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「スポーツエレガンスウォッチ”ピアジェ ポロS”」2019年7月23日

2019-07-23 11:00

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
梅雨も明けてこれから夏本番、BBQやビアガーデン、いろいろ楽しみですね。
みなさん、それぞれの夏を満喫なさってくださいね。

さて、本日はピアジェから”ポロS”のご紹介です。

PIAGETピアジェ
”ポロS”

ピアジェについて

ピアジェの創業は1874年、145年もの歴史を持つスイスの老舗メゾンです。ラ・コート・オ・フェというスイスジュラ山脈の小さな村からピアジェの歴史は始まりました。
「常に必要以上によいものを作る」というメゾンのモットーに基づき、部品や高精度ムーブメントの製作に励んでいた同社は、当時ロレックスやヴァシュロン、APやブレゲなどの名だたるブランドに部品やムーブメントを供給していたのをご存知の方は少ないでしょう。そしてジュエラーとして名高いために、時計はさほど注目されていないと思っている方もいらっしゃると思います。

しかし1998年、新メンズコレクション ”アルティプラノ” を発表すると、このモデルが大きな成功をもたらし、レディースのラグジュアリーなコレクションばかりが際立っていた同社が腕時計にも注目されるようになったのです。
そして昨年2018年、世界最薄自動巻き腕時計”アルティプラノ”を発表、なんとケース厚4.3mm・・・!薄さだけでなく、堅牢さを持ち合わせたこのモデルは、世界中の時計愛好家たちをあっと驚かせました。
ピアジェというブランドは、創業者の理念と伝統を重んじ、時代の風潮も取り入れて真摯なものづくりに取り組む、ジュエラーでありウォッチメーカーなのです。

ピアジェフリーク

ピアジェに魅せられた著名な人物といえば、世界で知らない人はいないアメリカのポップアート・アーティスト、” アンディ・ウォーホル ”。氏はたくさんの腕時計を所有していたそうですが、最も気に入っていたのが下写真(左)のモデルで、アンディウォッチと呼ばれています。昨年には、このアンディウォッチを復活させ、アーティーウォッチという名でブティック限定として販売しています。

シュルレアリストの鬼才、”サルバドール・ダリ”もまたピアジェに夢中になった著名人の一人です。後にご紹介する薄型ムーブメントの虜となった氏は、ピアジェとコラボした作品を製作しています。氏は自身と妻の肖像画をモチーフとしたダリ金貨というものを作っており、そのダリ金貨を用いて時計の蓋にしたり(真ん中の写真)、9枚のダリ金貨を繋げてブレスレットに仕上げたモデル(右写真)はダリならではのデザインです。

女性では、伝説のファーストレディー、ジャクリーン・ケネディ、20世紀のクレオパトラと名高い女優、エリザベス・テイラーなど、ピアジェを愛した著名人は数知れません。やはり薄型でシンプルなデザインはどんなシーンにも合いますし、いつの時代でも選ばれるんですね。

極薄革命

ピアジェが世界的に有名になったのは、ジュエラーとしてだけでなく、冒頭でも少しお話した「極薄革命」を時計界に起こしたからです。
1957年、バーゼルフェアで発表した厚さ僅か2mmの”9P”という手巻きキャリバー搭載の薄型時計は大きな話題を呼び、1960年に発表したマイクロローター搭載の自動巻きキャリバー厚さ僅か2.3mmの”12P”は時計界を驚嘆と称讃の渦に巻き込みました。

そして、こだわったのはキャリバーだけでなく、”つくり”で、当時のパテックフィリップと比肩するほど質のいい素材と外装は、1980年代に作られたといわれても納得するくらい時代に先駆けたものでした。
このことから、ピアジェは極めて薄くエレガントなメンズウォッチを製作するメゾンとして確固たる地位を築いたのです。

ポロとは①

今回ご紹介する”ポロS”のSは、スポーツのSです。ポロとは、ポニー(小型の馬)に乗って、ボールをゴールに入れて得点を競い合う、ホッケーに似た競技です。ポロというスポーツは、今からおよそ2500年以上も前にペルシアで始まり、19世紀中頃にはイギリスへ伝わりました。

ポロは、どの国でも王族や富裕層の間でのスポーツだったため、キング・オブ・スポーツという異名が付いており、現代ではセレブのためのスポーツとなっています。というのも、ポロはマレットというT字型のスティックでボールを打つのですが、それ以外にも馬に乗ってアクティブに動くための靴や服、ヘルメットなどの特別な道具を揃えるには資金が必要ですよね。
そして一試合で最低四頭の馬を用意するのですが、馬の管理や精神的なケアをするのにも、広大な土地や適任の人材が必要です。なにより、ポロ・クラブへの入会基準がある一定の資産があり、尚且つ紹介制なので、それら故にセレブのスポーツとされているのです。

