「最高級デッキウォッチ~ ランゲ&ゾーネ リヒャルト・ランゲ」2012年7月6日
2012-07-04 22:13
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こんにちは。エバンスです。本日ご紹介する時計は、ドイツ最高峰、1994年に見事に復活を果たしたランゲ&ゾーネです。モデルとしては、新しい「リヒャルト・ランゲ」です。パッと見た印象では、デッキウォッチと言われる位なので、どのブランドよりも最高級、上品でありながら、カジュアルに見えない視認性に長けたモデルです。
何個か特徴がありますが、何と言っても自社開発のヒゲゼンマイです。1930年に特許取得、これは鉄、ニッケル、クロームにベリリウムを加えて作られています。ヒゲゼンマイの太さは、髪の毛の約1/100と言われており、これを自社で作る技術は相当な経験と熟練の技術師が在籍している証では無いでしょうか。
次に、文字盤の目盛りですが、1秒間の目盛の中に、更に6つの目盛が存在しており、この時計が6振動(1秒間にテンプが6回振動すること)を意味するランゲらしいこだわったデザインになっています。
最後は、お決まりでありますが、3/4プレート、シルバー無垢(洋銀)をロジウム加工した文字盤、ブルースチール針、ビス止め式ゴールドシャトン、などドイツに共通する堅牢な造り、贅沢極まりない時計に仕上がっています。
個人的には、ランゲと言ったらオフセンター文字盤がすぐに思いつきますが、今回PTのリヒャルトランゲを実際に試着してみましたが、その高級感と程良い大きさ(時代にマッチしている)、バランス(大きすぎない)が非常に良かったです。レギュラーラインでありますが、中々並行市場では出てこない商品ではないでしょうか?商品も、2008年に国内正規店より販売された商品で、数回程度の使用と前オーナーが違うベルトを使っていたために、純正ベルトは、未使用です。
是非とも、店舗にお越しいただき、ご試着下さい。