エバンス オンラインショップ担当の大貫です。
ロレックスの2021年新作モデルが4/7(水)に発表されました。発表前のロレックス公式サイトでの予告画像では、エクスプローラーⅡと見られていましたが、実際どうなったのか気になるところです。
ロレックス 2021年の新作
早速ロレックスの新作を見ていこうと思います。個人的には驚きの内容で、ちょっと予想外な感じです。
① 新エクスプローラーⅠ
まずロレックスのホームページで、最初に表示されたのが『エクスプローラーⅠ』。以前「もしかして」ということで予想したことはありましたが、まさかのロレゾール仕様(コンビ仕様)が発表されました。
もちろんステンレスモデルも刷新されていますが、ケースサイズは先祖返りの<36mm>へ、まさかのサイズダウン! ダブルで驚きがありました。
もちろん、ムーブメントも次世代機に切り替わっており、文字盤6時位置の「SWISS」と「MADE」の間に王冠マークが付くようになりました。ムーブメントは、2020年に発表されたサブマリーナー・ノンデイトや、オイスターパーペチャルと同様のCal3230が入ります。
② 新エクスプローラーⅡ
こちらは予想通りのモデルチェンジではありましたが、見た目はほぼ変わらず。誕生50周年のアニバーサリーイヤーとしては物足りない内容でした。
ムーブメントがGMTマスターⅡと同様のCal.3285となり、基本性能が向上していますが、外装の変更点は文字盤にの6時位置に王冠マークが付くくらいでしょうか。ケースサイズの変更もありません。
エクスプローラーⅡに関しては、大きな変化を期待していたので、拍子抜けしました。
4月8日追記) 上写真の新型 黒文字盤で針の中央部分が黒塗りでなくなっています。(下の写真が旧型)また、新型はブレス幅が広く、ラグ幅が細くなっているようにも見え、細部に変更がありそうです。実機で見比べてみたいところです。
③ 新ダイアル
『デイトジャスト』や『デイデイト』、『デイトナ』に新ダイアルが加わっています。デイトナ(ゴールドモデル)には新デザインのメテオライト文字盤や、新カラーの“サンダスト”文字盤。またコンビモデルも含め、ダイヤ付きのブラック文字盤がリニューアルされるなど、幾つかの新しい文字盤が出ています。
デイトジャストには個性的な2パターンの文字盤が登場しました。他にも新たなカラーバリエーションも増えています。
フルーテッドモチーフの文字盤は、ロレックスの象徴的な“フルーテッドベゼル”のデザインを取り入れているようで、人気が出そうなデザインだと思います。
④ ブレスレットが選択可になるモデルも
これまでブレスレットの種類が固定だったモデルが、下記の2モデルでブレスレットの選択ができるようになります。
GMTマスターⅡに関しては、ステンレスモデルのみ選択可能で、ロレゾールモデルやゴールドモデルでは固定のまま。またスカイドゥエラーのゴールドモデルもオイスターフレックスブレスレットのみとなります。
2021年新作のサプライズモデルは?
今年のサプライズは、【エクスプローラーⅠのロレゾール仕様】でしょう。おそらく新作をチェックしている方は、予告の映像からエクスプローラーⅡに大きな期待があったと思いますが、まさかの変化球です。
また、サイズダウンも驚きました。2010年に36mm → 39mmとなった際は、違和感を覚えましたが、いまや見慣れたものですので、39mm → 36mmとなると結構小さく感じると思います。個人的には36mmサイズは好きですが・・・
2021年に生産終了となるモデル
2021年の新作モデルが発表されたことで、生産が終了したモデルも出てきています。確認したところ、新作となったモデル関連の前モデルと、デイトナの一部の文字盤が生産です。
エクスプローラーⅠ Ref. 214270
エクスプローラー Ref. 216570
モデルチェンジにより、上記2モデルが生産終了となります。
ディスコンモデルの今後の相場は?
生産終了となったスポーツモデルの「新品」は、急速に市場から姿を消していきます。エクスプローラーⅡに関しては期待値が高かったため、発表前にかなり高騰しましたが、こちらの相場は少し落ち着くのではないでしょうか。
サイズが大きく変更となったエクスプローラーⅠは、しばらく注目されると思います。サイズが小さくなるため、旧型の需要は高まると予想されますし、前期・後期ダイアルでも少しづつ差が出てくるのではないでしょうか。