ロレックスのクォーツモデル『オイスター クォーツ デイトジャスト』コンビモデル
2025-06-10 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、現在では生産されていないロレックスのクォーツモデルから、「オイスター クォーツ デイトジャスト YGコンビモデル」のユーズド品を文字盤違いで2点ご紹介したいと思います。
オイスター クォーツ デイトジャストが誕生するまで
機械式時計のウォッチブランドとして高い知名度と人気を誇るロレックスですが、1969年にセイコーが世界初のクォーツ式腕時計を発表したことをきっかけにクォーツ時計が急速に普及したことで巻き起こった、所謂 “ クォーツショック ” 。これにより、機械式時計を生産していた各時計ブランドもクォーツ時計の開発に力を入れることとなり、それはロレックスも例外でありませんでした。
スイス電子時計センター(CEH)と 、ロレックスを含むスイスの時計メーカー数社が共同でクォーツムーブメントの開発し、1970年に完成したクォーツムーブメントが “ Cal.ベータ21 ” です。
このムーブメントにロレックスが自社で改良を加え、1970年6月にロレックス初となるクォーツモデルとして発表されたのが「クォーツ デイト」 、通称 “ ベータクォーツ ” となります。
その後、ロレックスで自社生産のクォーツムーブメントの開発が進められ、1978年に発表されたモデルが「オイスター クォーツ デイトジャスト」です。こちらは優れた耐磁性を持つモデルとしての一面もございます。
2000年頃まで20年を超える期間生産されていましたが、機械式時計に比べて生産本数が少ないこともあり、現在も流通が少ないモデルとなっています。
オイスター クォーツ デイトジャスト YGコンビ Ref.17013
オイスター クォーツ デイトジャストの仕様は、「ステンレス」と「ステンレス×18Kホワイトゴールドベゼル」 、そして今回ご紹介する「ステンレス×18Kイエローゴールドコンビ」の3タイプとなります。
ロレックスの自動巻き式のデイトジャストと異なる、直線的でエッジの効いたシャープなデザインが特徴。また、ケースとの繋ぎが一体型となっているブレスレットの仕様も独特で、ブレスレットのサイド以外はすべてヘアライン仕上げがが施されているので、華美のなり過ぎずほど良くスポーティーな印象も受けます。
ケース径は36mmあり、一応メンズサイズとはなっていますが、女性もご使用いただけるサイズ感です。クォーツモデルですので比較的簡単な操作のため、ロレックスの機械式モデルに不安や面倒に感じる方にもオススメです。
これはどのモデルにも言えることですが、同じモデルでも文字盤の色やインデックスのタイプが異なると印象が変わります。今回はホワイト文字盤とブルー文字盤の2タイプをご紹介したいと思います。
ホワイトダイアル
まずは、ホワイトカラーの文字盤にローマ数字のインデックスタイプからご紹介いたします。
イエローゴールドコンビ仕様のホワイト文字盤は、定番であり性別や年代を問わず人気の組み合わせです。また、ローマ数字のインデックスはクラシカルな印象となりますので、シャープな外装デザインながら上品さも感じられます。
ホワイトは視認性も良いですので、そういった点も含めてオススメ出来る1本です。


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ブルーダイアル
続きまして、ブルーカラーの文字盤にバーインデックスタイプのご紹介です。
濃いめのブルーカラーにシンプルなバーインデックスが組み合わされたスッキリとした文字盤と、華やかなイエローゴールドとのコントラストが目を引きます。
濃いブルーは、ブラックよりも柔らかい雰囲気がありますので、ゴールドを引き立てながらも落ち着いた印象の1本です。
イエローゴールドコンビのデイトジャストにブルー文字盤の仕様がなくなってから暫くたっております。この組み合わせがお好みの方は、ユーズド品を探してみてください。


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最後に
今年、ロレックスの新たなコレクションとして発表された “ ランドドゥエラー ”。こちらは、クォーツ デイトやオイスター クォーツ デイトジャストのケースデザインに自動巻きムーブメントを搭載したモデル、「デイトジャスト Ref.1630 」に着想を得てデザインされているそうです。
そんな背景もあり、これまでそれほど注目されていなかったオイスター クォーツに関心を向ける方が増えているように感じています。
主流の自動巻き式のデイトジャストとは違い、流通している数もあまり多くはございませんし、生産終了となってから年数の経過しているため、状態の良い個体は今後さらに少なくなっていくものと思います。お探しの方は、良品のお好みのモデルが見つかった際には、ぜひお見逃しなく!