エバンス オンラインショップ担当の大貫です。
本日、2022年3月30日(水)にロレックスの2022年新作モデルが発表されました。発表前のロレックス公式サイトでの予告画像では、特定が難しい内容でしたので、実際どうなったのか気になるところです。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/28203906/112.jpg)
2022年の新作ロレックス
早速2022年の新作を見ていこうと思います。ちなみにロレックスの公式サイトでは15時30分より公開されています。
新作 エアキング「126900」
まずロレックスのホームページで、最初に表示されるのが『エアキング』です。
文字盤のデザインは旧型を踏襲していますが、ケースサイドに張り出したリューズガードや、ダブルロック仕様のクラスプ、アワーマーカーのデザインや夜光など、細かな変更をしています。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30170136/%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg)
ロレックス公式サイトより
もちろん、ムーブメントも次世代機に切り替わっており、文字盤6時位置の「SWISS」と「MADE」の間に王冠マークが付くようになりました。ムーブメントは、2020年、2021年に発表されたサブマリーナー・ノンデイトやエクスプローラーⅠに搭載されたCal.3230となっています。
旧型ではミルガウスと同様のムーブメントが搭載されていましたが、今回のモデルチェンジで耐磁性能はオミットされています。ということはケース厚も変わるのではないでしょうか。旧型の相場がどうなるのかも併せて気になります。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30170150/%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B02.jpg)
新作 GMTマスターⅡ 「126720VTNR」
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30170659/%E6%96%B0GMT%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg)
グリーンとブラックのツートーンベゼルを採用した『GMTマスターⅡ』。ベゼルバリエーションの追加かと思いきや、リューズの位置が逆。いわゆるレフトハンド(左利き)仕様で、意欲的なモデルだと感じます。
ロレックスでは「レフトハンド」との記載は無く、あくまでカレンダーを9時位置にするために、こうなったようです。デザインの好みはあるものの、これまでにない仕様で人気が出そうな予感がしますね。オイスターブレスレットのほかにジュビリーブレスの選択も可能です。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30181901/%E6%96%B0GMT%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC3.jpg)
新作 ヨットマスター42 「226658」
告知の映像から何となく予想できましたが、イエローゴールド素材のヨットマスターが誕生。ホワイトゴールド「226659」に続く42mmサイズです。なお、エバーローズゴールドの「126655」は40mmのまま。変更ありません。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30172253/%E6%96%B0%E3%83%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC42.jpg)
ホワイトゴールドの「226659」には新ダイアルが追加。セミプレシャスストーンの“ファルコンズアイ”を使用した文字盤が追加されました。ファルコンズアイは、「ホークズアイ」「ブルータイガーアイ」とも呼ばれており、よく耳にする「タイガーアイ」の色違いみたいです。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30172922/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%82%A42.jpg)
新作 プラチナ製デイデイトのフルーテッドベゼル
ありそうでなかったフルーテッドベゼルを備えたプラチナ製デイデイト。加工が困難なプラチナをここまで複雑な形状にできるのはロレックスだけでしょう。地味ながら技術力の高さが伺えます。
デイデイト40、デイデイト36にベゼルのバリエーションが増えた形です。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30173024/%E6%96%B0%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%88.jpg)
新作 デイトジャストの新ダイアル
デイトジャストなど、スタンダードなモデルに新ダイアルが追加されています。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30181431/%EF%BE%80%EF%BE%9E%EF%BD%B2%EF%BD%B1%EF%BE%99.jpg)
ミントグリーン・フルーテッドモチーフ
昨年発表されたフルーテッド・モチーフや、パームリーフ・モチーフの文字盤に新色が加わりました。またダイヤモンド・インデックスのバリエーションも増え、デイトジャスト41でも選択できるようになっています。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30181147/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3.jpg)
フラワーモチーフ
デイトジャスト31に加わった新ダイアル。サンレイ加工、マット加工、グレイン加工を駆使した複雑なデザインパターンに24個のダイヤモンドを散りばめた優美な文字盤で、高い技術力を感じます。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30181138/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%95.jpg)
新作 ディープシー「136660」
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30174156/%E6%96%B0%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC.jpg)
シードゥエラー・ディープシーが、型番『136660』となりました。初の13系モデルがしれっと誕生しました。
ムーブメントを変更したわけでもなく、スペック上も変更ありませんので、現時点では変更内容が不明です。Dブルーダイアルも健在。
どこが変わったのかは、追跡調査いたします。
どうやらベゼルがスリムになり、カレンダーの面積が僅かに拡大した様子。またクラスプ部分も変更されており、フリップロック・エクステンションリンクが無くなりました。
フリップロック・エクステンションリンク は、ブレスレットの長さをさらに約26mm延長することができるもので、ブレスレットのエンドピースに折りたたまれてるパーツ。こちらが今回なくなったようです。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/04/01184614/0904162131_5f51eafb6323f_iol.jpg)
2022年新作ロレックスのサプライズモデルは?
今年のサプライズは、【GMTマスターⅡ 126720VTNR】でしょう。まさかのレフトハンドとは予想だにしませんでした。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30181022/%E6%96%B0GMT%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2.jpg)
またミルガウスのモデルチェンジが無かったこともサプライズと言えます。おそらく新作をチェックしている方は、ミルガウスに大きな期待があったと思います。
もちろんミルガウスは生産終了ではありませんので、来年のモデルチェンジを楽しみにしたいですね。
2022年に生産終了となるモデル
2022年の新作モデルが発表されたことで、生産が終了したモデルもあります。確認したところ、エアキングは当然として他にもいくつか確認できました。
チェリーニの一部
ホームページでは、チェリーニのカテゴリーには「チェリーニ・ムーンフェイズRef.50535」のみが掲載されていますので、『チェリーニ・デイト』や『チェリーニ・タイム』は生産終了。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30175434/24585_11_iol.jpg)
オイスターパーペチュアルの一部ダイアル
日付の無い最もシンプルなコレクション「オイスターパーペチュアル」で、ケースサイズによってダイアルバリエーションが異なるようになりました。
その中で、人気のカラーダイアルである「イエロー」と「コーラルレッド」が、どのサイズにも存在せず、カタログ落ちしています。2020年に登場したため、僅か2年ほどで終了とは短すぎます。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30180410/0125172701_61efb455adcdd_iol.jpg)
ヨットマスターⅡ 116689
ヨットマスターⅡのホワイゴールド無垢モデル「116689」がディスコンの様子です。
![](https://cdn-images-live.evance.co.jp/company/wp-content/uploads/2022/03/30180224/26583_11_iol.jpg)
これまでの新作予想はこちら
昨年から予想はしてきましたが、エクスプローラーⅡは鉄板でした。早くも来年の新作が気になるところです。