「モダンなブレゲ:マリーン 5817」2011年9月16日
2011-09-14 21:28
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こんにちは、福永です。
本日はブレゲのマリーン(USED)をご紹介いたします。
マリーンは、フランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)の制作に携わっていたブレゲの長い歴史の中にヒントを見いだし、優美なクラシックシリーズのスタイルに、モダンなテイストを加えたシリーズと言えます。
■型番Ref.5817
マリーンというモデル名が示す通り、海をイメージさせる意匠が随所に見られます。
文字盤に施されるブレゲの代名詞とも言えるギョウシェは、波の様なパターンで繊細に刻まれます。また、存在感の強く感じられるビッグデイトは、あえてインデックスと同心上に配する事で全体の調和を保っています。
美しいだけではなく堅牢なケース構造を持つマリーンは、ネジ込み式のリューズ、更にはリューズを保護する波形のリューズガードなど、ケースサイドにもその特徴が表れています。
グラスバック仕様の裏蓋からは、搭載される自動巻ムーブメントCal.517GGがご覧頂けます。
機械を覆い隠してしまうローターにも文字盤と同様のギョウシェを施す事で、マリーンならではの表情を作り上げています。
クラシカルな尾錠を模したバックルの造型は秀逸で、ベルトの先端を留めるステンレス製の遊革・固定革を含めて、他のブランドでは見られない拘りが感じられます。
尾錠同様にベルトを固定し、更にはそのままバックルとして機能する独自の設計となっています。
実際に着用すると、伝統的なブレゲのスタイルとボリュームあるケース、そしてラバーベルト快活さが腕元を若々しく演出してくれます。
歴史と伝統に裏付けられたスタイルを持ってこそのアクティブウォッチ、ブレゲならではの魅力をお楽しみ下さい。