【速報】2025年ロレックス新作情報/今年の廃番モデルは?
2025-04-01 16:00
エバンスの大貫です。
本日、2025年4月1日(火)にロレックスの2025年新作モデルが発表されました。発表前のロレックス公式サイトでは、ティザービジュアルのみでしたが、実際はどうだったのか?
- 1 2025年発表の新作ロレックス
- 1.1 2025年新作① 新コレクション「ランドドゥエラー」
- 1.2 2025年新作② GMTマスターⅡ 左リューズ WGモデル
- 1.3 2025年新作③ ゴールド製デイトナ 新ダイアル
- 1.4 2025年新作④ プロフェッショナルウォッチのエクスクルーシブダイアル
- 1.5 2025年新作⑤ デイトジャスト31 「レッドオンブレ」ダイアル
- 1.6 2025年新作 ⑥ パーペチュアル 1908 YG ブレス仕様
- 1.7 2025年新作⑦ オイスターパーペチュアルの新ダイアルとマイナーチェンジ
- 1.8 2025年新作⑧ ディープシーチャレンジ
- 1.9 2025年新作⑨ デイデイト36新ダイアル「オリーブグリーン」
- 2 今回生産終了となるロレックスは?
- 3 まとめ
2025年発表の新作ロレックス
早速2025年の新作を確認したいと思います。前情報では新作の噂は少なく、何がディスコンになるのかという情報が多かったように思います。
2025年新作① 新コレクション「ランドドゥエラー」

まずロレックスのホームページで、最初に表示されるのが 新コレクション「ランドドゥエラー」。40mmと36mmの2サイズで、それぞれホワイトロレゾール(ステンレス&WGベゼル)、エバーローズゴールド、プラチナの3素材で展開。全てシースルーバック仕様となっています。

公式サイトでは、36mmは女性向けの様な雰囲気ですが、男女関係なく付けられそうです。

ハニカムパターンの文字盤も特徴的で、秒針のカウンターウェイトのデザインも統一されています。6と9の夜光付きのアラビア数字も含め、よりもスポーティな印象ですね。
また 7年の開発期間で新たに誕生した新ムーブメントは、シースルーバックから見ることが出来ます。

“ダイナパルス エスケープメント”と呼ばれる革新的な脱進機を持つ「キャリバー 7135」。画期的構造で、非常に軽量で磁場の影響をほとんど受けず、従来のエスケープメントよりも大幅にエネルギー効率が良いとのこと。
それでも巻き上げ効率の高そうなゴールド製ローターなど、美観も素晴らしく今後のスタンダード・ムーブメントになるかもしれません。
毎時36,000振動(5hz)の高精度ムーブメントですが、パワーリザーブは66時間と近年のムーブメントとしては平均的。機構的にオメガのコーアクシャルムーブメントの様なので、詳細なメリットはこれから情報が出てくると思います。
デザインは過去のオイスタークォーツをオマージュしている様で、ブレスレット一体型の直線的なデザインが特徴。

2025年新作② GMTマスターⅡ 左リューズ WGモデル

2022年に発表された左リューズ仕様のGMTマスターⅡ「126720VTNR」。そのホワイトゴールド仕様の新作です。
ブレスは、オイスターブレスレットのみの展開で、文字盤にはロレックス初となるセラミック製の「セラクロムダイアル」を採用しています。

画像ではマットな印象ですが、実際はどのような雰囲気になるか楽しみです。

2025年新作③ ゴールド製デイトナ 新ダイアル
過去に展開されていたメテオライトダイアル、チョコレートダイアル、ブライトブルーダイアルが復活、またこれまでになかった「ブライトグリーン」ダイアるが追加されました。
メテオライトダイアルは、オイスターフレックス仕様の各ゴールドモデルに採用。

チョコレートダイアルは、エバーローズゴールドのブレス仕様とオイスターフレックス仕様の2モデル。

ブライトブルーダイアルは、ホワイトゴールドのブレス仕様で展開されています。

またイエローゴールドのブレス仕様(Ref.126508)には「ブライトグリーンダイアル」が追加されました。

また、デイトナでは、下記の“エクスクルーシブダイアル”といった特徴的な文字盤も誕生しましたので、デイトナの、特にゴールドモデルのバリエーションが充実してきました。
2025年新作④ プロフェッショナルウォッチのエクスクルーシブダイアル
今回エクスクルーシブダイルとして3つの文字盤が発表されています。

