「洗練された大人デザイン~カルティエ カリブル ダイバー カーボン」2017年4月25日
2017-04-25 16:24
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皆さんこんにちは。銀座エバンスの飯田です。
だんだん暖かくなってきて風の気持ち良い季節になってきましたね。
銀座はいよいよGSIXもオープンし、賑わいをみせております。皆さまはもう足を運ばれたでしょうか。もっと日本の景気が良くなるといいですね。
今回はカルティエのカリブルダイバー カーボン(WSCA0006)を紹介させていただきます。
スポーティーな中にもカルティエのエレガントさを兼ね備えている時計で、海でも街中でも活躍してくれる一本でしょう。
カルティエと言えば、ジュエリーや高級時計で有名な名門ブランドですね。
1847年に宝飾師のルイ=フランソワ・カルティエが28歳の若さで独立した時からその歴史は幕を開けました。宝飾工房を受け継ぎ、その流行にとらわれない発想やデザインで、多くの人を魅了していました。イギリス国王のエドワード7世が「王の宝石商」と形容したことでも有名です。
宝飾工房として出発したカルティエですが、当初から時計の製造に強い関心を抱いていたのです。ルイは腕時計に未来を見出し、数々の名作を世に生み出していきました。
代表的な作品として、「サントス」「タンク」「パシャ」など名作を残しています。
その中でもカルティエの腕時計をひもとくと、1900年代までさかのぼります。
その時代、携帯用の時計と言えば懐中時計が一般的で、腕時計自体は少し変わったブレスレットの様な扱いでした。
1904年にブラジル出身の飛行家アルベルト・サントス=デュモンの「操縦桿を握ったまま時刻を確認できる時計がほしい」との注文でエドモント・ジャガー(のちにジャガー・ルクルトを創設)と共にレザーストラップ付き腕時計を製作しました。
ルイがイメージを練りあげ、エドモントがムーブメントを開発したこの時計こそ、時計史にその名を刻むことになるカルティエ世界初の、本格男性用腕時計「サントス」でした。
ここからカルティエの腕時計の歴史が始まるのです。
その中でカリブルダイバーというモデルは、カルティエ初の本格ダイバーズウォッチです。
2010年発表のカリブルドゥカルティエからメンズ専用腕時計が始まり、2014年にこのコレクションにダイバーズウォッチが加わりました。
このカリブル ドゥ カルティエ ダイバーは自社製自動巻きムーブメント(Cal.1904MC)を搭載し、国際規格(ISO6425)条件を満たす300m防水の本格派。
ブラックにコーティングされたケースに嫌味が無く相性の良いピンクゴールド。
ケースはポリッシュではなくヘアライン仕上げ(細く美しい線が入っている)になっているので、宝飾性が強過ぎず男性らしい仕上げになっています。
文字盤インデックスのローマ数字はⅫが大きくデザインされており、よりインパクトが大きく視認性の良さも考えられています。
また、ラバーも非常に着け心地良くなっていますので、装着感は抜群です。
カルティエならではの、非常に美しく繊細ながらもスポーティーで男性用腕時計としての地位を確立したカリブルダイバー。
カジュアル過ぎず、洗練されたデザイン。
今年の夏に非常にお勧めの一本です。
ぜひご来店お待ちしております。