ブログをご覧の皆様こんにちは、販売部の福田でございます。先日のブログでは、レザーストラップ仕様のお勧めモデルを幾つかご案内させて頂きましたが、さすがに大分暑くなってきましたので、本日はこれからの季節にピッタリのラバーストラップのユーズドメンズモデルのご案内です。
ラバーストラップで探すユーズドメンズウォッチ
①IWC
先ずは IWCです。IWCとは『International Watch Company』の略となっています。
アメリカ人技師である「フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ」によって、1868年にドイツとの国境付近であるスイスのシャフハウゼンに設立されたスイスの老舗時計メーカーですね。
IWCの腕時計は、華美な装飾を取り除いたデザインが多く、タフで実用的なモデルが豊富となっています。
アクアタイマークロノグラフ “ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”
「アクアタイマー」とは、ダイビング人気が高まっていることを受けて1967年に発表されたダイバーズウォッチです。半世紀以上にわたって進化を続けている、IWCの主力シリーズの1つになっています。
現行のアクアタイマーは、2014年から採用された「セーフダイブ・システム付き機械式回転式アウター/インナーベゼル 」が大きな特徴です。
一般的なダイバーズウォッチには、潜水時間の経過を計測する為の回転ベゼルがケース外側に取り付けられていますが、潜水時間を正確に確認出来ないと命に係わるため岩などにぶつけても逆回転しない造りとなっています。
アクアタイマーの場合は、アウターベゼルを反時計回りに動かすとインナーベゼルも反時計回りに連動しますが、アウターベゼルを時計回りに動かしますとインナーベゼルとの接続が切れる構造となっており、潜水中に腕時計をぶつけてもベゼルが逆回転してしまうことを防ぎます。
今回ご案内している「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド」限定モデルは、2019年に発表された13代目です。
こちらは世界限定1000本で、フライバック機能付きクロノグラフ・ムーブメントであるIWC自社製キャリバー89365を搭載したハイスペックモデルですが、ブルーのラバーストラップとの組み合わせで全体的にスマートに見えますね。本格的なスポーツモデルの中でも、こだわりの腕時計をお探しの方にはお勧めです。
また「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド」とは、子供たちの生活をスポーツを通じて改善することを目的とした国際的な慈善団体です。
IWCでは2005年からその活動をサポートしており、毎年開催される子供絵画コンテストもその1つとなっています。
ケースの裏蓋には、2019年にその絵画コンテストで最優秀賞に選ばれたスリランカの少年の作品が刻印されています。
ラバーストラップで探すユーズドメンズウォッチ
②タグ・ホイヤー
次は「タグ・ホイヤー」です。「タグ・ホイヤー」とはエドワード・ホイヤーによって1860年にスイスのサンティミエ に設立された老舗時計メーカーです。
常に時代の最先端を歩んできたタグ・ホイヤーによって生み出される革新的なデザインや、機能を腕時計として完成させる高い技術力が大きな魅力となっていますね。
特に、2016年に発表された「カレラ キャリバー ホイヤー 02T」は、複雑機構である「トゥールビヨン」を搭載しながらも、販売価格は200万円台という驚愕のコストパフォーマンスを実現したことが大きな話題となりました。
尚、タグ・ホイヤーのラインンアップはクロノグラフ(ストップウォッチ機能)を搭載したスポーツ系の種類が豊富ですが、ダイバーズ系やエレガンス系も幅広く備えているので男女区別なく人気のあるメーカーですね。
タグ・ホイヤー カレラ02
「カレラ」とは、当時最も過酷なレースで知られた「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ( 1950年から1954年にかけてメキシコの公道を使った行われたカーレース )」に影響されて、1963年に発表されたタグ・ホイヤーの代表作の1つです。 当時のクラシカルな雰囲気から近年では自社製キャリバーを搭載した現代的なモデルへと進化しています。
