女性の憧れ、カルティエ “ パンテール ”
2021-10-04 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、一度生産終了となったカルティエを代表するレディース ウォッチ “ パンテール SM Ref.W25022B9 ” の中古品をご紹介させていただきます。
パンテールとは
“ パンテール ” とは、フランス語で「豹」を意味し、カルティエにおいて象徴となる動物として、時計やジュエリーはもちろんのこと、バッグやメンズアクセサリーやフレグランスなどなど、様々なカルティエコレクションのモチーフとなっています。
パンテールは1914年に発表された、女性用時計から始まります。この時計はラウンド型のケースに文字盤はスクエア型。ケースにはダイヤモンドとオニキスで豹の斑点が表現されています。
その後、1933年に「パンテール」の愛称を持つ女性、ジャンヌ・トゥーサンがハイジュエリー部門の最高責任者となり、動物や植物をモチーフとしたジュエリーを多数作り出しました。その中でも特に “ パンテール(豹)” はカルティエを象徴する動物となり、様々な作品のモチーフとなります。
そして1983年、レディースウォッチとして『 パンテール コレクション 』が登場し、あっという間に人気モデルとなります。以降、モデルチェンジやコレクションの幅を広げながら長く愛されていきます。
ですが2004年にサントスの誕生100周年を記念して 発表された「サントス ドゥモワゼル」の登場と共に、パンテールは生産終了となってしまします。これにはとても驚きました。生産終了後も人気は衰えることなく、お探しになる方もたくさんいらっしゃいました。
惜しまれつつも生産終了となってから10年以上経過した2017年に、『パンテール ドゥ カルティエ』として復活!1983年当時のデザインからの大きな変化はなく、カルティエの完成度の高さがわかります。
パンテールの特徴
パンテールのデザインの特徴は、全体的に滑らかな仕上げです。パンテールを正面から見ると、ケースやダイアル、ベゼルに打たれた8つのビスなど、カルティエを代表するモデルであるサントスに似通っています。ですが、パンテールを見てみるとスクエア型ではありますが、角ばったところがなく丸みを持たせたフォルムは、モチーフである豹の動きのように凛々しさと優雅さを感じさせてくれます。
また、ケースをサイドから眺めたときの美しいラインは、豹が前足と後ろ足を伸ばしたときのボディラインを表現したものと言われています。他にも、ブレスレットは豹の足跡をイメージして作られたそうです。
女性のためのモデル、パンテール
今回ご紹介のパンテールは生産終了モデルとなります。当時のパンテールの主なサイズ展開は、ミニサイズ( 縦24mm×横17mm )・SMサイズ( 縦30mm×横22mm )・MMサイズ( 縦37mm×横27mm )の3サイズとなっており、基本的に女性用モデルのみでのラインナップとなります。ちなみに、生産終了モデルのミニサイズはリューズがなく、裏蓋にある「コレクター」と呼ばれるボタンで時間を合わせる仕様となっていて、現行のミニサイズ( 縦25mm×横21mm )と比べ、さらに華奢な仕様でした。
素材はステンレス・ステンレス&18Kイエローゴールドコンビ・18Kイエローゴールド・18Kホワイトゴールド・18Kピンクゴールド。さらに18Kモデルにはダイヤモンドがあしらわれた、華やかなモデルも取り揃えられていました。
パンテール SMのオススメポイント
今回ご紹介するのは、18KイエローゴールドのSMサイズ。程よいサイズ感で、カーブを描くケースに滑らかに動くブレスレットが手首になじみます。シンプル仕様ですので、華美になり過ぎることなく手元をエレガントに見せてくれます。
ブレスレット感覚でご使用いただけますので、他のアクセサリーと合わせてお愉しみいただくのもオススメです。
文字盤にレイルウェイ分目盛りはなくシンプルながら、カルティエらしいインデックスの『Ⅹ』には隠し文字、剣型針でクラシカルで落ち着きのある雰囲気を存分に感じることが出来ます。
時計でありジュエリーでもあるパンテール。興味のある方はぜひ一度ご覧にいらしてください。
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