エバンスブログ

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「ウォッチ・コンセプター“リシャールミル”」2015年12月15日

2015-12-15 17:56

(※本文中のリンクは、サイトリニューアルのためリンク切れになっていることがございます。予めご了承ください。)

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
もうすぐクリスマスですね。
みなさん、今年のプレゼントはもう決まりましたか?
今年は腕時計を選んでみてはいかがでしょう。
いろいろとご相談に乗りますよ、是非お早めに銀座エバンスにお越しください。

さて、本日はお店に入荷することもめったにないのに、並ぶと驚くほどすぐに売り切れてしまう
“リシャールミル”のご紹介です。

こちらは2006年発表のモデルで、リシャールといえばこのスタイルを思い浮かべる方が多いはずです。
実はリシャールミルにはトノー型の他に、ラウンドやレクタンギュラーも存在するのですが、
このトノー型のモデルのつくりが多く、絶大な人気を誇っています。
記念すべき第一作“RM01”がオリジナルで、時計の概念に捕らわれない斬新な発想と未来的なデザインが
時計業界を驚かせ、瞬く間に世界中の時計愛好家達や様々なプレスが“リシャールミル”の名を知ることに
なりました。というのは、このモデルの素材がすごかったのです。

時計の内装部品に、F1や航空宇宙産業において採用されている素材と技術を用い、ケースサイドを大胆にくりぬいている、今まで誰も見たことのないデザインに仕上がっていました。
そしてこのモデルこそが、リシャール氏のアイデンティティーそのものであり、その後毎年発表される各モデルに、RM01のコンセプトが踏襲されています。
ちなみに第一作めのモデルは、世界限定17本の為既に完売しており、現行のモデルの価格から考えますと、手に入れようとしたら何億円も値が付くのではと思います。
リシャールミルはレディースモデルで600万円~、メンズモデルは1000万円を超えるモデルが殆どです。
トゥールビヨンを搭載すると、限定のカーボン採用モデルでなんと、1億円を超えるモデルも今現時点で
存在します。
これほどまでに価格の高い腕時計、本当に我々の未知の領域ですよね。
ではなぜそのような高額になるのか、今から少し紐解いていきましょう。

ブランドを立ち上げたばかりの2001年、時計界では衝撃が走りましたが、その個性と価格設定になかなか業界に馴染めず、苦労をしたそうです。
それが上の写真のモデル、2004年発表のリシャールミル初めての自動巻き“RM05”が発表されて人気に火が付いたのです。更に人工衛星にも使用されている“アルシック”という新素材を採用したモデルが登場し、そのモデルはあっという間に完売したそうです。
そして現在までの地位にのぼりつめたのは、リシャールミルの腕時計を実際に腕に着用してテニスやゴルフのプレーをし、その性能を証明しているトップアスリート達のおかげでもあります。
彼らは手首に大変な負担の掛かるプレー中に使用し、機械式時計は衝撃に弱いという我々の常識を覆したのです。リシャール氏は彼らを単に広告のためだけのアンバサダーとは考えず、ファミリーとして大切にしているそうです。

リシャールミル氏は様々なブランドのマネジメント経験を基に1993年、モーブッサンのウォッチ&ジュエリーのCEOを務めます。
1998年にモーブッサン辞職後、自身のブランド“リシャールミル”を立ち上げ、2001年にRM01を発表、
その後RM01に採用した基本コンセプトはそのままに、様々な素材を内装部品だけでなく外装にまでも採用し、今では目を見張る程素晴らしいレディースウォッチも発表しています。
来年のSIHHで発表される“究極のレディースウォッチ”と称されたそのモデルは、まさかの天然石のピンクサファイアの大きな塊をトノー型にくり抜き、時計のケースにするという、今までどんなブランドも挑戦したことのない至難の加工はそれはもう、見事としか言いようがありません。
リシャール氏がレディースウォッチに力を入れ始めたのは数年前からで、彼曰く「数年前から女性は未だ貴石が散りばめられた時計に惹かれるものの、時計の複雑な機構と技術に魅了されつつある」という理由からだそうです。

