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自分だけの色の変化を作り上げる愉しみ/フランク・ミュラー 「カサブランカ」

2020-06-29 10:00

皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、フランク・ミュラーの代表的なコレクションのひとつである “カサブランカ” についてご紹介いたします。

カサブランカ ブラック文字盤 Ref.6850CASA

フランク・ミュラー初のステンレスモデル “カサブランカ”

1992年の創業以来、金無垢を使用したラグジュアリーなモデルを発表していたフランク・ミュラーに、1994年ブランド初のステンレスモデルとして誕生した “カサブランカ” 。これまでより手の届きやすい価格帯が、より一層幅広い人気を高めたモデルです。

モデル名の由来となっているのは、1942年にアメリカで公開された映画『カサブランカ』。80年近く前の作品ですが、「君の瞳に乾杯」というフレーズを耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。この有名なフレーズは、この映画のワンシーンの日本語訳からきているそうです。

名前の由来は映画ですが、モデルのコンセプトも1920~1940年代に高級リゾート地としてヨーロッパの人々の憧れだった、フランス領モロッコの最大都市“カサブランカ”をイメージしたトラベラーズウォッチとして創られたモデルです。

モロッコ カサブランカ

カサブランカの特徴

ケースはどこから見ても曲線が描かれた美しいフォルムのトノー・カーベックスに、サハラ砂漠の砂塵にも耐えられるようステンレス素材が採用されました。ごく僅かに金無垢モデルもございますが、現在でもカサブランカはステンレスモデルがメインとなっております。

ベルトにはアフリカ特有の暑さにの中での使用を想定し、ステンレス製のブレスレットとタフなカーフベルトが備えられました。クロコダイルに比べると、比較的安価で購入可能なカーフベルトは、日常使いの時計として嬉しいポイントです。

カサブランカの文字盤は基本的には3色。カサブランカの地名の由来となっている白い家をイメージしたホワイト文字盤、街燈がなく月や星が光り輝くモロッコの夜をイメージしたブラック文字盤、サハラ砂漠特有の赤みの強い砂をイメージしたサーモンピンク文字盤の3色です。

カサブランカ ホワイト文字盤 Ref.2852CASA

そして、ステンレスケースと共に初めて採用されたのが、夜光インデックスです。暗い夜道での使用を考え、文字盤上のビザン数字のインデックスとクラシカルなリーフ型の針には夜光塗料が施されました。

また、カサブランカ専用のボックスも見逃せないポイントです。赤茶色のボックスの前面にそえられた、まるで旅行カバンを想わせる装飾部分には<CASABLANCA>の文字が型押しされており、カサブランカのコンセプトがボックスでも表現されているように感じられます。

カサブランカ専用ボックス

変化を愉しむための文字盤

フランク・ミュラーの中において「カサブランカ」が、他のモデルと一線を画している点、それは文字盤のエイジングを愉しむことを想定し、作られていることです。

経年変化をなるべく抑えるため、文字盤には日焼け防止加工が施されるのが一般的。ところがカサブランカはあえてUVケアコーティングは行なわず、むしろ日焼けを促し色の変化を促進させるような加工がなされいています。そのため日々時計を使用することにり文字盤が焼け、色が徐々に変化していきます。ユーザーにより色の変化具合は様々ですので、自分だけの色やヴィンテージのような風合いを育てていくことの出来る醍醐味がカサブランカにはあります。

カサブランカのラインナップ

カサブランカには様々なケースサイズが用意され、下記のように8サイズが基本構成。シンプルな3針タイプや日付表示、クロノグラフ機能があるモデルに、ムーブメントも自動巻きに手巻き、レディースサイズにはクォーツモデルもあり、大きさや機能面など様々なラインナップがございます。

  • 1750サイズ (35mm×25mm)
  • 7500サイズ  (38.5mm×28.5mm)
  • 2852サイズ  (43mm×31mm)
  • 5850サイズ  (45mm×32mm)
  • 6850サイズ  (47mm×34mm)
  • 7880サイズ  (50.4mm×36mm)
  • 8880サイズ  (55.5mm×39.5mm)
  • 9880サイズ  (60.5mm×43.3mm)

フランク・ミュラー初の限定モデル “カサブランカ サハラ”

1995年には、当時フランク・ミュラー初の限定モデルとして“カサブランカ サハラ”が発表されました。エイジングを愉しむ点や厳しい気候に耐えうる素材選びなど、基本的なコンセプトはカサブランカと一緒なのですが、違いはインデックスや針に夜光塗料が使用されていないというところです。

文字盤の色はカサブランカ同様、ホワイト文字盤・ブラック文字盤・サーモンピンク文字盤の3色展開ですが、インデックスと針には、サハラ砂漠の広大な大地を想わせる赤茶色が採用されています。これは暗い夜道でも視認性を高めるためのカサブランカとは違い、都会の夜でも明るい街中での使用を前提とされており、あえて夜光のないデザインとなったようです。

このカサブランカ サハラ、当初は限定モデルとして発売されたのですが、一躍人気モデルとなり、その後レギュラーコレクションとなりました。一時期は、生産終了になるのでは、との噂が出たこともありましたが、現在も生産は続いています。

カサブランカ サハラ ホワイト文字盤 Ref.6850SAHA

他にもステンレスケース全体にPVD加工が施され、文字盤やベルトまで全てブラックで統一された“カサブランカ ノワール”や、文字盤上に迷彩風にビザン数字が散りばめられた“カサブランカ カモフラージュ”など、カサブランカにも様々な仕様のモデルがございます。

カサブランカ カモフラージュ Ref.5850CBR

新品から自分だけのエイジングを作っていくもよし。いい色合いの中古を探してみるもよし。他のモデルにはない、時計を着けることの楽しさを感じてみるのもオススメです。

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