モナコ キャリバー ホイヤー 02/タグ・ホイヤー
2024-06-24 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、世界初の角型ケースの自動巻きクロノグラフとして誕生した、タグ・ホイヤーの “モナコ” から『モナコ キャリバー ホイヤー02』をご紹介いたします。
モナコについて
初の自動巻きクロノグラフとして、1969年3月に発表されたモナコ。当時搭載されたクロノグラフムーブメント “キャリバー11 ” は通称「クロノマティック」と呼ばれ、ホイヤー(現在のタグ・ホイヤー)、ブライトリング、ビューレン・ハミルトン、ムーブメント製造メーカーのデュボア・デプラと共に約3年という年月をかけて共同で開発されました。
さらに、1960年代当時は不可能と思われていた、防水の角型ケースにキャリバー11を搭載し、発表されたモデルが『モナコ』です。この防水性を持つ角型ケースは、ケースメーカーのピケレが開発に成功し、ホイヤーへ持ち込んだそうです。このことにより、世界初の角型ケースの自動巻きクロノグラフが誕生しました。
ちなみに、当時発表されたモナコは9時位置にリューズが配されており、この配置となった理由は諸説あるようですが、そのひとつとしては手巻きをする必要ない自動巻きであることを強調するために、あえて左リューズとされたそうです。
発表当初は人気があるとは言えない状況だったモナコですが 、1971年公開の映画『栄光のル・マン』で主演のスティーブ・マックイーンが着用したことで、人気モデルとなるきっかけとなりました。ところが、数年後には不況やクォーツショックなどの様々な影響もあり、1970年代半ばに生産終了に至ります。
その後、1998年に世界5000本の限定生産として復刻。現在では人気のレギュラーコレクションのひとつとして様々なデザインのモデルがラインナップされています。
モナコ キャリバー ホイヤー 02
モナコが復刻されてから限定モデルなど、とても多くのデザインや仕様のモデルが登場していますが、今回は『モナコ キャリバー ホイヤー 02』をベルトの仕様違いで2点ご紹介いたします。
独特でボリュームのあるステンレス製スクエアケースに文字盤のカラーやデザインは初代モデルを思わせる一方で、モナコとしては初となる自社製クロノグラフムーブメント “ キャリバー ホイヤー 02 ” が搭載されており、80時間のパワーリザーブを備えています。
ケースサイズは39mm×39mmに100M防水も保持しています。ケースバックはシースルー仕様ですので、自社製ムーブメントを眺めることも出来ます。
レザーストラップ仕様 “ CBL2111.FC6453 ”
こちらは、ブルーのアリゲーターストラップタイプ。文字盤のブルーとの相性も抜群ですし、スポーティーなデザインながら落ち着きのあるレザーストラップでビジネスシーンでもご使用いただきやすい仕様となっています。ボリュームのあるケースですが、レザーストラップでスマートな印象です。
< タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 Ref. CBL2111.FC6453 (未使用品) の商品詳細はこちらから → https://evance.co.jp/products/detail/19593 >
ブレスレット仕様 “ CBL2111.BA0644 ”
こちらは、ステンレスのブレスレットタイプ。サテン仕上げが施されたH型の特徴的なコマと、ポリッシュ仕上げが施された中央のコマのバランス良く、どんな場面にも着けていける仕様となっています。どのモデルにも言えることにはなりますが、ブレスレットタイプの1番のポイントはオールシーズン気兼ねなく使えて、お手入れもしやすい点。毎日使えるアイテムとしておすすめです。
< タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 Ref. CBL2111.BA0644 (未使用品) の商品詳細はこちらから → https://evance.co.jp/products/detail/19880 >
まとめ
タグ・ホイヤーの人気コレクションのひとつである「モナコ」は時計好きの方に好まれるモデルだと思いますが、その特徴的なフォルムやデザインは見れば見るほどカッコよさを感じられ、愛着が増していくのではないかと思います。
今回は、現在の技術によるスペックと1969年当時のデザインの要素が多く取り入れられたレトロな雰囲気も味わえるモデルを、ベルト違いで2本ご紹介いたしました 。
もちろんモナコシリーズにも文字盤デザインや素材、ムーブメント等が異なる様々な仕様で展開されていますし、生産終了となっているモデルや限定生産モデルも含めるととてもたくさんのデザインが存在しています。唯一無二のスクエア型のケースフォルムがお好きな方は、いろいとと探してみると心惹かれる1本に出会えるかもしれませんよ。