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女性の私が、ロレックスのミルガウスを3年使って分かった○と×

2020-05-13 11:30

こんにちは、銀座エバンスの稲田です。
今回の記事は、2015年から三年間、愛用していた116400GV、”ロレックス・ミルガウス グリーンガラスRef.116400GV”について、当時の感想を思い起こしながら、お伝えしたいと思います。

ロレックス・ミルガウス(Ref.116400GV)とは

ロレックスの”ミルガウス”とは、磁気に強いという特徴を持つ腕時計です。”ミル”はフランス語で「1000」を表し、”ガウス”とは磁束密度の単位のことで、「1000ガウスの磁気まで耐えることができますよ」という意味がロレックスによって名付けられたモデルです。

一般的な腕時計は50~100ガウスの磁気によって、影響を受けます。
100ガウスは約8000アンペア、1000ガウスは、約80,000アンペアです。例えば、ノートパソコンのスピーカー部分ですと、8000アンペアですが、スマートフォンのスピーカー部分となると、倍の16,000アンペアになり、タブレットなどのデバイスでは更に倍の32,000アンペアにもなります。そして、ハンドバックをガチッと留める強力なマグネットは70,000を超える程の磁力が生じます。

磁気を帯びると、自動巻きの心臓部分であるテンプを構成しているヒゲゼンマイ(上写真の青いうずまき状のものが”ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ”)がくっついて絡まってしまい、時間の大幅な進みや遅れ、クォーツであれば不動などの原因にもなります。腕時計の大敵であるこの”磁気”に耐えられる特別なケース設計のモデルがミルガウスなのです。
・・・詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓↓↓

ファーストミルガウス

Ref.116400は、1956年の最初のミルガウスに着想を得て、現代版にアレンジした文字盤と、トレードマークである”イナズマ針”を採用しています。(下写真がファーストミルガウスです)こちらは、ベゼルがプラスチックのモデルが最初期のもので、正確な情報がないので憶測ですが、一年位しか生産していないので大変稀少なモデルです。また、あまり知られていませんが、後にステンレスのポリッシュベゼルに変更となっています。

このファーストモデルRef.6541にオマージュを込めた新作がそのうち出るのでは!?という噂もあるくらい、再注目をされており、私自身も名作であると思います。ほんの数年間しか製造されなかった理由は、当時の市場では理解されなかったためですが、60年も前にもう既に開発・発表までしていたロレックス社はまさに、時代の先駆者だったのですね。


出典:ロレックス公式サイト

https://www.rolex.com/ja/watches/milgauss.html

ミルガウス購入の経緯

前回、デイトナのレビューでもお伝えしましたが、やはりまた116610LVとずいぶん悩み、サブマリーナはどうしてもベゼルの厚みが気になるので、最終的には回転ベゼルのないミルガウスを選びました。

ミルガウスは当時、クリアガラスも存在しましたが、116400GVは数あるモデルの中で唯一の”グリーンガラス”というところに、2007年に実際手にした瞬間に心を撃ち抜かれ、いつか手に入れたいモデルのひとつとなっていたのをよく覚えています。

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400GV

ミルガウスの使い心地

一番上の写真が、2015年当時の私の腕なんですが、ミルガウスはデイトナと同じ40mmですし、シンプルなポリッシュベゼルですので、私の腕からはみ出すことなく、フィットしてくれていました。そして、グリーンガラスにオレンジのイナズマ針で結構派手だと仰る方も未だにいらっしゃいますが、実際に着用してみると、黒いスーツの腕にはもちろんのこと、パンツスタイルの多い私の普段着にとてもマッチしてましたね。

グリーンガラスとマットな仕上げの黒文字盤のコントラストが抜群で使いやすく、ミルガウス購入当時、贅沢にもロレックスを二本持ちしていた頃ですが、もう一本のデイトナをクローゼットにしまい込んで、ミルガウスばかり愛用していました。ところが、手放すことを決めた理由が、次のチャプターに。

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400GV

ミルガウスのマイナスポイント

実は、特殊な耐磁ケース構造(下写真→裏蓋をはずした所。オイスターケースの裏蓋をはずすと更に特殊なインナーケースの裏蓋が内蔵されています。”B”と矢印の刻印は磁束密度の記号を示しており、この裏蓋の機能を表しています)は、どうしても重量が出てしまう、というのがなによりのマイナスポイントだと感じました。デイトナもそれなりに重いですが(フルコマで143グラム)ミルガウスは155グラム、例えばRef.114270で105グラムなのでエクスプローラーⅠと比べたら一般的な卵一個分くらいの重さの違いが出ます。腕に乗せると最初はそんなに重さは感じないのですが、長時間着けていると段々ずっしり、という感覚になって来て、何か作業をする時ははずしてしまっていました。

ただ、ロレックス唯一のカジュアル時計であることから、カジュアルな服装の多い私にはピッタリで、オンオフ問わず愛用していたのをこの記事を書いていて懐かしく思い出しました。

ミルガウスの耐磁インナーケース

まとめ

いかがでしたでしょうか。ロレックス・ミルガウスは、男性にはもちろん、女性の腕にもさほどはみ出すことなく着けられるため、まずはお試しいただきたいです。

この記事を見て気になられた方は是非、私までお声掛けくださいね。
みなさまのご来店、心よりお待ち申し上げております。

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