女性にオススメのパネライ
2020-10-19 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、メンズブランドのイメージが強い“パネライ”から、女性にもオススメのモデルをいくつかご案内したいと思います。
パネライの歴史
まずは、パネライについて少しご紹介させていただきます。
ロレックスやオメガ、フランク・ミュラーなど、腕時計メーカーはスイスブランドが多く存在しますが、今回ご紹介するパネライはイタリアのメーカーとなります。
1860年、ジョバンニ・パネライがイタリアのフィレンツェに時計店を構えたことが歴史の始まり。 当時は店舗と時計工房を兼ねているだけでなく、フィレンツェ初の時計学校でもありました。
イタリア海軍に精密機器を納入していたパネライは、1916年に計器や装置の文字盤を発光させるため、ラジウムベースの粉末を利用した発光塗料「ラジオミール」を開発し、1938年には塗料の名称を冠した大型ウォッチ「ラジオミール」を製作。また、1949年にはラジウムベースの塗料に代わる新しい蛍光物質「ルミノール」が開発され、 翌年クッション型ケースにリューズガードが付いた時計「ルミノール」が誕生します。
長年にわたって軍事機密扱いであったパネライは、1993年に民間向け時計製造を開始。1997年に現リシュモングループの傘下となり、軍用ルーツのデカ厚時計として世界的人気ブランドとなります。
ちなみに、女性に人気のカルティエやピアジェも同じリシュモングループです。
2005年には自社開発ムーブメントを搭載するなど、その後も更なる進化を遂げています。
現在のラインナップには、初期の軍用腕時計がルーツの「ラジオミール」、大型のリューズガードが特徴の「ルミノール」、逆回転防止ベゼルを備えた「サブマーシブル」などがあります。
パネライ初の薄型モデル、ルミノール ドゥエ
パネライでは、一般の方向けの商品を出し始めてから暫くは、基本的には男性用としてのモデルを出しており、ケースサイズが44mm以上の大きいサイズのみの展開でした。
そんな中、2000年頃から大きい時計が流行り始め、女性もあえて男性用の大きいサイズの時計を好んで身に着けるようになります。 同じ時期に、パネライからルミノール マリーナの40mmサイズが出されました。パネライにとってはこれまでより少し小さめなサイズ感となりますが、女性にとっては着けやすく、男女関係なくたくさんの支持を得られるようになりました。
元々メンズモデルのみでの商品展開だったパネライですが、2016年にこれまでになかった薄型モデル“ルミノール ドゥエ”が発表されました。ケースサイズは42mmと45mmの2サイズで、ルミノール マリーナとほぼ変わらないものの、厚みが抑えられたことで、これまでのボリューム感たっぷりのフォルムから、スマートさが感じられるモデルとなっています。
これにより、パネライのデザインは好きだけど、手首のサイズに合わないために断念していた人も使用することが出来るようになりました。
さらに、2018年にはパネライ史上最小サイズとなる、38mm径のサイズが登場しました。これは、大々的にレディースモデルとは謳っていませんが、デザインや色使いなどを見ても、特に女性を意識したサイズ展開のように思われます。
ルミノール ドゥエ 、着用例
女性が45mmサイズのルミノール ドゥエを着けたときのイメージがこちら↓
文字盤、ストラップ共にブラックでまとまっていて、畏まった席でも違和感無く着けられます。
女性にもオススメのモデル
ルミノール ドゥエ以外にも女性にもオススメしたいモデルをご紹介。
こちらはラジオミールのピンクゴールドを使用した手巻きモデルです↓
同じ45mmではありますが、ピンクゴールドを使用しているので肌なじみが良く、その大きさをあまり感じさせることなくご使用いただけます。
そして、ラジオミールからもう1本。
ケースサイズ47mmと、さらにワンサイズ大きいモデルです↓
こちらも手巻きモデルとなりまして、ストラップが明るいカーフストラップには、アンティーク加工が施され、プラスチック風防が採用されているので傷は付きやすいですが、それも含めて長く使用することによるエイジングを楽しめる1本です。
今回はブラック文字盤を3本ご紹介しましたが、ホワイトやブルー、ラジオミールですとグリーンやブラウンなどちょっと渋めのカラーもございますし、さらにお好みのストラップと合わせることで選択肢も増えますよ。
時計選びで迷っていらっしゃる方には、ぜひパネライも見てみていただきたいと思います。
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