「ロレックス オイスター パーペチュアル デイト Ref.1500のメンテナンス」2014年5月8日
2014-05-08 13:06
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ブログをご覧の皆様、こんにちは。アフターサービス部の竹内です。
今回はロレックスのRef.1500をご紹介致します。ロレックスのキャリバーの中でも名機といわれる、Cal.1575を搭載したモデルです。1960年代中頃に登場したキャリバーですが、1970年代にはハックと言われる秒規制を追加した後期型も登場しました。今回のは後期型でムーブメントの傷みも少なくとてもいい状態と思います。
現在のパラクロムヒゲゼンマイとは違いますが、青色のブレゲ式フリースプラングヒゲゼンマイを使用しており、振動数は5.5振動(19800振動/時)です。チラネジ付テンプにはミーンタイムスクリューと呼ばれる歩度調整用のネジもついています。
カレンダー機構まで組み立てました。早送りはありませんが、カレンダー機構は現在のムーブメントとほとんど変わらない構造になっています。
外装はプラスチック風防とチューブを新品に交換しています。
ブレスレットの劣化やガタツキもなく、しっかりとした状態です。モデル名の表記はデイトですが、1600等のデイトジャストとの違いはケースサイズだけでムーブメントは一緒です。
エバンスでは古いモデルの修理も受け付けております。修理でお困りの方はお気軽にご相談下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。