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モデル解説:ロレックス サブマリーナ コンビ Ref.116613LB/116613LN

2020-08-19 11:00

オイスターケース、回転ベゼル、ねじ込み式リューズを搭載して「潜水艦」という意味を持つサブマリーナは、1953年に誕生し、ダイバーズウォッチの原点と呼ばれる存在となっています。

日常生活において必要十分な、300m=1000フィートという防水機構を搭載したダイバーウォッチ。「サブマリーナー」というモデルは、生誕から約60年経過することになりますが、殆どモデル自体の意匠に変更は無く、如何に初代モデルの完成度が素晴らしい物だったかと、実感出来ます。

ダイバーズウォッチとして完成されたデザインのサブマリーナ。プロフェッショナルウォッチとしての性能はもとより、抜群の視認性を誇ります。

ロレックス サブマリーナ コンビ Ref.116613LB/116613LNの特徴

前モデル(Ref.16613)に比べ、スペック上の変更は少ないながらも、内外装は一新され、セラクロムベゼルの採用やブレスレットの堅牢化など、全体的な仕様変更がありました。

コンビ仕様のサブマリーナは2009年にモデルチェンジ。2008年にゴールドモデル、2010年にステンレスモデルがモデルチェンジしてしています。大きな違いはセラクロムベゼルを採用したことで、見た目だけでなく、ベゼルの耐久性、耐傷性が向上しています。

ロレックスでは、“ロレゾール (Rolesor) ”と呼ばれるコンビ仕様。カラーバリエーションはブルー、ブラックのみ。過去にはダイヤモンドのインデックスを採用したRef.116613GLB、及びRef.116613GLNがありましたが、生産は2009年から2014年と、わずか6年ほどで生産終了となりました。

Ref.116613GLN

ブルーダイアルは通称“青サブ”、ブラックは“黒サブ”と呼ばれ、特にブルーダイアルが人気。なおブルーダイアルでは、当初光沢のないマット加工のブルー文字盤が採用されていましたが、2013年にマイナーチェンジし、現在まで続く光沢のあるサンレイ仕上げのブルー文字盤に変更されています。

リファレンスナンバーの末尾 “LB” は、フランス語 “Lunette Bleu “。 “LN” は、フランス語 “Lunette Noir”の略で、それぞれ青いベゼル、黒いベゼルを意味しています。

初期マットダイアル

ロレックス サブマリーナ
コンビ Ref.116613LB/116613LNのスペック

  • 素材:ステンレス&イエローゴールド
  • ケースサイズ:直径40mm
  • ムーブメント:自動巻き( Cal.3135 )
  • 防水性能:300m
  • 夜光素材:クロマライト
  • 風防素材:サファイアガラス

ロレックス サブマリーナ
コンビ Ref.116613LB/116613LNの製造年

2009年(V番) ~

ロレックス サブマリーナ
コンビ Ref.116613LB/116613LNのムーブメント

自動巻き-Cal.3135(ロレックス自社製ムーブメント)

ロレックス サブマリーナのムーブメント

パワーリザーブ:約48時間
クロノメーター:〇
ハック機能:〇
駆動タイプ:自動巻き
振動数:28,800振動/時

搭載ムーブメントは、最高峰ムーブメントとしての呼び声が高い、Cal.3135を搭載。 前モデル(Ref.16610)から引き続き採用されています。 1988年に誕生したムーブメントで、ヒゲゼンマイの変更などマイナーチェンジを行っていますが、当時から耐久性、精度の安定性、メンテナンス性など、非常に完成度の高いムーブメントとして評価されています。

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