本日ご案内しているモデルのラバーストラップはパンチング加工となっており、カレラのルーツであるモーターレーシングの要素を表しているそうです。パンチング加工のストラップは通気性も良く、これからの季節には申し分ないですね。価格と仕様のバランスも悪くありませんので、モータースポーツ好きの方には一度ご覧になって頂きたいモデルです。
自社製キャリバー「ホイヤー02」を搭載、80時間のパワーリザーブを誇ります。
ラバーストラップで探すユーズドメンズウォッチ
③ルイ・ヴィトン
続いて「ルイ・ヴィトン」です。ご存知の方は多いと思いますが、フランスの高級ファッションブランドです。1854年にスーツケース職人である「ルイ・ヴィトン」によってパリに設立されました。スタートはトランク(大きめの旅行鞄)だったそうですが、その後は後継者にも恵まれて大きな成功を収め、人を惹き付けて止まない魅力的なデザインが人々を虜にしています。
ルイ・ヴィトン タンブール
本日ご案内している「タンブール」はフランス語で太鼓を意味します。独特のデザインのタンブールシリーズは2002年からスタートしており、現在ではルイ・ヴィトンのアイコンとなっています。ルイ・ヴィトンの腕時計の始まりですね。
大きな特徴は、腕時計の本体が2ピース(ミドルケース、裏蓋)構造となっていることです。一般的には風防を抑えるベゼルというパーツを含めた3ピース構造(ベゼル、ミドルケース、裏蓋)ですが、タンブールの場合はベゼルを使用しないのでフェイス部分がスッキリしていますね。
これからの季節にピッタリなダイバーズウォッチですが、ダイヤルやストラップがブラウンで統一されたお洒落なデザインのため街中でのご使用にも最適です。また、6時位置のインダイヤルに使用されたマザーオブパールも良いアクセントとなっていますので、ラバーストラップ仕様のダイバー系の中でもファッショナブルなモデルをご希望の方には大変お勧めです。
ラバーストラップで探すユーズドメンズウォッチ
④ロレックス
最後は「ロレックス」です。こちらもご存知の方も多いかもしれませんが、時計業界では断トツの人気を誇るスイスの高級時計メーカーです。特にスポーツモデルに関しては供給が追い付かない為、直営店や代理店では品切れが続いています。
創始者「ハンス・ウイルスドルフ」によって1905年のロンドンに設立されますが、1919年に時計製造で有名なスイスのジュネーブに移転します。その後、様々なモデルや機能が開発されていきますが、中でも特に重要な発明が3つあります。1つ目は1926年に開発された「防水性と防塵性を備える世界初の腕時計」 、2つ目は1931年に開発された「世界初の自動巻メカニズムを持つパーぺチュアルローター」、3つ目は1945年に誕生した「ダイアルの小窓に日付を表示する初の自動巻腕時計(デイトジャスト)」 ですね。これらはロレックスの3大発明と呼ばれ時計業界に大きな影響を与えます。
デザインや機能は半世紀前に完成されたものが多く、流行に左右されないため老若男女に幅広い人気の腕時計メーカーです。
ロレックス デイトナ 116515
本日ご案内している「デイトナ」とは、ロレックスのクロノグラフ機能付き腕時計のシリーズ名です。アメリカのフロリダ州にある「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が名前の由来となっています。
現行モデルの特徴は先ずセラミック製のモノブロックセラクロムベゼルですね。耐傷性に優れ、紫外線の影響を受けにくいとのこと。
もう1つの特徴はロレックスが開発したラバーストラップです。は、柔軟なチタン・ニッケル合金製ブレードをエラストマー(人工ラバー)で覆い、しなやかで耐久性に優れたストラップとなっています。装着感を高める内側のクッションシステムは必見ですね。
こちらのモデルはストラップ以外の素材は18金のエバーローズゴールド製となっておりますので、ラバーストラップ仕様の高級ラインをお探しの方にお勧めです。
まとめ
いかがでございましたか。一概にラバーストラップと申しましても各メーカーの開発コンセプトによってデザインは異なりますので、腕時計の雰囲気も様々なものになっています。腕時計を選択する際には時計メーカーの指定はこだわらず、色々お試しになる中でご自身にピッタリのモデルを見つけて頂ければと思います。
尚、本日ご案内したモデルはごく一部ですので、その他のモデルはこちらからご覧くださいませ。