今年こそ上級ウォッチで輝きたい!!レベルソ・フローラル・ティアレ
2024-01-15 10:30
エバンスブログをご覧の皆さま、こんにちは。
1月も中旬となりました。銀座の街も松の内のにぎわいが過ぎ、いつもの街並みが戻ってまいりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
1年間の中で一番寒い時期ですね。通勤で自転車に乗る私にとりましては、この時期、手袋は絶対的マストアイテムです。それなのに･･･、何故か片方だけ無くしてしまった日が(泣)。仕方ないので残っている片手は腕時計をする左手に。職業病でしょうか、腕時計は守ろう、みたいな…。
寒い一日を乗り越え、落ち着いて探してみれば、ポトリと定位置の下に。案外、灯台下暗し的なところにあるもので…。もう無くすまい（落とすまい？）、と、心に誓い。
本格的な冬はこれからです、どうぞご自愛ください。
さて、今回は！ステキな花柄エングレービングが美しい、「ジャガー・ルクルトのレベルソ フローラル・ティアレ」をピックアップ。技術系ブランドの手掛ける本格派機械式腕時計に、優雅な佇まいを掛け合わせた、ワンランク上のレディスウォッチ。（手袋を無くしてもひっくり返して守れます!!）ん?!
今年を彩る１本に是非オススメしたいウォッチのご紹介です。
ジャガー・ルクルト
創立180年余。この長きにわたる歴史において、今でこそ腕時計としては一般的となる、リューズ巻き式時計「リューズ」の発明をはじめ、時計産業の発展に数々の功績、特許を残してきた、スイスの由緒正しい時計メーカー「ジャガー・ルクルト」。
ムーブメントのパーツ製作から生産、組み上げまで、全行程を一貫して自社で手掛ける、マニファクチュールのグランドメゾンです。
1833年の創業以来、絶え間なくその創造性と独創性に磨きをかけ、時計史に数々の偉業を残してきました。その絶大な信頼は、世界3大ブランドである、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン コンスタンタンをはじめと、カルティエやＩＷＣといった名だたる名門ブランドにもムーブメントの供給をしていた実績を持ちます。
象徴的なコレクションには、反転するケースの「レベルソ」、クラシックに洗練された「マスター」、女性からの絶大な信頼を寄せる「ランデヴー」など、現代の機械式腕時計界をけん引する名だたる名品が多数。マニュファクチュールの高き誇りは、伝統と最新のテクノロジーで多くのファンを魅了します。
レベルソ
反転ケースをひっくり返して収納、表裏の顔を有するインパクト大の独創的なモデル「レベルソ」。裏の顔はどんな顔？時計屋です、ついつい先に「裏」の顔を愉しみにしている自分が…(笑）
メンズ、レディスともに展開のある、このシリーズは表裏で別の顔を持ちます。プレーンなもの、表裏面で連動した多機能をもつダイアル、ダイアル色違い…、1つの時計でまったく違った印象のフェイスを愉しめてしまうのだからワクワクしますよね。
1931年に製造されたアールデコの象徴とも称されるレベルソは、まさに生きる伝説。
ラテン語で「回転する」という意味をもつ「レベルソ」、1930年代のはじめ、インド駐在中のイギリス人将校から「ポロ競技者の激しい動きに耐えうる腕時計を作って欲しい」という要望から誕生しました。創造的な熱気に包まれたアールデコ全盛期、アイディアに満ち溢れていたパリでの発想の源とするレベルソは、単なるカバー付きの腕時計ではなく、裏ダイアルに好みのエングレービングをオーダー可能にした自分だけのレベルソにカスタマイズすることが出来るように製作されています。
その後も極めて美しい複雑機構を内蔵するなど、驚異的な作品を次々と舞台に登場させてゆきます。この素晴らしい製造技術は90年以上経つ今も変わらず輝き続けています。
レベルソ・フローラル・ティアレ
上下に64個ものダイヤモンドをセットする「レベルソ・フローラル」。ラグジュアリーコレクションには、花をモチーフとした前途の「ティアレ」、蝶をモチーフとした「メリベ」、葉をモチーフとする「フォイユ」が展開します。
時計に咲いた宝石の花 ―。まぁ、なんと美しい☆。
花のミューズのように、ティアレの花がレベルソ・フローラルに咲きました。南の島で最も美しい花、ティアレです。
この「レベルソ・フローラル・ティアレ」に施されるエングレービングは、デザイナー、エングレーバー、石止め職人の三者による協力で製作されています。
トレーシングペーパーに3つに花をデッサン、丸みをつける前の平たいケースを想定した図の上でモチーフの位置決めし、それぞれの花に宝石を一粒ずつ止め…。1つの時計には厳選された104個ものダイヤモンドが用いられているため、プロフェッショナルを極めた一つずつの工程はどんな些細なミスも許されません。
職人たちの高度な技術は、この時計につつましく控えめな美しさと優雅さを生みだします。
リミテッドではないものの、生産年数が短くカタログ等の資料は僅少、また気の遠くなるような緻密な工程の手作業につき生産本数も少なかったと想定されますので、大変希少なコレクションと言えるでしょう。
本品は自身でも多数の名品を所有するステキなステキなオーナーからのご委託品。外装仕上げ、上質な社外の濃紺ベルトに交換済み、電池交換も行い、とても良いコンディションでご提供いただいております。本コレクションの交換ベルトも純正のブルーストラップ（ほぼ未使用）とベージュストラップ（着用跡有）と明るめのカラーが揃っていてバリエーションも豊富。これから迎える春色コーデのワンポイントになさってみてください。
いかがでしたでしょうか。
エバンス女性スタッフの中にもジャガー・ルクルトのレベルソ愛用者がいるほど（腕時計にも目利きの旦那様からの贈り物であったのだとか♡）今、本格機械式腕時計派の女性から圧倒的な支持を獲得するジャガー・ルクルト。
デイリーに、カジュアルに、そして特別なシーンに…。多様化する現代のニーズにはぴったりの「レベルソ・フローラル・ティアレ」。ご自身へのご褒美に、大切な方への贈り物にと最適な逸品。
是非、この機会をお見逃しなく。
今回もご覧いただきありがとうございました。