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テンプのショックバネの役割(2016年1月10日)

2016-01-10 11:55

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エバンスブログをご覧いただきありがとうございます。アフターサービス部の栗原です。

時計の調子が悪くなる原因は様々御座いますが、比較的よく見られるものにショックバネが外れることによるものがあります。ショックバネが外れるとテンプの石が外れて時計が止ってしまいます。

テンプ本体の軸(ホゾと呼びます)の先端はごく小さな力で動くよう細くなっており、太さは髪の毛くらいです。

テンプの石の外れた状態です。外れた石はムーブメントの内部に入り込んでしまい、汚れの原因になる場合もあります。この状態では精度は出ず、止まってしまうので使用せず、早めにメンテナンスに出してください。

本来はこのように石が受けに収まっています。

そしてバネで押さえて石をとめ、ホゾが中心にしっかりと立ち、テンプがスムーズに動きます。
石が固定してあると、細いホゾは衝撃が加わると折れてしまいます。このためバネが衝撃を吸収してホゾを守り、さらに強い力が加わるとバネが外れ、ホゾが折れてしまうのを防ぐようになっています。
このような耐震装置は1950年頃から出てきており、現在でも改良が進んでいます。

エバンスでは自社内にメンテナンスルームを完備し、ロレックスを中心に整備実績が多数あります。ロレックス以外のブランドウォッチやアンティークウォッチなどのオーバーホールも承っております。ぜひ一度ご相談ください。

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