「“クルー・ド・パリ” 美しいカラトラバたち: パテックフィリップ Ref.5120G、5119R、5120J」 2015年5月1日
2015-05-01 18:49
(※本文中のリンクは、サイトリニューアルのためリンク切れになっていることがございます。予めご了承ください。)
こんにちは、エバンスの稲田です。
毎日あたたかい日が続きますね。暑いくらいです。
ちらほらと半袖の方も増えてきています。腕時計が活躍する季節がやってきましたね。
みなさま、自慢の時計を腕に着けて、是非エバンスに遊びに来てください。
本日は、美しいカラトラバが揃ったので、ご紹介いたします。
上から
Ref.5120G
中央
Ref.5119R
下
Ref.5120J
1932年に発表された最初のカラトラバ“96”。
カラトラバは、パテックフィリップを最もよく象徴するモデルとして、世界中の人々から愛されている知名度の高い時計です。
その名は中世の時代にスペインの騎士団がカラトラバ峠をムーア人から守ったことが由来で、スペイン騎士団のシンボルであるカラトラバ十字をブランドのマークに採用したとされています。
そしてカラトラバのデザインは、バウハウスの理念の影響を受けて製作されました。
“バウハウス” とは、1919年ドイツに創設された建築とデザインの芸術学校です。
“バウ”とはドイツ語で建築のことで、芸術的な建築、職人的な技術などの活動を統合することを
教えていました。
基本の理念とする形はシンプルで美しさを併せ持ち、知的な設計、高い機能であることが特徴で、
それは建築やデザインだけでなく、世界の文化や人々に大きな影響を与えてきました。
このバウハウスの理念に基づいてカラトラバは作られており、1932年当初からその美しいシンプルな
形状は変わることなく現在に受け継がれています。
ベゼルは大変美しく印象的なクルー・ド・パリ仕上げが施されております。
“クルー・ド・パリ” とは、パリの石畳をモチーフとしており、ピラミッド状の模様が大変美しく、
腕に乗せると角度によってまるで宝石のようにキラキラと輝きを放ちます。
これらはすべて手作業で彫金を行っており、熟練の職人しか成し得ない魂のこもった意匠です。
シンプルながら非常に奥深いカラトラバ。この場ですべてを語るのは時間が足りなさ過ぎます。
是非みなさま一度ご来店いただいて、まずはお手にとってご覧になってみてはいただけませんでしょうか。
ご自身の目で、腕で、感じて頂きたいです。
みなさまにお会いできる日を心より、お待ち申し上げております。