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知って得する!ロレックス買取査定のチェックポイント

2020-03-03 11:00

ブログをご覧の皆様こんにちは、販売部の福田でございます。ロレックスは商品不足のため入手困難の状態が続き、人気が集中しているスポーツ系の新品や中古は相変わらず高値で売買されています。

並行輸入店などでは、定価でご案内を出来ないプレミア価格となっているモデルが多い現在、今のうちに時計を手放したいという方が増加することは自然の流れではないでしょうか。

本日は、現行のサブマリーナデイトをサンプルにして、 買取を行う立場から、査定時のチェックポイント、買取価格の決定プロセスをご紹介できればと思います。

サンプル例:ロレックス サブマリーナ 116610LN

買取査定の3つのポイント

弊社も含め、買取査定の際にチェックするポイントは大きく3つに分かれています。それは「時計の状態」、「付属品の有無」、そして該当モデルの「相場・在庫状況」となり、この3つのポイントで大まかな価格が決定します。 各ポイントを順番にご案内して参ります。


買取査定チェックポイント① 時計の状態

ガラスを含めた時計のキズや経年劣化、また時計に不具合が無いかの動作チェックを行います。キズの大小や場所によって査定額は変わってまいりますので、以下のチェックポイントを参考にして、 ご所有する時計の取り扱いを見直して頂けたらと存じます。

ベゼルキズや色褪せ

現行のサブマリーナーデイトはベゼルが耐蝕性に優れたセラミック素材を使用していますので、キズや褪色には強いのですがベゼルの周囲にも打ち傷が無いか調べます。

ガラスのキズや欠け

ガラスの縁の部分は正面から見ても中々判断出来ませんが、ひび割れが入っていますとサブマリーナーの大きな特徴である防水機能を確保できませんので、しっかり確認します。

また、サファイヤクリスタルガラスは基本的に磨けない部分ですので、割れていなくても欠けが多いと査定に大きく影響します。ご使用中はあまりガラスに衝撃を与えないことをお勧めします。

旧サブマリーナ Ref.16610

文字盤と針のシミや錆び

水や湿気が、何らかの理由で内部へ入れてしまうと、後年文字盤にシミや錆びが出来ることがあります。こちらは大きく査定に影響しますので、水回りは特にご注意ください。サブマリーナの場合は完全防水ですが、ねじ込み式のリューズが開けっ放しでしたら、長い間メンテナンスを行っていない場合などは湿気が混入する原因となりますので、お気をつけください。

旧型サブマリーナ

ラグやケースサイド、ブレスレットのエッジが立っているか

ケースが痩せていたり、角が丸くなっているとマイナスです。買取前に研磨を行なうのは結構ですが、レアモデルなどは研磨をし過ぎると査定が下がってしまう場合もございます。多少のご使用キズ程度ならそのままの状態でお持ち込み頂いてかまいません。

年式

時計本体に刻印されている製造番号や保証書で、年式を確認します。例外はありますが、基本的に製造年が古い時計より新しい方が査定はプラスになります。

尚、2010年のG番までは製造番号に法則がありましたが、それ以降は法則が無くなり年式が判別出来なくなってしまいました。正確に査定してもらう為にも、保証書は無くさずにお持ちになった方がよろしいかと思います。

時計の動作チェック

「故障してても構わないですか?」というご質問が多いのですが、構いません。
ベゼルや文字盤が色褪せしていたり、時計が故障していたりしても問題ありません。

また、「修理を済ませてから査定に持ち込んだ場合は?」というご質問も多いのですが、修理代金全額がそのまま査定アップとはならないケースの方が多いのでご注意ください。


買取査定チェックポイント② 付属品の有無

時計を入手した際に付属していた、当時のメーカー保証書や箱のことです。時計の状態が同じ場合、大事な付属品が揃っている方が査定アップにつながりますので、買取時には忘れずにお持ち込み下さい。 

モデルによって異なりますが、新型サブマリーナデイトであれば保証書の有無で5万以上 (2020年2月現在) の差が査定額につきます。

保証書

現行モデルの保証書は、緑のカードタイプになります。モデル番号、製造番号、出荷国や販売された日付が記録されています。お持ちでないとかなり査定に影響します。

また、将来的にどなたかに譲って差し上げる時にも、保証書はあった方が良いというケースが多いようです。外したコマと一緒に保管して、紛失しないようにお気をつけ下さい。

コーポレートカラーのグリーンを使った内箱とベージュ色の外箱のセットが現行モデル用です。年代によって色が異なったり、模様が入ったりします。キズが入っていても構いませんので、こちらも忘れずにお持ち下さい。

取扱説明書・パスケース・クロノメータータグ

それぞれのカラーはやはりグリーンです。 クロノメータータグ等は輸入時に有ったり無かったりしますので、 これらは、“もしあれば”くらいで結構です。

コマ

外したコマはかなり重要です。サイズが小さいままですと、購入される方が限られてしまうので査定に大きく響いてしまいます。保証書と一緒に大切に保管することをお勧めします。

ちなみに、メーカーで1コマ足した場合、技術料込みで11,000円位(2020年2月現在)はしますので紛失にはお気を付け下さい。


買取査定チェックポイント③ 
相場の確認

最後に、現状把握している市場での売買価格を参考にして、買取価格を決定します。一般的に海外から仕入れを行なう並行輸入品は、為替やメーカー価格改正に影響を受けますが、買取の場合は如何にその時計に需要があるかが重要になってまいります。

ただし、お店によって在庫の状況は異なりますので、複数のお店に買取相談をして頂くことをお勧めします。


まとめ

一番難しいのは買取のタイミングですが、いつ価格が上がるか下がるかという事は誰にも分かりません。ただし、大切な時計を手放したいという時には、精一杯お手伝いをさせて頂きます。是非ここまでのチェックポイントを買取や下取時にお役立て下さい。

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