「力強くも美しい時計:IWC インヂュニア」2010年5月18日
2010-05-18 07:41
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こんにちは、福永です。
さて本日は私も愛用するIWCから、インヂュニアをご紹介いたします。
インヂュニアといえば1944年発表の初代から現在に至るまで、IWCの技術を集約したモデルとして知られています。本日のご紹介は、一時生産中止になっていたインヂュニアを2005年に復活させた、21世紀仕様とも言える新生インヂュニアの第一号モデルです。
時計デザインの巨匠ジェラルドジェンタによって考案され、今や伝説のモデルとして知られるSLコレクション(76年発表)のスタイルを継承しつつ、現代の最新技術により切削されたケースは素晴らしい質感を生み出すと同時に、インヂュニアの要である堅牢さを実現させています。
ステンレスの質感を最大限引き出した圧巻のケースデザイン。
元来、インヂュニアは技術者向けに開発されたハイスペックモデルであり、そのコンセプトは機械内部にも徹底されています。
まずは耐磁性能、軟鉄製のインナーケースでムーブメントをガードする事で80000A/mという高い耐磁性能を実現しています。(スイスの耐磁時計標準が4800A/mに対し、実に16倍以上もの性能)
携帯電話でさえ約20000A/mもの磁気を持っていますので、様々な電化製品に囲まれた現代の生活スタイルに見事にマッチした性能と言えます。
また、自動巻ローターにバネを組み込み、機械へのダメージを吸収する構造も見逃せないポイントです。
決して緩まず、美しいブレスレット。
徹底したモノ作りの精神は、ブレスレットの造形にも見られます。
各パーツには美しく面取りが施され、スポーティなサテン仕上げのブレスレットに高級感を与えています。
また、ネジを一切使わないブレスレットの構造は使用に伴う緩みを解決する他、駒の裏側に付いたボタンを押すだけで、ユーザー自身がとても簡単にサイズ調整を行っていただけます。
機械式時計の革新的モデル、インヂュニア。
ぜひ、一度お手に取ってその魅力をお確かめ下さい。
自信を持ってオススメさせていただきます!!