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「天才デザイナーと偉大な時計師のつくった歴史あるモデル “インヂュニア”」 1月12日

2016-01-12 18:30

(※本文中のリンクは、サイトリニューアルのためリンク切れになっていることがございます。予めご了承ください。)

こんにちは、銀座エバンス稲田です。
昨年は大変お世話になりました。
2016年もみなさまに楽しんでいただけるよう、精一杯がんばります。
今年も何卒、宜しくお願い申し上げます。

本日はIWC“インヂュニアAMGブラックシリーズ・セラミック”のご紹介です。


1970年代、かの有名なデザイナーの手によりインヂュニアのデザインは誕生しました。
その名も、“ジェラルドジェンタ”。ご存知の方も多いと思います。
APロイヤルオークや、パテックノーチラス、カルティエパシャ等のデザインを手掛けた天才デザイナー。
彼はヘルメットから着想を得て、ビス(ねじ)を隠さずにデザインとして取り入れることにしたそうです。
1976年、IWCの歴史に残るインヂュニアSLが誕生、このSLのインヂュニアのデザインは現行モデルにも引き継がれ、今なお我々の手の届くところに存在します。

最初のインヂュニアは非常にシンプルなラウンドで、剣のように尖ったドルフィン針の3針・日付・革ベルト、というドレスウォッチのようなつくりでした。
インヂュニアの最大ポイントである“耐磁”。IWCの時計師達が自身が製造した時計を、磁力から保護する方法について思案し始めたのは、電気が発明された頃、つまり1880年代に入ってまもなくのことたっだそうです。1888年から耐磁性を持つムーブメントを製造、軍隊や航空機内においても強い磁気に悩まされていた時代で、IWC社は1940年代半ばに“パイロットウォッチ”としてのインヂュニアを開発、発表は1955年のことでした。
同社は科学者や医者、パイロットなど、特殊な職業の顧客向けにインヂュニアを製作しており、当時の一般的な腕時計と比べるとこのモデルは非常に大きく分厚いものでしたが、ステータスの高い顧客向けモデルだった為、その方々にふさわしいエレガンス性も備えて製作されたドレスウォッチ仕上げになっていたのですね。
そして現行のインヂュニアにもこの初代インヂュニアの文字盤に記された「INGENIEUR」の稲妻ロゴが採用され、12・6のみのシンプルな顔もそのままに、今なお初代の面影を踏襲しています。


ムーブメントは1944年、IWCの技術責任者に就任したアルバート・ペラトンにより、完璧な耐衝撃システムの加えられた3針キャリバー85シリーズが開発され、初代インヂュニアに採用されました。
その後、1970年代から1980年代にかけて世界中でクォーツショックが巻き起こり、ジェンタデザインのインヂュニアSLにはIWC史上初のクォーツムーブメントが組み込まれました。(後程お伝えする自動巻きモデルが一般的ですが、クォーツも存在します)これは“ジャガー・ルクルト”社製です。
1980年代にはETA社のムーブメントも採用、2005年にこちらもIWC史上初の自社製キャリバー80111を開発、このムーブメントが今回ご紹介するインヂュニアAMGに搭載されています。

インヂュニアSLに話を戻しますが、このモデルのキャリバー8541のアンクルレバー、ガンギ車、振り座には耐磁性素材が採用されており、軟鉄製インナーケースも伴って80,000アンペアまでの耐磁性と耐衝撃性も備わっています。
当初のIWC社の理想とする時計とされていたのですが、時代にマッチせず、ステンレス製モデルはなんと、僅か550個しか販売に至らなかったそうです。
その為、今後数十年後にはプレミアが付く可能性を秘めているモデルなのだそうです・・・!
以前に私のブログでお伝えした私稲田愛用の、ロレックスの“ミルガウス”を彷彿とさせるモデルです、インヂュニアは。

ちなみにロレックスにもオイスタークォーツが存在しますし、IWCでもメンズのクォーツモデルをつくっていたのですね。ひとつのモデルの歴史を辿っていくと、クォーツショックなどの時代背景が感じられておもしろいです。
そしてもう一本、インヂュニアを語る上で欠かせないモデルがあります。
それは1980年代半ばに発表された“インヂュニア500,000A/m”です。
ひげぜんまいにニオブ・ジルコニウムを採用し、このひげぜんまいはテストで370万アンペアもの磁気に耐えたそうです。しかしSLと同じ理由で2700個しか製造されておらず、こちらもIWCの伝説になる可能性大なのです。


これら伝説の傑作達と同じジェンタデザインを持つ現行のインヂュニア。
2005年にはメルセデスAMGとのコラボレーションを遂げ、セラミック製ブレーキから着想を得て製作されたこのモデル、“インヂュニアAMG”。
ベゼル、裏蓋リング、リューズ、リューズプロテクターには、ブラックの酸化ジルコニウムを採用しています。直径は46mmとやや大きめですが、ケース一体型ベルトは装着感抜群、
防水は120m、そして何よりIWCがこれまで製造していた時計の中で最も強靭なムーブメントを搭載していますので、実用性にも優れています。
このキャリバーは摩耗や衝撃に非常に強く、同時にメンテナンスも簡単に行える、未来的なムーブメントです。大きく開いた裏蓋はシースルーバックになっており、その動きを楽しむことができます。

2013年にはメルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワンチームとパートナーシップを結び、
インヂュニアトゥールビヨンが登場、他にもおもしろい機構を搭載したモデルが続々発表されています。
そして最初のインヂュニアから60年経った今も、その魅力は色褪せることなくIWCと共に歴史を刻み続けています。
天才デザイナーと偉大な時計師のつくった歴史あるモデル。
是非一度腕に乗せてみて下さい。

みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

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