スイス製高級時計から選ぶ世界時計 ルイ・ヴィトン 『エスカル オトマティック タイムゾーン 日本限定』
2024-01-16 11:00
ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
2024年は、世界的イベントである夏季オリンピックが開催されます。今回の開催地はパリとなっていますね。前回の開催地は東京だった為、時差を気にする必要は無かったのですが、パリとはマイナス8時間の時差ということで、競技時間によっては直接の応援が難しい時間帯もありそうです。
夏季オリンピック時のパリは、おそらくサマータイム(日の出時間が早い時期に針を1時間進めて日中の時間を有効に使うシステム )実施中ですので、実際の時差はマイナス7時間となります。例えばパリが20時の場合、東京は翌日の午前3時ですね。
このように、日をまたいだりすると時刻の確認に混乱しそうですが、その際に一目でパリと東京の時刻が分かる便利な腕時計があれば非常に助かります。そこで本日は、ルイ・ヴィトンの 「エスカル オトマティック タイムゾーン 日本限定」のご案内です。
ルイ・ヴィトン
「ルイ・ヴィトン」とは、1854年に創設者「ルイ・ヴィトン」によって、フランスに設立された高級ファッションブランドですね。現在では、巨大ファッショングループであるLVMHの中核を担っています。
以前から腕時計の製造は行われていましたが、シリーズ化は2002年に登場した「タンブール」です。タンブールとは、フランス語で太鼓(ドラム)を意味し、その太鼓をイメージしたミドルケースが大きな特徴となっています。
1540年頃の携帯時計(ドラムクロック)に由来しているそうですが、旅行用トランクで大成功を収めた、『旅』をルーツとするルイ・ヴィトンらしいコンセプトですね。
その後、トゥールビヨンなどの複雑時計を始め様々なモデルを発表し、タンブールシリーズはルイ・ヴィトンの腕時計の代名詞となっています。
エスカル オトマティック タイムゾーン 日本限定
本日ご案内している「エスカル タイムゾーン日本限定」は、2018年に追加されたモデルとなります。
24の都市名が文字盤に配置されており、ひと目で第2時間帯を確認出来ます。
その確認方法ですが、三角の時針と細長い分針はそのままホームタイムを表し、都市名の真下にある24時間リングの数字で外国の時刻を表します。
白い数字は日中の時間、反対の暗い数字は夜間を示しますので、上画像の場合、東京は午後10時過ぎパリは午後2時過ぎということになりますね。
各都市の設定もシンプルで、リューズを一段引き出してからリューズを回すだけなので、かなり実用的ではないでしょうか。
フランス語で、寄港地という意味を持つ「エスカル」の誕生は2014年です。トランクをモチーフにしたというカラフルでユニークなデザインが特徴的となっていますね。
本日ご案内している日本限定は、赤や黄、オレンジの暖色系のカラーが多めとなっていますが、エスカルシリーズらしいモデルです。
世界時計の中でも、オリジナリティ溢れた1本をお探しの方に大変お勧めです。
ケースバックには、ロゴを大きくレイアウトしたサファイアガラス製の裏蓋など、こちらもルイヴィトンらしいデザインです。
ローターには、時計製造工房『ラ・ファブリク・デュ・タン・ルイ・ヴィトン』 の文字が見えます。
※エスカルシリーズが発表された2014年は、 待望の時計製造工房『ラ・ファブリク・デュ・タン・ルイ・ヴィトン』が完成した年でもありますね。
その他の世界時計
スイスの高級時計メーカー「パテックフィリップ」の「ワールドタイム」です。
こちらも、エスカルタイムゾーンと同様に、各都市の時刻のがひと目で確認出来るスタイルです。
10時側のプッシュボタンを押すだけで、各都市への設定が可能となっております。1930年代から始まった、世界時計開発の進化の結晶ですね。王道のワールドタイムをお探しの方にお勧めです。
スイスの老舗時計メーカー「ジャガールクルト」の「マスターブラックジオグラフィーク」です。
10時側のリューズを操作して、5~7時窓内に任意の都市を設定するスタイルです。
6時側に配置されている第2時間帯表示を始め、パワーリザーブやポインターデイトなど、様々な機能が備わっていますので、機械好きの方には是非お勧めしたいモデルですね。
まとめ
いかがでしょうか。外国の時刻を確認出来る方法は幾つかございますが、世界の各都市とその時間がひと目で確認出来る世界時計は大変便利だと思います。デザインの好みは分かれるかもしれませんが、常に海外を行き来する方には大変重宝される機能となりますのでビジネス用にもお勧めです。機会がございましたら、他のモデルもご案内させていただきます。