「ジャガールクルト レベルソ クラシック ラージ」2019年12月3日

銀座エバンスの福田でございます。
徐々に寒くなってまいりました。今年は暖房器具のお世話になる頻度が少ないと思っていましたが、そうは言っていられない寒さです。インフルエンザも流行っているようですので、皆様も風邪を引かないようにお気をつけ下さい。

さて本日ご案内する時計はユーズドのジャガールクルト･レベルソクラシック　ラージです。

レベルソクラシック ラージ

レベルソとはジャガールクルトを代表するシリーズの一つです。長方形のケースが反転することが大きな特徴になっています。同シリーズでは裏面に文字盤が備わっている「デュオ」というモデルも存在しますが、こちらのモデルの裏面はシンプルな定番タイプとなっており、オーダーで文字のエングレービングが可能です。6時位置のスモールセコンドがクラシカルな雰囲気を醸し出しています。

レベルソの誕生

1833年、アントワーヌ・ルクルトによって、スイスのル・サンティエ に工房が設立されます。以降、現在のマニュファクチュールの基礎を築き、様々なムーブメントを製作していきます。レベルソの誕生は1931年、「激しいポロの競技中でも使用出来る時計を」という要望に応えることが、開発のきっかけとなりました。ポロ競技とは馬に乗って行う団体競技の一種で、 馬に乗りながらT字型のスティックでボールを打ち合いゴールに入れて得点を競います。その際、ガラス部分にスティックなどが当たって破損してしまうことを防ぐ為、ケースを裏返して使用することが始まりとなっています。

こだわりのレザーストラップ

こちらのストラップはポロブーツを製造している名門ブーツメーカー、「カーサ・ファリアーノ」製のストラップになります。1892年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに設立された工房では、現在でも手作業によるレザー製のポロブーツを製造しています。そのポロブーツと同じ材料を使用したエレガントなストラップを堪能出来ます。

まとめ

上質なデザインや機能に惹かれる根強いファンは多く、マニュファクチュールの手巻きモデルでこだわりをお持ちになりたい方や、レクタンギュラーの時計をお探しの方に大変お勧めです。お近くへお越しの際は是非お立ち寄り下さい。皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。　

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