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ロレックス
バブルバック
5010
¥396,000
X線を扱う医師や、発電所で働く技師といった強い磁場の存在する職場で働く人々のために作られたロレックスを代表する耐磁時計「オイスター・パーペチュアル・ミルガウス」。名前の由来はフランス語のmill(数字の1000)とgauss(磁束密度の単位)で文字通り1000ガウスもの磁束密度に耐えられる耐磁性を実現したモデルです。
1956年に登場したミルガウスは、ムーブメントを耐磁性の軟鉄素材ケースで覆うことによって耐磁性を実現しましたが、耐磁という目に見えない機能は当時の市場では理解させず、1980年代に姿を消すことになりました。
しかし、磁気製品が身近なものとなった現代社会では、磁気が時計に及ぼす影響が大きくなり、2007年に復活することになりました。
ミルガウス誕生50周年のアニバーサリーモデルとして発表され、現在はブラック文字盤と、“Zブルー”と呼ばれるブルー文字盤の2タイプがあり、いずれも稲妻モチーフの秒針と、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンカラーのサファイアガラスが特徴的です。
Zブルーの文字盤は2014年に加わりました。「Z」のネーミングには文字盤の塗料に含まれる「ジルコニウム」の頭文字が由来となっており、またリファレンスナンバーの末尾“GV”は、フランス語 “Glace Verte ”の略で、緑のガラスを意味しています。
「ミルガウス」の最大の特徴は、その高い耐磁性能です。水や埃と違い、磁気は目に見えないため普段気にすることはほとんどありませんが、テクノロジーが進んだ現代では、磁気を発生させる多くの機器が溢れています。一般的な機械式時計の場合、磁場の影響を受けやすく、磁気が内部に入る事で、精度不良を起こしてしまいます。
例えば携帯電話のスピーカー部分に密着した場合、22,400A/mもの磁気にさらされます。一般的な時計に規定されている耐磁性能は60ガウス(4,800A/m)となりますので、密着状態でなくとも磁気の影響を受けやすいでしょう。
「ミルガウス」は、1,000ガウス(80,000A/mに相当する)もの強力な磁束密度に耐えられる特別なケース設計がされています。オイスターケースと強磁性のインナーケースによる2重構造になっており、オイスターケースのねじ込み式裏蓋を開けると、さらに軟鉄製インナーケースの裏蓋が現れます。
内部の裏蓋には磁束密度の記号である"B"と矢印の刻印がされており、この裏蓋の機能を表しています。このインナーケースの裏蓋もねじ込み式で、磁気からムーブメントを保護し、さらに日付表示を無くすことで、開口部分を可能な限り少なくするなど、磁気の侵入に対する対策が徹底されています。
・ブラック 2007年(Z番)~2023年(ランダム)【生産終了:後継モデルなし】
・Zブルー 2014年(ランダム番)~2023年(ランダム)【生産終了:後継モデルなし】
自動巻き-Cal.3131(ロレックス自社製ムーブメント)
ミルガウスのムーブメントには、ロレックスの基本ムーブメントであるCal.3135に、耐磁用の専用パーツを使用した専用ムーブメントCal.3131を搭載しています。
ミルガウス独自のパーツとして常磁性素材の非晶質合金をアンクルとガンギ車に使用することにより、極めて高い耐磁性を実現。また、ヒゲゼンマイの素材にパラクロムを採用することで、素材の特性上、磁気の影響をほとんど受けず、さらに耐衝撃性、精度の安定性が一段と向上しています。
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ミルガウス<未使用デッドストック>
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スカイドゥエラー 【2023年新作】
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チェリ-ニ プリンス
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