そうですね、今も昔も女性はキラキラしたものが好きですが、量より質、外見より内面、という女性が増えています。それは人間にも物にもいえることであり、リシャール氏は現代の私達や未来まで見越しての時計づくりを行う人物なのです。
リシャールミルのモデルひとつひとつが“未来の時計”と称賛される所以ですね。
そして私自身、腕時計においては貴石よりも機械、中身が好きですし彼のこの考えに大いに共感を覚えたので、嬉しくてこの話を載せました。
この話ひとつだけ聞いても、「自分は時計師でも、デザイナーでもなく、コンセプターなんだ」と彼自身が言っている意味が理解できますよね。
マーケットや顧客に対しての視点が違う、すごい人物なんだと改めて感じます。

“ウォッチ・コンセプター”。
私がブログをはじめて、初めて知り、書いた言葉です。
伝統的な時計づくりを基本理念とし、時計師をしている人物を今まで数名ご紹介して来ましたが、私がお伝えしてきたどの人物とも違う、リシャールミル氏。
彼はコストを考えず、自由に好きな形や素材、色などを選びコンセプトを練る。
その発想を実際に形にするため、時計専門家や老舗部品メーカーへ製造を依頼する。
自主一貫生産で小さな部品から組み立てまで自社工房内臓化のメゾンが多い中、リシャールミルのような独自のスタイルを“マニュファクチュール・デジネー”というそうです。
このような生産体制をとっている理由は、リシャール氏の類稀な才能と発想は、その開発と製造に相当な技術と知識が必要だからです。
現にスイス屈指のケース成型技術を誇るドンツェ・ボーム社や、以前オーデマピゲ・ミレネリーのご紹介でお話ししたトゥールビヨン等、複雑機構を専門とするルノー・エ・パピが、時計製造を行っています。
それぞれの部門の世界一のスペシャリスト集団を一挙に呼び集め、みんなの力でひとつの時計を作り上げているのです。

リシャールミルの腕時計が製造されているのは、私がこれまでブログで何度かご紹介した町、“ラ・ショー・ド・フォン”と“ル・ロックル”のほぼ中間の小さな村、“レ・ブルルー”です。
すごい時計はやはりスイスのこの辺りから生まれるんですね。
そしてすごいのは時計だけではありませんでした。
リシャール氏が住んでいる家が凄過ぎて、広大過ぎるのです。
その敷地面積130ヘクタール、なんとディズニーランドとディズニーシーを足したよりもまだ広いそうです!
邸宅であるシャトーの他に、リシャールミル本社、個人のオフィス、厩舎(きゅうしゃ)、果樹園なども備えており、月の半分はここで過ごすそうです。
都会の喧騒から離れ、こんな素晴らしい場所があるからこそ、次々にいろいろなアイデアが生まれるのかもしれませんね。

また、リシャール氏は大の車愛好家です。
そのため彼の時計づくりの哲学は、時計界の中の頂点、最高峰の代名詞「腕時計のF1」を製作するとし、レースに出場する車には様々な最先端の素材が採用され作り上げられていることから、レーシングマシンに匹敵する“エクストリームウォッチ(極限の腕時計)”を製作することだそうです。
彼は理想の時計づくりを徹底しており、最高品質のチタンやカーボンを使用した高分子複合材料などの素材や、小さなネジのひとつひとつまで、先程お話しした世界一のチームがリシャール氏のコンセプトを実現するために一から開発しています。
その結果、一般モデルが600万円~という価格設定になっているのです。

このリシャールミルの時計づくり、まったく新しいスタイルだと思いませんか?
いろんな人の想いが込められて、手が掛けられて、ここにある。
値段の重みも、みんなの想いの重みなんですよ。
今までのお話を踏まえて是非、この時計を一度見て手に触れていただきたいです。

Ref.RM010


Ref.RM005

いかがでしたでしょうか。
少しリシャールミルのこと、お分かり頂けましたか?
今、本当に珍しく二本もお店に並んでいます。

色違いでパートナーとペアで、というのも素敵ですよね。
今まで体感したことのない、着け心地。
先ずはその軽さに驚き、装着感に感動していただけますよ。
是非一度お手に取ってみて下さい。
たっぷりの未来感が感じられる腕時計です。
たくさんのご来店、心よりお待ち申し上げております。

銀座エバンス

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