エバンス オンラインショップ担当の大貫です。
2021年4月7日にロレックスの新作が発表され、予想通りエクスプローラー・シリーズのモデルチェンジとなりましたね。
一方、デイトナの新ダイアルとしてメテオライト文字盤がクローズアップされていますが、よく確認すると他にも新しい文字盤が出ていたり、逆に生産終了(ディスコン)となった文字盤も出てきました。
2021年発表のデイトナ 新ダイアル
新ダイアルとしてメテオライト文字盤はご周知の通りですが、他にも多くの【新ダイアル】があります。
コンビモデルの116503G。インダイアルにサークルが付きました。
またローズゴールドモデルのダイヤ付き文字盤では、これまでバケットカットダイヤモンド・インデックスのみだったものが、他モデルと同様にラウンドカットのダイヤモンド・インデックスを備えた文字盤も新たに加わり、基本色であったロゼカラーが、“サンダスト”カラーに変更されています。
2021年ディスコン(生産終了)のデイトナ
ダイヤモンド付の文字盤が多く生産終了になっています。特に注目しているのが、デイトナ・コンビモデル。
4月7日以降、ダイヤモンド付はブラック文字盤のみとなっています。ということはこれまで存在した、ホワイト/シャンパン/マザーオブパール/旧ブラック文字盤が生産終了と思われます。
ゴールドモデルも似たような感じです。
また上記でもご案内しましたローズゴールドモデル(116515LN)のロゼカラー(ピンク)が生産終了ですね。
上の画像が旧文字盤(弊社エバンスの画像)、下が新文字盤(日本ロレックス公式サイト)です。どちらもピングゴールドの様な色味ですが、『サンダスト』の方が赤みがあるように見えます。
下記画像は同じ日本ロレックス公式ホームページに掲載されている【ロゼカラー】。比べると確かに違いがあります。どれくらいの差があるのか実際に見比べてみたいですね。
いま気づきましたが、レディースモデルの文字盤にも6時位置に“王冠マーク”が付くようになりましたね。
2021年新デイトナの注目ポイント
お客様の反応では、やはりメテオライト文字盤の人気が高まりそうです。日本での流通が待ち遠しいところですね。
近年人気となっている“パンダ”デザインのメテオライト素材。人気が出ないわけがありません。
以前もメテオライト文字盤のデイトナがありましたが、今回のデザインは人気が出そうです。
生産終了となったデイトナの相場予想
今回、ディスコンとなったのは、ダイヤモンド付の文字盤タイプで、特に人気である黒文字盤のデザイン変更がありました。そのため旧ダイアルの相場はじわじわと上がってくるのではないでしょうか。個人的には旧ダイアルが好みですので、同じように思っている方もいるでしょう。
また、マザーオブパールの文字盤に関しては、これまでそれほど人気はありませんでしたが、もともとの生産量も少ないと思いますので、数の少なさから価格の高騰もあり得ます。
エバーローズゴールドの「116515LN」のロゼカラーに関しては、微妙な仕様変更となります。この辺りは大きな変化はないと思いますが、最近は僅かな仕様変更でも大きく価格に影響することがありますので、正直なんとも言えませんね。
今後のデイトナはどうなる?
2021年の新作発表前は、デイトナ自体がモデルチェンジとの噂がありましたが、今回は文字盤の一部変更というところに留まりました。ムーブメントが2000年からほとんど変わらず(部分的にアップデートはされてますが・・・)、既に20年以上のロングセラー機となっていますので、そう遠くないうちにモデルチェンジがあると思います。
しかしながら、今回新たなダイアルが発表されたことで、しばらくは変更が無いという可能性もありますね。もし仮に来年、2022年にモデルチェンジとなれば、今回のメテオライト文字盤は1年のみ生産ということになり、かなりのレアモデルとなることでしょう。
新作が出たばかりですが、来年も楽しみです。