「不朽の名作~パテック フィリップ クロノメトロ・ゴンドーロ Ref.5098R-001」11月20日
2015-11-20 16:33
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こんにちは。エバンスの藤本です。
銀座中央通りでは、クリスマスライトアップの準備が始まりました。クリスマスまでは様々な場所できれいなツリーがライトアップされているのが楽しみですね。
クリスマスもすぐそこまで来ている気がします。皆様ご予定はお決まりでしょうか。
さて、先日当社技術者のブログでご紹介致しましたパテックフィリップのクロノメトロ・ゴンド-ロ(USED)が、いよいよ店頭に入荷いたしましたのでご紹介させて頂きます。
型番 5098R-001
ゴンドーロのルーツは1902年から1927年まで、パテック フィリップがブラジル・リオデジャネイロに本社を置く、高級時計宝飾店「ゴンドーロ&ラブリオ社」のために製作したタイムピースにあります。
パテック フィリップは1927年を最後に時計の納品を終えてしまいましたが、それから80年経過し2007年に5098Pを発表します。その景観は文字盤にクロノメトロゴンドーロを表記し、当時のデザインを彷彿させる大胆なフォルムのトノーケースに職人が手作業で施すギョーシェ彫りの美しい文字盤が特徴です。
この文字盤は当時の機械を使用し製作されており、現在では限られた職人しか操ることが出来ないと言われています。また文字盤のギョーシェ装飾を施すのに1枚に2時間以上もかかることから、生産本数が非常に限られるモデルとなります。そしてさらに新しく開発した角型ムーブメントを搭載することにより、時計愛好家からは高い支持を獲得しています。
2007年に発表されたモデルはプラチナ使用でした。そして2008年には本日ご紹介しますローズゴールド仕様も追加されラインナップが拡充されています。原型となったモデルは、1925年製作のパテックフィリップ・クロノメトロ・ゴンドーロからインスピレーションを得ており、それはパテック フィリップミュージアムにも収蔵されています。このRef.5098はパテック フィリップの歴史、デザインの奥深さを感じることができる貴重なモデルです。
アールデコ様式(20代~30年代に流行した装飾様式)を現代的に解釈した幾何学的なデザインがとても魅力です。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。