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「歴史の架け橋:ターノグラフ Ref.116261 ロレックス デイトジャスト 」2月7日2017年

2017-02-07 15:00

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ブログをご覧の皆さまこんにちは、銀座エバンスの福永です。
本日はロレックスのデイトジャスト Ref.116261ターノグラフ(USED)をご紹介いたします。

Ref.116261

Ref.116261ターノグラフは素材の異なるRef.116263、Ref.116264の計3モデルで2004年から2013年にかけて生産されたモデルです。生産終了となった2017年現在では後継モデルの発表もされず、一般的なデイトジャストに比べ流通量も少なかった事から目にする機会が少ないモデルの一つとなっています。
ターノグラフ最大の特徴は回転構造を持ったフルーテッドベゼルで、そこには10分間隔で数値が刻まれます。また、秒針とカレンダーそしてモデル名に赤をアクセントカラーとして配する事で、他のデイトジャストとは異なりスポーティな印象が加味されています。

ダイヤルには”TURN-O-GRAPH(ターノグラフ)”と表記され、数値の刻まれたべゼルの回転構造を表しています。ほどよいスポーティさが人気のターノグラフですが、そのルーツは1950年代のRef.6202ターノグラフにまで遡ります。
Ref.6202はRef.116261とはモデル名こそ同じですがデザインはサブマリーナ等に近く、デイトジャスト系統のそれとは全く異なる存在でした。しかしながらRef.6202が備えていた回転べゼルの構造が、後のロレックスプロフェッショナルモデルの開発に寄与したものは大きく、初代モデルから半世紀の時を経て蘇ったターノグラフにスポーティな意匠を与えた事は、ロレックスの過去と未来の架け橋としての意味合いも強かったのではないでしょうか。

3月下旬にはロレックス新作発表の場であるバーゼルワールドが開催されますが、ロレックスの企業体質から事前情報が極めて少ない為に多くの予想が立てられ話題に事欠いません。
仮に2017年のバーゼルワールド新作モデルはこちらのモデルです、とRef.116261ターノグラフが紹介されても違和感を感じないほどにデザインの鮮度が保たれています。それはロレックスの持つ普遍的なフォルムと、他モデルでは見られないディテールによるものと考えられます。まぎれもない正統派のモデルでありながら、極めて個性際立つRef.116261ターノグラフ、その魅力に触れてみてください。


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