軽くて頑丈/パネライ サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルーアビッソ PAM01232
2023-01-30 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、パネライのプロフェッショナル ダイバーズウォッチ “ サブマーシブル コレクション ” から、2022年に発表された『サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルー アビッソ PAM01232』をご紹介いたします。
サブマーシブルのルーツ
かねてよりイタリア海軍に精密機器を納入していたパネライは、その後イタリア海軍からの依頼により軍事用のダイバーズウォッチを開発、定期的に納品するようになります。
そしてエジプト海軍の要請を受け、1956年に特殊潜水部隊用に製作されたモデルが「 エジツィアーノ 」です。軍事使用に耐えられる大型で堅牢なケースにドットマーカー付きの回転ベゼルや9時位置に配されたスモールセコンドを備えたこのモデルは、現在のサブマーシブルのルーツとなっています。
その他、エジツィアーノでは、パネライの特徴的なデザインとなっているリューズプロテクターが初めて採用されたモデルでもあります 。
パネライは長年にわたって軍事機密扱いとなっていましたが、1993年に民間向け時計製造を開始。サブマーシブルは1998年にルミノールコレクションモデルとして登場し、2019年にはルミノールから離れ、「サブマーシブル コレクション」としてパネライを代表する人気コレクションのひとつとなっています。
“ サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルーアビッソ ” の特徴
サブマーシブル コレクションでは、ケース径 47mmと42mmの2タイプでの展開となっていました。その中間サイズとして2022年に登場したモデルが『サブマーシブル クアランタクアトロ』。「クアランタクアトロ」は、イタリア語で「44」を意味し、その名の通りケース径44mmサイズがコレクションに新たに加わりました。
その中から、今回はケース素材にカーボテックを使用した『サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルーアビッソ PAM01232』のご紹介です。
イタリア語で “ 深海 ” を意味する「アビッソ」。その名が表すとおり、文字盤とラバーストラップはマットでダークトーンのブルーカラーとなっています。
パネライの独自素材 “ カーボテック ”
ケースとベゼルに使用されている、パネライで独自開発された素材が「カーボテック」です。見た目の特徴として、層のような美しい模様が目を引きます。
カーボテックは、カーボンファイバーをベースとする複合素材です。カーボンファイバーの薄いシートを高分子ポリマー PEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)と共に高圧圧縮することで、カーボテックのプレートが形成されるそうです。そして、このプレートから各パーツが製造される際に切断の仕方などによって断面の出方が変わるので、同じ模様の個体は無く、唯一無二という特別感があります。
また、この素材はチタンよりも軽量で、耐食性・耐傷性にも優れているので 、厚みのあるケースの見た目とは異なりとても軽やかな着け心地で、スポーツやアウトドアなどへも気軽に着けていける1本です。
リサイクル素材が使用されたストラップ
近年、パネライではサステナビリティに積極的に取り組んでおり、様々なリサイクル素材を採用したモデルが続々と登場しています。
こちらのモデルでは、リサイクル素材を使用したストラップを採用されており、 ラバーストラップでは30%のリサイクルラバーを使用。また、別途付属するファブリックストラップでは68%にリサイクルされたペットボトルが原料の素材が使用されています。
この他にも、リサイクルスティールを使用したモデルや、付属するボックスもFSCペーパーと使用済みリサイクル素材を使用した新しい仕様への切り替えも進められて おり、今後のパネライの取り組みにもより注目していきたいポイントです。
まとめ
軍用時計がルーツのパネライ。今回ご紹介した『サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルーアビッソ』も、頑丈なケースに逆回転防止ベゼル、ムーブメントは3日間(72時間)パワーリザーブで薄型の自社製キャリバーP.900を搭載されており、日常使いにも十分なスペックを持つ “ プロフェッショナル ダイバーズウォッチ ” です。
ラバーストラップ装着時には水や汗も気にせず着けられますし、休日などアクティブに過ごされるのがお好きな方には特にオススメです。
< パネライ サブマーシブル クアランタクアトロ カーボテック ブルーアビッソ PAM01232 (未使用品) の商品詳細はこちらから → https://evance.co.jp/products/detail/17994 >