ポロとは②

しかし、いくらセレブなスポーツだといっても馬に乗って優雅に芝生を歩いてのんびりボールを打ち合うわけではありません。
一チーム四名、試合は二チームの計八名で激しくボールを奪い合い、馬を操りながら激しい攻防戦を繰り広げます。
マレットは右手のみで打つという決まりがあり、馬上でボールを打つときの手首への衝撃は計り知れません。

今回ご紹介する時計ではありませんが、昨年、 リシャール・ミル からプロのポロ選手と共同開発した、耐衝撃吸収構造のトゥールビヨンが発表されました。リシャールはテニスやゴルフだけでなく、ポロ競技にも参戦していたのですね。
また、ラルフローレンの有名なシャツ”ポロシャツ”はその名の通り、このスポーツのユニフォームなんですって。
ポロというスポーツはあまり日本には浸透していませんが、関連するものは私達の身近にあったんですね。

ポロウォッチのはじまり

ピアジェのポロウォッチは、1979年に誕生しました。上記でご説明した通り、”ポロ”というスポーツは王族たちのスポーツですので、当初はセレブ達に相応しい金無垢のみのつくりでした。(上写真)

ピアジェはブレスレット一体型モデルの先駆者であり、80年代はこのモデルを見本として、他ブランドも似たモデルを製作していたほど、この斬新なデザインはセンセーショナルを巻き起こしました。ピアジェのポロウォッチのデザインは、正に一世を風靡した伝説的コレクションなのです。

ポロS

前述の伝説的モデルに着想を得て2016年に誕生したポロS。実はピアジェはこれまでハイクラスでラグジュアリーをコンセプトとしてきたため、本格的なステンレスモデルの製作は初めてでした。現行のステンレスモデルはポロSの他、ポセションというレディースモデルのみの展開です。

今回ご紹介するポロSは、42mmという大胆なフォルムに控えめなインデックスの文字盤でエレガントさを表現しており、サテンとポリッシュのコンビネーションのブレスレットは、防水性100mを実現するためにしっかりとした作りとなっています。
リューズと秒針に”P”の文字を配しており、使い手の目を楽しませてくれます。今のトレンドをうまく取り入れたデザインで、ステンレスという素材であるが故に価格を抑えたモデルです。
ハイジュエラーであるピアジェが、時代の風潮に合わせて製作した意欲的なモデル、それが”ポロS”なのです。

ムーブメント

ピアジェのムーブメント製作工房は、145年前の創業当初から変わっていません。金の加工とジュエリーに特化したアトリエは別で設けており、ラ・コート・オ・フェのムーブメント工房では、”極薄”という永遠の課題に日々取り組んでいます。
現在、ピアジェで最薄のムーブメントは厚み2.35mmの1208Pで、構成する歯車の厚みはたったの0.12mm、歯車同士の隙間は0.1mmという驚異的な構造となっています。卓越した技術を持つピアジェの時計師たちは、更なる高みを目指して伝統を守り続けているのです。

今回ご紹介するポロSのシースルーバックから覗くのは、1110P自社製極薄自動巻きムーブメントです。(上写真)
ピアジェの紋章が入ったローターは、サーキュラーパターンのコート・ド・ジュネーブ装飾が施されており、落ち着いたスレートグレーの色味がムーブメント全体を引き締めます。厚み4mm、パワーリザーブ約50時間、100m防水です。

1957年の極薄革命からわずか60年でピアジェは25以上ものムーブメントを発表しました。薄いのはムーブメントだけではありません。ケースとムーブメントを一体化するという革新的な方法でケース厚も極めて薄いモデルを完成させたのです。
ピアジェはこれからも極薄腕時計づくりのトップとして時計業界を牽引していくことでしょう。今回のブログ写真の一部は、PHPより引用させて頂きました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。金細工の得意なハイジュエラーブランドだとばかり思っていた方にも、このブログを読んでピアジェの魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。

今回ご紹介したポロSは、このクォリティでこの価格を実現している所がポイントです。
腕に乗せるとスポーツモデルなのに薄型ゆえに、ピアジェならではのエレガントさが際立ちます。高級感のある文字盤の青の色合い、水平ギョーシェ彫りの施された文字盤とサテン仕上げベゼルとのバランスのよさ、ラウンドとクッション型ガラスの独特のケース。写真だけではわからない、着けてみて初めてよさがわかるモデルです。

気になられた方には是非一度お手に取ってみて頂きたいです。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

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