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「幻のデイトナ “ポールニューマン” Ref.6263」 2015年6月2日

2015-06-02 20:33

(※本文中のリンクは、サイトリニューアルのためリンク切れになっていることがございます。予めご了承ください。)

みなさんこんにちは、銀座エバンスの稲田です。
初夏のやわらかな日ざしが若葉に降りそそぐ頃となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
日差しの強い日は、熱中症などに気を付けてお出掛け下さいね。

さて、本日はコレクター垂涎の超レアピース、
ロレックスのアンティークデイトナ、ポールニューマンの入荷速報をお伝え致します!!

Ref.6263

先日のプラチナアイスブルーの回でも少し触れましたが、デイトナは誕生から50周年を迎えました。
その中で、第1から第5世代までと分類され、本日ご紹介するデイトナは第3世代の
最終手巻き・プラスチックベゼルデイトナで、このRef.6263は歴代の手巻きデイトナの中で
一番人気を誇ります。

製造期間は1970年~1988年の18年間、ムーブメントは手巻きクロノグラフの傑作といわれている
バルジューCal.727を採用しています。
このキャリバーは第2世代のRef.6262に初めて搭載され、1988年の生産終了まで20年以上も
デイトナを支えた傑作です。

第1世代のCal.72B、バルジュー72系をベースに緩急針を取り除き、ロレックス独自の
マイクロステラスクリューを備えたチラネジテンプに換装したり、Cal.722-1に続き、
200以上の部品をロレックス独自に改良を加えCal.727を完成させました。
耐震装置としてキフ・ウルトラフレックス機構を搭載し、ひげぜんまいを耐磁性の高い合金製へ換装、
振動数を18,000から21,600振動へアップさせたため、テンプが小さくなっています。
そしてCal.4030、現行の4130と続きます。

このようにモデルチェンジをする度に、ムーブメント自身をも進化をさせ続けている、ロレックス社の
完璧を求める一貫した精神があるからこそ、世界で最も信頼ができるブランドとして今の地位に君臨
し続けることができるのだと、私は考えます。


今回ご紹介したポールニューマンは初期生産モデル、1972年製です。
初期生産だけにみられるDAYTONA表記なし文字盤、ほとんど経年変化のみられないシルバーの文字盤と針を含む夜光の状態、インデックスも非常にきれいです。
BOX・GRTも非常に状態がよく、更にメーカー純正内外装パーツ(ブレスレット4本、ベゼル、プラスチック風防など)が付属しています。
現在調査できる限りの情報ですが、日本では現時点で在庫はここ、エバンスにしかありません。
2014年4月のアンティコルムでは、なんと231,750USD(当時の為替で約2387万円)
で落札されています。
このポールニューマンというモデルは、大変な可能性を秘めている非常に稀少なレアピースなのです。

私は現行のデイトナが宝物なのでいつも身につけているのですが、このポールニューマンを実際腕に
乗せてみたら、震えました。
3mmも小さいのに、ここまでの存在感、迫力、素晴らしいです。
みなさま是非、この幻のデイトナを一度お手にとってご覧になってみてください。
ご興味のある方は私、稲田までご連絡くださいませ。
いつでもお待ちしております。

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