「傑作ラウンドモデル：フランクミュラー パーペチュアルカレンダー クロノグラフ7000QPE」 2013年9月27日

ブログをご覧の皆様こんにちは、エバンス銀座の福永でございます。
本日は数あるフランクミュラーの中でも傑作の呼び声高い、ラウンドモデルRef.7000QPEをご紹介いたします。

パーペチュアルカレンダー クロノグラフ (USED)
Ref.7000QPE

トノーケースで知られるフランクミュラーですが、こちらのモデルは独立時計師であった頃のラウンドケースを踏襲し、極めて緻密な設計を必要とするクロノグラフと永久カレンダー機構を組み込んだグランドコンプリケーションの代表格と言えます。
また、均時差と呼ばれる1日24時間と便宜的に定められた時間と、実際の太陽の動きから出る時間の誤差までも時計上で読み取ることができます。更には均時差と月の表示を兼ねた針はレトログラード機構となっており、そのギミックと共にデザイン上の要ともなっています。

一見シンプルなラウンドケースは、細部に至までフランクミュラー独自のデザインエッセンスが散りばめられています。美しくポリッシュされたケースにデフォルメされた特徴的なラグデザイン、そして繊細さと大胆な造型が同居するべゼルと、見るものの心を捉えて離さないフォルムを構築しています。
ケース素材にはイエローゴールドを用いる事で、クラシカルなラウンドケースの重厚さを一層引き出しています。また、現在のフランクミュラーにおいてイエローゴールドモデルの展開が見られないため、お探しの方には好適なモデルと言えます。

裏蓋にはフランクミュラーの銘と共に刻み込まれた、33のシリアルナンバーが目を引きます。
若いナンバーやぞろ目などの人気は高く、時計にご自身のラッキーナンバーを投影される方も多くいらっしゃいます。いざ探すとなかなか出会うことの難しいナンバーですので、時計選びの一考にされてみてはいかがでしょうか。