「実のあるハイテク:IWC ビックパイロット トップガン」 2013年6月14日
2013-06-14 07:18
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こんにちは、銀座エバンスの福永です。
本日はIWC不朽の名作、パイロットシリーズからビックパイロット トップガンをご紹介いたします。
Ref.IW501901
ビックパイロットは視認性はもちろんのこと、48mmという大きなケースに見合うIWCならではのムーブメントが搭載されています。
Cal.51111と呼ばれる自動巻ムーブメントは、巻き上げ効率に優れたペラトン自動巻き機構、高精度を実現するブレゲひげゼンマイなど実用性を根底に、7日間ものロングパワーリザーブを備えています。
素材にはセラミックとチタンを用いることで、大型ケースでありながら軽やかさと硬質な表情を備えた独自のスタイルを作り上げています。
昨今では時計の外装にセラミックを用いる事はさほど珍しくはなくなってきましたが、IWCにおいては1986年発表のダ・ヴィンチよりセラミックを採用し、また1980年には世界で初めてとなるチタンを用いたポルシェデザインの腕時計を発表しています。
最高の素材を適材適所に用いるIWCの時計作りにおいて、ハイテク素材を用いる意味は新たな需要のの喚起はもちろんの事、30年にも及ぶ研究開発で培ったノウハウを他社が追いつけない高みで実現し、市場を牽引していく事であるようにすら感じられます。
細やかな仕上げが施されたチタン製の大型のリューズは、ビックパイロットならではのキャラクターを与えています。
操作感も極めて良好に出来ており、引き出す際に少々抵抗を感じるものの、カレンダー、時刻設定と各々の調整段階が明確に固定され、大きなリューズで時計を操作する楽しさをしっかりと感じ取れます。
マークシリーズとして展開されるパイロットウォッチの源流として、過去の歴史を今に体現するビッグパイロット、ハイテク素材とクラシカルな意匠を見事に昇華した唯一無二のオススメのモデルです。