「アンティーク ロレックス プリンス」2010年12月21日

こんにちは、福永です。
本日はロレックス・プリンスをご紹介いたします。
■型番　Ref.1862


数あるロレックスのアンティークモデルにおいても別格の存在であるプリンス。
この度、奇跡的とも言える美しいコンディションの個体が入荷して参りました。
製造から80年もの時を経たとは思えない美しいダイヤルのコンディションは特出したものがあり、手にする事に感動すら覚える、まさに時計界の至宝とも呼べる逸品でございます。
プリンスの発表は1929年まで遡り、アール・デコを基調にしたレクタンギュラーケース、同社創業から間もない時期にも関わらずクロノメーターを安定供給出来る技術力の高さを表すように配された独立秒針は当時の人々に驚きを与え、一方では医師が脈拍を測る際に独立秒針の利便性が重宝されたこともあり「ドクターウォッチ」とも呼ばれました。
嗜好品としての美しいスタイリング、機械としての卓越した技術力が融合したプリンスは、ロレックスの名を広め、その後の製品開発の礎を築いたモデルとして語りづかれています。

時代を感じさせる9金イエローゴールドの柔らかな輝き。

スリムでありながら、立体な造形を目を惹くケースフォルム。

快適な装着感をもたらす湾曲した裏蓋、それら全ての要素が現代でも十二分に通用する時計の完成形プリンス、ぜひ店頭でお手に取ってご覧下さいませ。

腕元で歴史を味わい、次代へ語り継ぐオーナーとなって下さい。

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