「原点を見事に再現:IWC VINTAGE PILOT」2012年5月24日
2012-05-24 08:01
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ブログをご覧の皆様こんにちは、福永です。
本日はIWC ヴィンテージパイロットを、ご紹介いたします。
こちらのモデルは2008年に、IWC創業140周年を記念して発表されました。
パイロットウォッチのルーツは1930年代にまで遡り、高精度のムーブメントそして高い耐磁設計の製品は現在までも引き継がれています。
また、その視認性、操作性に優れたデザインは機能美と呼ぶに相応しく、この記念モデルにおいて当時の雰囲気を見事に再現しています。
マットなダイヤルに映えるアラビアインデックスとコブラ型針、回転ベゼル外周に施されたコインエッジ装飾、そして肉厚で柔らかなカーフベルトなど、どれもが高い質感で仕上げられています。
裏面に目を移すと、シースルーバックから大きな手巻きムーブメントがご覧頂けます。
搭載されるCal.98000は、IWCが70年以上に渡り生産・改良してきた懐中時計ムーブメントの流れを汲む、4/3プレートそしてジョーンズ・アローと呼ばれる長い緩急針が特徴のムーブメントです。
また、一般的にロービートのムーブメントは耐久性が望める反面、精度が出しづらいと言われていますが、Cal.98000は細かな精度調整が可能なジョーンズ・アローを用いる事で高い精度も同時に実現した理想的なムーブメントと言えます。
さて、最後に着用例です。
ケースサイズ44mmと数字上は大きく感じますが、実際に腕に乗せて頂くと装着感の良さを感じて頂けるはずです。
また、ステッチの効いたベルトも時計の雰囲気にぴったりと合っています。
IWC伝統のムーブメント、パイロットウォッチの原点を見事に再現したデザイン、オススメの一本です。