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モデル解説:ロレックス デイトナ Ref.16520

2020-08-07 11:00

デイトナの歴史は、NASAの宇宙開発の幕開けとともに1961年に発表されたクロノグラフモデル「コスモグラフ」がベースとなっています。

“デイトナ”の名称は、1959年「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が、フロリダにオープン。それ以来、ロレックスはオフィシャルタイムピースを務めたことで関係か強まり、1963年、当時のクロノグラフモデル「コスモグラフ」に、”デイトナ”の名を冠したレース用モデル「コスモグラフ デイトナ」が誕生しました。

1988年までは、ヴァルジュー社製手巻きムーブメントを採用。1988年~2000年の間はゼニス社の自動巻ムーブメント「エル・プリメロ」をベースに製造されてきました。クロノグラフモデルにおいて他社製のムーブメントを採用してきたロレックスですが、ミレニアムイヤーである2000年にロレックス初の自社設計ムーブメント「キャリバー4130」を発表したことで、当時は大変話題となりました。

ロレックス デイトナ Ref.16520 の特徴

Ref.16520 は、「コスモグラフ・デイトナ」の第4世代。手巻きムーブメントから自動巻きムーブメントへ大きな転換点となった歴史的モデルです。

Ref.16520より防水性能が100mに変更され、風防はサファイアガラスを採用し、現デイトナに繋がるイメージが定着しました。1989年から11年間の生産を経て製造終了となりましたが、現在においても製品としての完成度は高く、実用的な性能を備えています。

デザインは現行品(Ref.116500LN)や、前モデル(Ref.116520)に近い外観で、古い印象はありません。ムーブメントにゼニス社製のムーブメントを採用している点が最大の特徴と言えます。

1990年代後半から徐々に人気が高まり、2000年の生産終了後も年々価格が上昇。特に生産個体数が少ない最終年品(P番)と 、最終前年品(A番) は、販売価格や買取査定額は年々上昇しています。また初期のモデルは、文字盤やベゼルの変更が多く、仕様によって大きく価格が異なる点も面白いところです。

ロレックス デイトナ Ref.16520のスペック

  • 素材:ステンレス
  • ケースサイズ:直径40mm
  • ムーブメント:自動巻き( Cal.4030 )
  • 防水:100m
  • 夜光:トリチウム→ルミノバ
  • 風防:サファイアガラス

ロレックス デイトナ Ref.16520の製造年

1989年(R番) ~ 2000年(P番) 【 生産終了】

ロレックス デイトナ Ref.16520のムーブメント

自動巻き-Cal.4030(ゼニス社製Cal.400ベース)


パワーリザーブ:約52時間
クロノメーター:〇
ハック機能:×
駆動タイプ:自動巻き
振動数:28,800振動/時

Ref.16520のムーブメントには、最高峰の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントと呼ばれる、ゼニス社の「エル・プリメロ」をベースに、ロレックスが改良を加えた自動巻きムーブメントCal.4030を搭載。エルプリメロ最大特徴であり、高精度を生み出すハイビート(36,000振動/時)仕様から、振動数をあえて落とすことで、耐久性を重視した設計に変更しています。

精度は大型化したテンプに、ロレックスが誇るマイクロステラナットを採用。クロノメーター認定の精度を保つ工夫がされています。

デイトナ(Ref.16520/116520)の商品一覧

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