「良質なアンティークウォッチ:ロレックス Ref.1803 デイデイトと Ref.1601 デイトジャスト」2月20日2018年
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ここ数年、スポーツロレックスのアンティークモデル人気が注目されていますが、実用性と独自の雰囲気を併せ持った、4桁リファレンスのデイトジャストやデイデイトの人気もジワジワと高まってきています。
本日は再び注目が集まる、4桁リファレンスのデイトジャストとデイデイトをご紹介いたします。
右:デイデイト Ref.1803 (USED)
左:デイトジャスト Ref.1601 (USED)
デイトジャストはロレックスの考えうる最良を、いつの時代も具現化し、世に提示し続けてきたモデルと言えます。堅牢な防水ケース、信頼性の高い自動巻きムーブメント、そして画期的なカレンダー機構を搭載し、高級実用時計のあるべき姿を作り上げました。Ref.1601は1960年代から70年代後半まで生産されたデイトジャストで、今回ご紹介の商品は1977年頃の生産にあたります。
デザインは現在のRef.116234に繋がる要素を多く備えています。それはケースサイズをはじめ特徴的なフルーテッドベゼル、しなやかなジュビリーブレスレットなど、半世紀にわたり支持される続ける礎を築いたモデルとも言えます。一方で、プラスチック風防は独特の雰囲気を持ち、現行品では味わえないアンティークらしさを感じて頂けるはずです。
デイデイトはロレックスの考えうる最上を、ゴールドまたはプラチナの無垢材のみを用いて作り上げるモデルで、その12時位置にはフルスペルの曜日カレンダーが象徴的に配されています。Ref.1803はRef.1601と同時期の1960年代から70年代後半にかけて生産されたロングセラーモデルで、デイデイトの人気知名度を築いたモデルとも言えます。こちらの商品はシリアルナンバーから1970代に生産されたモデルと推測されます。
この時代のデイデイトは圧倒的にイエローゴールドモデルが多く流通し、ホワイトゴールドをはじめ他素材のモデルは貴重な存在となっています。金無垢というと着けづらい印象を持たれる方もいらっしゃると思いますが、ホワイトゴールドかつ革ベルトモデルであれば、そのハードルはぐんと下がり、アンティークの持つ柔らかな雰囲気と相まって様々なシーンで活用出来るのではないでしょうか。
ベルトに取り付けられる尾錠は、純正のホワイトゴールド製で時計全体に統一感を与えてくれています。アンティークモデルを色々と見ていくと、尾錠に関してはステンレス製のものが取り付けられている場合も多く、ケースに合わせたホワイトゴールド製の尾錠がセットされている点はオススメできるポイントです。小さなパーツではありますが、着用すると意外な程に存在感のある尾錠ですので、所有する満足感も一層高まるはずです。
生産終了モデルは、現存する固体数が決して増えることが無い点において特殊な存在といえます。特にアンティークモデルは、現代に比べ生産本数の少なさと、時間経過によりコンディションの整った固体が少ない点も顕著といえます。
ぜひ、お気に入りにモデルがございましたら、早めのご決断をオススメします。
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