美シルエット♡ブランパン ヴィルレ
2024-04-08 10:30
エバンスブログをご覧の皆さま、こんにちは。
ようやく春らしい陽気が定着してきた今日、いかがお過ごしでしょうか。
暖冬だったこの冬、桜の開花は早いのではと思っておりましたけれど…開花には真冬の強い寒さも必要なのだとか。開花した地点も急ピッチで咲き進む?!久しぶりに入学式の頃に咲く春となりそうですね。
新入学、新生活スタートをお迎えの皆さま、素晴らしい春の訪れにお祝い申し上げます。
輝かしく、限りない未来が広がることをお祈りいたしまして—
さて今回は!春のスタートを彩るに相応しい、美シルエット タイムピース「ブランパン ヴィイルレ」をピックアップ。世界最古の時計メーカーの紡ぎだした、伝統ある佇まいは必見。ブランパン王道の変わらないドレスウォッチをご紹介です。
ブランパン
1735年、創立。腕時計メーカーとしては最古の歴史をもつ、老舗ブランド ブランパン。時計職人ジャン=ジャック・ブランパンによって、自らの名を冠したメゾンをスイスのジュラ山脈ヴィルレに創業したことに始まります。静かで美しいヴィルレ、古くから時計産業が盛んなことでも有名です。ジュラ地方と言いますと、近隣にはラ・ショード・フォンやヌーシャルテルといった腕時計の聖地も位置するなど、時計ファンなら一度は足を運んでみたい場所なのではないでしょうか。
ブランパンといえば、一貫してクォーツ時計を作らない―、とする機械式時計製作への強い拘りを持ち続け “革新こそ伝統―”今なお続く、同社の精神を持ちます。
トゥールビヨンやムーンフェイズといった複雑機構を組み込んだ時計の製作を得意とし、世界初のダイバーズウォッチ「フィフティファゾムス」を世に送るなど、歴史に名を残す数々の偉業を残します。
20世紀以降、1970年代のクオーツショックの波もあり存続が困難に。一時休眠状態となるも、1983年ジャン・クロード・ビバーとフレデリック・ピゲの社長「ジャック・ピゲ」により買収されたのを転機に機械式時計の復興ともに見事に復活。1992年には時計の世界的ビッググループ、スウォッチグループの傘下となり、現在に至ります。
名品の数々
歴史深いブランパン。コレクションには、前途した世界初のダイバーズウォッチ フィフティファゾムス、派生のフィフティファゾムス バチスカーフをはじめ、パイロットウォッチ エアコマンド、美しく洗練されたコレクションシリーズ レディバード、そして今ご紹介するヴィルレ等、数々の名品があります。
スタンダードをベースにクロノグラフやムーンフェイズなどの多機能、複雑機構を搭載したもの、さらにはラグジュアリーテイストまで豊富にラインナップ。
個人的には、ブランパンのムーンフェイズの顔がなんとも強烈に印象的すぎて…。メーカーやモデルごと数あるムーンフェイズですが、 こうしてお顔だちをチェックするのも楽しいものデス。
ヴィルレ
発祥の地を冠した、クラシックなドレスウォッチコレクション「ヴィルレ」。このタイムピースを一言で申しますと、とにかくシンプルで端正なルックス、これに尽きます。
計算しつくされたデザイン構成、上質の素材感、圧倒的な存在力。多くの複雑機能がこのヴィルレに採用されており、ブランパンの絶対的な基盤であることが分かります。
今回ご紹介する「ヴィルレ」には、ムーンフェイズ機能はありません(笑)(ただ…ヴィルレコレクションにはムーンフェイズを装備するものもあります、今後入荷する事があるかもしれませんので、是非引き続きチェックなさってみてくださいね)。
ケース径33.8mmと、現代人向けにはどちらかと言いますと女性向きにも良いサイズ感?!ウルトラスリムともありまして、見た目も重量も重たくなりません。もちろん、小ぶりサイズがお好みの男性にも最良サイズ。パートナーと交互でお使いになるのもよさそうですね。
美しい美観
上品なシルバーダイアルです。下方向にレイアウトされているスモールセコンド(秒針)。一見、6時位置上に配置されているのかと思いきや、なんと5~6時の間に配されるという、オフセンター配置の珍しいコレクションです。正統派老舗ブランドなのにあえて少しはずしているところ!コアなファンを魅了します。
視認性の高いアップライトのローマ数字インデックス、立体感ある二重段差のあるベゼルは素材の美しい輝きを効果的に体現、メゾンの美意識の高さが伺えます。
今モデル、裏ブタがシースルーバックケースとなっており、オーナーはいつでもその美しい鼓動を鑑賞することができます。このシースルーバックケースもあえてずらした配置。見えないとこにも個性が強く光ります。どこまでも美シルエット♡
いかがでしたでしょうか。
知的で華やかさのある、シンプルなウォッチ、オーナーの表情も自然と豊かになります。これからの季節、上質な1本で、毎日の装いをお愉しみください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。