“ 冒険者”の名を冠する探検家用プロフェッショナル・ウォッチ「エクスプローラー」シリーズ。
エクスプローラーⅠの機能性と堅牢性を発展させ、1971年に誕生した「エクスプローラーⅡ」。洞窟内の探検家仕様として、昼夜を区別するための24時間針や24時間表示ベゼル、日付機能を備えることで、 エクスプローラーⅠと比べデザインが大きく異なっており、独自の進化を遂げています。
2世代目以降は、時針を単独で動かくすことが出来るようになり、GMTウォッチとして使用することも可能ととなりました。
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.216570の特徴
Ref.216570は、 「エクスプローラーⅡ」の第4世代。 第3世代から、およそ20年ぶりにモデルチェンジとなった現行モデルです。ムーブメントが変更したことで、旧モデルのデザインは踏襲しつつ、ケースサイズ42mmとなり大型化。よりスポーティな印象となっています。
エクスプローラーⅡが誕生した 1971年から40周年目にあたる2011年に、大幅なモデルチェンジした Ref.216570 。内外装の品質向上だけでなく、ケース径が40mmから42mmにサイズアップしています。
カラーバリエーションは、ブラック文字盤とホワイト文字盤の2タイプ。前モデル(Ref.16570)からは、ダイアルのインデックスが大きくなり、時針・分針を太くすることで視認性を向上。また24時間針をオレンジカラーの矢印型にすることで、1971年に誕生したオリジナルモデルを彷彿とさせます。
固定された24時間表示のベゼルと、それに連携して使用するオレンジカラーの24時間針が特徴的のエクスプローラーⅡ。洞窟や極地のような昼夜が区別できないような状況での使用が想定されていますが、GMTマスターⅡと同様の機能となっていますので、第2時間帯を表示するGMTウォッチとしても使用できます。
Ref.216570では、ほかのスポーツモデルにない特徴がいくつか見られます。ホワイト文字盤では、針やインデックスの縁が黒く、透明感のある白い文字盤とのコントラストが強まり視認性を向上しています。
一方、ブラック文字盤では針の根元部分を黒くすることで、針の先端が浮いて見えるデザインになっており、ロレックスの中でも個性的な印象のシリーズと言えます。
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.216570のスペック
- 素材:ステンレス
- ケースサイズ:直径42mm
- ムーブメント:自動巻き( Cal.3187 )
- 防水性能:100m
- 夜光素材:クロマライト
- 風防素材:サファイアガラス
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.216570の製造年
2011年(G番)~
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.216570のムーブメント
前モデル(Ref.16570)のCal.3186に代わり搭載された「Cal.3187」。前モデルから引き続き耐久性に優れる高性能のパラクロム製ひげゼンマイを採用することに加え、Cal.3187では耐震装置が変更されています。
従来の耐震バネから耐衝撃性を50%も向上させる独自開発の「パラフレックス・ショックアブソーバー」を採用。 パラクロム製ヒゲゼンマイとパラフレックス・ショックアブソーバーを搭載したエクスプローラー Ⅱは過酷な環境下においても高い精度と堅牢性を誇ります。