クラシカルなラウンドウォッチ “ ロンド”/カルティエ
2024-05-27 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、シンプルでクラシカルなカルティエのラウンドウォッチ、 “ロンド” についてご紹介いたします。
ロンドとは
“ ロンド ” とはフランス語で “丸い” という意味を持ち、その名の通りラウンド型のモデルです。
カルティエのラウンドウォッチというと、「パシャ」や「バロンブルー」といった特徴的なケースデザインのコレクションを思い浮かべる方も多いかと思いますが、“ ロンド ” はカルティエの伝統的なデザインが取り入れられたクラシカルなモデルとなっております。
元は2006年に「ルイ カルティエ ラウンド」として誕生し、その後「ロンド ルイ カルティエ」と改められています。その数年後には、「ロンド ソロ ドゥ カルティエ」も発表されました。現在はいずれも生産終了となり、新たに「ロンド ドゥ カルティエ コレクション」が展開されています。
今回は、「ロンド ルイ カルティエ」と「ロンド ソロ ドゥ カルティエ」それぞれの特徴をご紹介させていただきます。
ロンド ルイ カルティエ
「ロンド ルイ カルティエ」は、18Kゴールドケースのみのハイクラスコレクションのひとつです。ベゼルにダイヤモンドが配された、ラグジュアリーな仕様も展開されていました。
こちらは、ケースやラグが丸みを帯びたフォルムのため、エレガントで柔らかい雰囲気です。また、リューズにはパール状の飾りが施され、素材や仕様によってサファイアやダイヤモンドがセットされています。
また、文字盤のローマインデックスに隠し文字にレイルウェイ分目盛と、カルティエの伝統的なデザインと、その内側にはアラビア数字も入っているところが特徴的。また、ブルースティール製のアップルハンド(ブレゲ針)がよりクラシカルな印象を高めているように感じます。
ベルトはストラップ仕様のみとなり、季節等に合わせて素材やカラーに変えて愉しむことも出来ます。
ロンド ソロ ドゥ カルティエ
ハイクラスなコレクションのロンド ルイ カルティエと比べ、価格を抑えた仕様として誕生したコレクションが「ロンド ソロ ドゥ カルティエ」です。
ロンド ルイ カルティエが18Kゴールドモデルのみでの展開だったのに対し、こちらはステンレスモデルや、18Kゴールドケースにステンレスの裏蓋が組み合わされたモデルがラインナップされていました。
ロンド ソロ ドゥ カルティエは、ケースやラグがフラットに仕上げられており、スマートな印象のモデルとなっています。また、リューズにはスピネルがセッティングされ、パール状の飾りが施されています 。
文字盤デザインは、ローマインデックスにレイルウェイ分目盛など基本的にはロンド ルイ カルティエと大きく変わりはありませんが、ブルースティール製の針の形状がソードハンド(剣型針) が採用されており、シンプルでシャープな仕様となっています。
また、ベルトはストラップ仕様とブレスレットタイプの2パターンありますので、お好みに合わせてお選びいただける点も実用的です。
まとめ
今回は “ ロンド ” から、生産終了となっている「ロンド ルイ カルティエ」と「ロンド ソロ ドゥ カルティエ」の2モデルをご紹介いたしました。それぞれクォーツ式と機械式などムーブメントのタイプもありますので、ご検討の際にはその点も要チェックです。
クラシカルでカルティエの伝統的なデザインがお好きな方にオススメのモデルとなっております。タンク ルイ カルティエやタンク ソロと言った「タンク」モデルもございますので、タイプの違いを実際に比べていただくのも良いかと思います。
また、現行モデルとの見比べてご自身のお好みを探ってみるのも、時計選びの楽しみのひとつです。ぜひおためしください!