暑さが続いております。みなさま熱中症などには充分お気をつけ下さい。
さて、本日ご紹介する時計はこちらのパシャ38mmグリッドです。 

パシャ38mmグリッド (USED)

型番: W31040H3

パシャ38mmは、3針以外にはクロノグラフやGMTが存在しており、 その機能性と存在感により2000年頃に人気を博したシリーズです。 2005年頃惜しまれつつも生産終了となりましたが、いまだに根強いファンの方々が多いですね。こちらのモデルは、力強さが感じられる重厚な作りのブレスレットを始め、堅牢なグリッドや 逆回転防止型ベゼル、チェーン付きのねじ込み式リューズカバー等、これでもかというパシャへのこだわりが感じられる仕様となっています。



パシャの歴史は古く、1930年代まで遡ります。モロッコ・マラケシュの太守から「プールで使用出来る腕時計を製作してほしい」という依頼からスタートしたそうです。その後、試行錯誤と改良の結果、耐衝撃機能として風防ガラスに取り付けられたグリッドやリューズプロテクターを備えた「パシャ」の原型となる、丸型の防水時計が1943年に発表されました。ちなみに「パシャ」とは「太守」という言葉の意味があり、防水時計製作の依頼主であるモロッコの太守「エル・ジャウイ公」に由来します。それから、現在まで多くの方々に愛用され続けたパシャはカルティエ丸型時計の代表作となっています。

シースルーバックからはムーブメントの動きや、カルティエのロゴが確認出来ます。外側から見えない部分にまでもこだわりを持って作られています。

グリッドを外すとこのような表情になります。すっきりとして視認性は高まりますが、ダイヤルが見にくくてもグリッド付きのほうが好みとおっしゃる方々が多いのではないでしょうか。

当時の保証書(2000年8月)やグリッド外しが付属します。 上の画像の赤い付属品がグリッド外しです。格子状の窪みが入っていますので、グリッドに噛み合わせて使用します。
生産終了になってから約15年程になりますので、流通量は減少しているうえに、程度の良い個体を見つけるのは徐々に難しくなってまいります。パシャ38mmをお探しの方もカルティエは検討されていない方にもお勧めしたいモデルです。
又、こちらのモデルはキャッシュバックキャンペーン対象品になりますので、現金でお支払い頂きますと販売価格から3%引きと大変お得でございます。お近くへお越しの際は是非お立ち寄り下さい。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

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