デイトナでは、ターコイズブルーラッカーダイアルを備えた126518LN。イエローゴールドとのコントラストが映えるカラーです。ターコイズの天然石ではなく、ターコイズカラーとなります。

GMTマスターのゴールドモデルでは、本物の天然石「タイガーアイ」を使用した新作がでました。エバーローズゴールド(126715CHNR)とイエローゴールド(126718GRNR)での採用されています。

また、スカイドゥエラーでは、イエローゴールドモデルに「 ブライトグリーンダイアル 」が追加。明るいグリーンの文字盤は人気が出そうです。

2025年新作⑤ デイトジャスト31 「レッドオンブレ」ダイアル

デイトジャスト31のダイヤモンドベゼルのゴールドモデルに新色「レッドオンブレ」が追加。赤のグラデーションが美しい文字盤です。イエローゴールド、ホワイトゴールド、ローズゴールドで展開されます。

2025年新作 ⑥ パーペチュアル 1908 YG ブレス仕様

2023年に発表された「パーペチュアル 1908」のブレスレット・バージョン。ドレッシーな7連ブレスが新鮮です。白文字盤だけでなく、黒文字盤でもブレス仕様があります。

2025年新作⑦ オイスターパーペチュアルの新ダイアルとマイナーチェンジ
サイズによって展開が異なりますが、 新色として「ラベンダー」、「ベージュ」、「ピスタチオ」が追加されます。

メーカーの情報によると
オイスター パーペチュアル 28にはラベンダーダイアルが、オイスター パーペチュアル 36にはベージュダイアルが登場します。ピスタチオダイアルを備えたオイスター パーペチュアル 41はバランスが見直され、新しくなったデザインのケースとスリムになったオイスタークラスプを装備しています。
このコレクションに加わった柔らかな色合いの新しいダイアルカラーと、オイスター パーペチュアル 41の流れるような輪郭は、どなたの手元にも合わせられる、シンプルで信頼できる堅牢な時計というオイスター本来のコンセプトを再確認します。この時計の多彩なダイアルバリエーションは、新たな可能性を生み出し続けます。
また、上記の説明では、オイスターパーペチュアル41ではデザインが新しく、クラスプがスリムになったとのこと。マイナーチェンジとなっているようで、これまでの型番「Ref.124300」はラインナップから消え、新たに「Ref.134300」となっています。
2025年新作⑧ ディープシーチャレンジ
2022年11月に発表されたディープシーチャレンジ「126067」。型番の変更は無く、文字盤のマイナーチェンジとなっています。

2025年新作⑨ デイデイト36新ダイアル「オリーブグリーン」

デイデイト36にも「オリーブリーン」が追加されました。これまでデイデイト40のみの展開でしたが、エバーローズゴールド製のデイデイト36にも採用。ホワイトゴールでは展開がありません。
今回生産終了となるロレックスは?
2025年の新作モデルが発表されたことで、気になるのがディスコンモデル。今回は新ダイアルの追加やマイナーチェンジがあり、生産終了モデルは少ない印象。
ディスコン① セレブレーションモチーフ・ダイアル
少し前から噂がありました。2020年に発表された 「セレブレーションモチーフ・ダイアル 」が生産終了。もともと市場相場は高かったものの、インパクトのあるダイアルデザインのため、普段使いには難しいのかもしれません。
あまり生産個数は多くなかったと思いますので、後々の相場がどうなるか楽しみです。

ディスコン② フローラルモチーフ・ダイアル
2022年発表の「フローラルモチーフ・ダイアル」が生産終了。僅か3年程でディスコンとなってしまいました。
印象的なフラワーモチーフは手間がかかる仕様でしたので、コスト面も影響している可能性もあります。

ディスコン③ オイスターパーペチュアル41「124300」
オイスターパーペチュアル41 がマーナ―チェンジしたことで、124300が生産終了しました。ただデザイン上は、ほとんど変化は見られませんので、あまり相場に影響はないと思います。

まとめ
今回は、ランドドゥエラーが大きなインパクトだったものの、全体としてはダイアルのバリエーションの追加という内容ですね。昨年も同じような感じでしたので、来年がさらに楽しみになってきました。
来年には何が出るのか。予想している時が一番楽しいかもしれません。