30・40・50代の皆様へお勧めのドレスウォッチ【ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー コレクション エクセレンス プラチナ】

ブログをご覧いただきまして誠に有難うございます。

最近はだいぶ暖かくなってまいりました。この先もお出掛けの機会も増えると思いますが、急なお出掛けで慌てないようにフォーマル用の腕時計をご検討なさってはいかがでしょうか。

本日ご案内させて頂くモデルは、ヴァシュロン・コンスタンタンの「パトリモニー コレクション エクセレンス プラチナ」です。

ヴァシュロン・コンスタンタン

「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、時計職人ジャン＝マルク・ヴァシュロン氏によって、1755年にスイス・ジュネーブで設立されました。設立以来270年以上にわたって経営が途絶えたことのない老舗メゾンとなっています。

3代目当主である孫のジャック＝バルテルミー・ヴァシュロン氏はメゾン拡大のため、積極的に行動を起こします。まず、商家に生まれたフランソワ・コンスタンタン氏をビジネスパートナーとして1819年に迎え入れ、市場の拡大に成功。社名の「ヴァシュロン＆コンスタンタン」はこのとき誕生しました。

更には、機械技師ジョージ=オギュスト・レショ氏を迎え入れて機械工具の開発にも力を入れます。品質を向上させるための製品が次々と開発されていく中、最も大きな発明は1839年に導入された「パンタグラフ」でした。

「パンタグラフ」とは、自動旋盤機を使ってパーツの規格を統一し、互換性をもたせることで時計の品質を高めるという工作機械であり、こちらの発明は時計業界に大きく貢献することになります。

その後、様々な複雑時計の開発を行って特許の取得や、ジュネーブ時計グランプリで幾つかのモデルが受賞する等の実績を残しながら、現在では「パテック フィリップ」・「オーデマ ピゲ」と並んで世界３大時計ブランドの一角を担う高級メゾンへと成長を遂げました。

現行コレクションのラインナップはシンプルなものから人気のスポーツモデルまでとバリエーションは豊富となっており、ご愛用者は老若男女問わず世界中に広がっています。

パトリモニー コレクション エクセレンス プラチナ

「パトリモニー コレクション エクセレンス プラチナ」は、 2006年にスタートした「コレクション エクセレンス プラチナ」という限定コレクションの仲間として2017年に加わったドレスウォッチです。

「パトリモニー」コレクションの定番をベースとし、ケースや文字盤、尾錠、アリゲーターストラップの縫糸までプラチナ950が採用されています。
※こちらの個体のストラップは純正品ですが、プラチナ950を使用した専用ストラップではございません。

「パトリモニー」とは2004年にスタートしたドレスウォッチで、1950年代の自社のスリムなケースから着想を得て現代的に解釈し直したコレクションです。高い完成度を求める為、あえて余分な装飾は取り除いたシンプルなデザインとなっています。

本日ご案内させて頂いているモデルは、その無駄の無い美しさとサンドブラスト仕上げのプラチナ製文字盤との組み合わせが大きな特徴です。　

針や文字盤インデックスは18金ホワイトゴールド製となっており、デザインに添うようにカーブを描いています。

パール状のミニッツトラックも18金ホワイトゴールド製で、それぞれとても丁寧な仕上げで細部までこだわりを感じます。

こちらのモデルのケースサイズは42ｍｍとなっており、一般的なドレスウォッチとしてはやや大きめでございますが、スリムな形状のため数字ほどでのサイズ感はございません。

ドレスウォッチは１つ押さえておきたいが、イエローゴールド系は避けたいという方には是非この機会にお試し頂きたい1本です。

その他、お勧めPT製ドレスウォッチ

まとめ

コレクション エクセレンス プラチナには、「トラディショナル」コレクションなども発表されていますが、いずれも数が少ないため中々見かけません。入荷の機会などがございましたらブログでご案内をさせて頂きます。